久しぶりに山を下りる

母親を送って高崎に行ってきました。久々の下界はとんでもなく暑かったです。
送り届けてから、すぐ近くに入院している知人の顔を見にちょこっと病院へ。ほんとにちょこっとだったけど、お元気そうで安心しました。
それからこっちに戻ってきて、追分宿の中にある旧油屋旅館、現在は改装されてギャラリーのような? 多目的スペース? のようなものに変貌を遂げた場所に行ってみました。まだまだ進化中のそこで、ちょいとイベントを打ってみようかと・・・。まだ決定はしてないけど、やるかもしれません。
ちょうど今日は陶器の人が出展していて、いろいろ見てたらパンダの器がかわいくてかわいくて、とてもこいつを置いては帰れないじゃないか状態になってしまい、買いました。

スーパーに寄って、珍しく喫茶店に寄りました。
そしたら後から来たお客さんとカイラスやらヒマラヤやらの話になりまして・・・。ちょうど昨日、カイラス行きのときの話(ヒマラヤの中で自分行方不明)を書いたばかりだったので、不思議な気分でした。
その話の中で1個訂正が(って、誰に書いてるんだ)。
カイラス山、チベット語でカン・リンポチェ。「リンポチェってリンガのことだよね」と聞かれて、うっかり「そうですね」と答えてしまったんですけど、えらい間違いで。リンポチェは活仏を指す言葉で、カンは山、活仏の山、つまり聖山と、こういうことにあいなります。チベット仏教においては、カイラス山はリンガ信仰とは無関係だと思います。
カイラス山は同時にヒンズー教徒からも信仰の対象になっていますので、こちらはもしかしたらリンガ信仰と関係があるのかな、ただよく聞くのは「シバ神の玉座」という言葉ですので、違うような気がする・・・。ヒンズー教徒から見たカイラス山には詳しくないので、あくまで「気がする」だけですが。

腰椎から股関節、膝あたりまでじわじわとよくない部分が広がりつつある今日この頃。ヒマラヤもチベットもいささか遠のいたなと思うのですが、やっぱり話が出ると「うーむ、また行ってみたい」と思ってしまいますね。
20歳の頃、そりゃもう真剣に、自転車でカイラスに行こうと思ってました。自分に使える手段は自転車くらいしかないと思い込んでいました。実際には徒歩とトラックのヒッチでたどり着いたわけですが。
あの時出会ったたくさんの人々は、みんな元気かな。

明日も晴れる予報。藍の2番刈りをやるか、服の撮影をやるか、それとも生地の入れ替え(カディ・更紗は店に戻して、すこし厚手の生地を出してみようかと)をやるか。ではまた