捨てる話

なんだそうですね、次回の「夜会」。ネコと女と夫が出てくるらしいですよ。ネコ・・・・・・! ネコがみゆきさんだったら、ウインターガーデンの再来? とか思うけど(すいません観てないのに)、そこは違うらしい。

お前は橋の下で拾ってきたんだよ、と、私も小さいころ親に言われてぎゃーぎゃー泣いた記憶がある。なぜ親たちはそういうことを子どもに言うんだろうね? 言われました? うちの親がデリカシーなさすぎなのかな。

『捨子物語』 という小説があって、高橋和巳のデビュー作なのですが、ちょっと思い出しました。
高橋は大阪の出身ですが、その頃(昭和6年生まれ)のその地域には、捨子の風習があったんだとか。
生まれた子を、捨てに行く。もちろんだれかに頼んであって、すぐに拾ってもらう。そうするとその子は元気に育つんだとか。高橋もそうされたらしかったです(あぁちょっと記憶があやふやだけど、確かそうだった)。元気に育つための風習なのに、自分はその「捨てられた」という悲哀から逃れることができない、というような小説だったかな。

(補記)
高橋和巳の捨子物語では、主人公の捨子について、「本来女に生まれるべきであった者が形は男として生まれるであろう」という魔術師の予言を受け、子を捨てる、というところでいったんこのエピソードは終わってしまい、拾う行為まで書かれていなかったかも、確認はしていませんが・・・。
(補記終わり)

ここにインタビューが載っていました、よかったらどうぞ
インタビュー

で、India Goose は、やはりヒマラヤを越えるインドガンのことでしたね。
で、夜会で歌われるのか~、楽しみですね。
ふと、もう来月の話なのだと思い出して、慌ててホテル予約しました。

今日は先日の染液をまた煮立たせて、下地処理をした木綿布と、シャツ1枚、それに先日どうだんで染めたけどいまひとつ色が乗らなかったのを2枚、煮染めして放冷中。明日媒染予定。
いがはまだ落ちる量が少ないので、台風後にゆっくり。風でだいぶ落ちるかな。
今週末は3連休になるのに、台風のせいで天気は悪そうです。ではまた