読んだ本の感想など・・・
『悲劇週間』 矢作俊彦
いやいやいや、びっくりしました。
私の中の「矢作俊彦」観が一変しました。
重い小説でした。
力作であり労作です。
この作家が内懐に持っている言葉の海の深さを垣間見ました。
饒舌を一切排してこれだけ語れる力量に畏怖します。
この作品については多くの人が実に細かな評を出してます。私には正直荷が重い。
あまりに畏れ多く、これ以上なにも書けません。
矢作俊彦、おそるべし。
『スズキさんの休息と遍歴』以降の作品を、ぜひ読んでみたいと思いました。
★★★☆☆ 星3つです
読む価値は大なれど、読者を選びまする。
日: 2006年3月4日
スノードロップ開花間近
庭の中でも比較的日当たりのいい場所にある花壇の中で、スノードロップがいつのまにか地面すれすれに蕾をつけていました。明日あたり、暖かくなれば開きそうです。
久々にテツの横顔など。
あいかわらずハンサム。もうちょっと太ってほしいがのぅ。
午前中、まだ日のあたらない小屋から、日当たりの玄関前につれて来ると、こてんと寝てしまうウメ。この犬のマイペースぶりには、いつもいつも多くを学びまする。
今朝はマイナス10度以下まで下がった軽井沢。まだまだ春は遠いですが、確実に動き出しているものもあり。すくわれます。