燻製で一杯

ずずーんと、気鬱になっていました。
私という人間は、体はあまり頑健ではないのですが、精神のほうは打たれ強いというか(運動部出身ですから)意外と頑丈だったのです。だったのですが、昨年からいろいろありまして、すっかり蚤の心臓に。ちょっと前なら落ち込むと言ってもたかが知れていたのが、今や日本海溝の底めざして一気に沈降していってしまう。我ながら速く、深いのですよ(笑)。今回の気鬱では、今まで経験したことのない「みぞおちの動悸」まで始まりました。みーさまを聴いても車ですっ飛ばしても消えない。
言えない言葉が胸に溜まると、みぞおちの動悸がすることがあるそうです。きっとこれを読んでいるどなたにも、大なり小なり同じことがあると思います。言えばいいんだけど、言えるくらいならそんなところまで追い込まれないんだよねー。
去年に比べたらだいぶマシにはなっているのですが、植物相手のこと以外には、何も作れない、していないのは相変わらず。植物は私が作っているわけじゃなくて、彼らが芽を出したり育ったりしているわけですからね。種まいてるのは私だけどさ。私が芽を出すわけじゃないからねー。
今日はもう限界ですこし吐き出し、動悸もすこし減りました。ふーー。
ガーデンの美しい花で、皆さまも瞬間、癒されてくださいまし。
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これは何だったか、なぜここにあるのか、去年もあったのか、まったく記憶にない白いアヤメ、もしくはシャガ? わかりません
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我が家では「おそろしい雑草ベスト5」に入る春咲きシュウメイギク。こんなに可憐な花なのですが、地面の下でこいつがやっていることのすさまじさは筆舌に尽くしがたいです。
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ゲラニューム。かわいいのですが、花がつきにくい品種らしく、株のわりに花はぽつぽつです。
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『奇跡のリンゴ』という本を読んだ後だからか、特別に感慨深いリンゴの実。この本はリンゴの完全無農薬・無肥料栽培を成功させた人のことが書かれているのですが、我が家のリンゴも無農薬ではありますね、無肥料ではない、花にやっている肥料をリンゴも吸っていると思うので。大きくなるかどうかわかりませんが、かわいいです。
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釣りがご趣味のお客さんから、釣ったばかりのイワナ&ヤマメをいただきました
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一緒に燻製を作るキットもいただいちゃったので、午後から早速燻製作り。昔、店内で使っていた薪ストーブが畑の隅にあるので、そこで薪を燃やして熾にしてやりました
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待っている間に私は屋根の水まき。先日まいた種が発芽しきっていないので、しばらく水切れは避けなければなりません。上がってみるとビオラやパンジーの株がものすごく大きいことに気づきました。今までこんな風になったことはありません。気候条件がよかったことと、あと、魚から作った肥料をやったのがよかったのか。
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できあがった燻製。初めてにしてはそこそこの出来栄えではないでしょうか。味は・・・、ひじょうに美味しかった・・・。気鬱が飛ぶくらい(笑)。
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先日お客さんが持って来てくれて飲んだワイン。瓶がすごく立派で、なにやら捨てがたい。
どうもこう、アップダウンが激しいなぁ。自覚はしてるのですが、どうにもならないときもあり。
ではまたです