おまじないのazodyl、到着

香港から荷物到着

保冷バッグに入ってかわいかった

azodyl  という薬(サプリメント?)

ウメは手術前の段階ですでに急性腎不全を発症していました、数値で見るかぎり(ただし尿検査はしていませんので、正確かどうかはわかりません)。その後なぜか腎不全に対するフォローなしで子宮蓄膿症の手術が行われ、さらにフォローのないまま退院となってしまい、その後どんどん具合が悪くなり、手術一週間後に検査したときには、BUNが172という数値に跳ね上がっていました。クレアチニンも4.5、リンも18.5とかなりの高い値に。48時間静脈点滴を試みましたが数値はまったく下がらず、ウメの状態は悪化の一途をたどっていましたので、このまま病院に置いておいたら今夜ひとりでひっそりと死んでしまうと思い、連れ帰りました。これが2月16日のことでした。
その後何も食べないまま数日。
6日目にすこし食べ始めましたが、嘔吐、下痢、食欲廃絶などをくり返し、少しいいかと思うとすぐに悪くなることが続きました。

日本では、腎不全の犬猫には活性炭の薬が出されることが多いようです。ウメがかかった獣医はまったくそのことを言っていなかったなぁ、なんでだろう? 活性炭は腸内にある毒素を吸着して排出するのを助けるために服用します。人間の薬と一緒です。でも、いろいろブログなど見てみると、のませるのが大変らしいし、ほとんど食べないウメにはこれは無理じゃないかと思いました。個人で手に入れるのも難しそうだったし。
欧米では、活性炭よりも別の薬が使われることが多いらしいです。それがこのAZODYLという薬。正体は生菌とのこと。だから要冷蔵。保冷パック入りで来るわけです。
腎臓の機能が落ちて、老廃物を除去することが難しくなり、本来外に出るべきものがいつまでも体内を駆け巡ることが、腎不全という状態です。血液の中が老廃物だらけになるので、心臓などにも負担が重くかかる。だから人間の場合は透析をするわけですね。犬に透析は無理だし(もちろんできますけどね・・・)、そこまでして延命することは私は望まない。だけど、ウメが気持ちが悪くてものが食べられないのは何とかしてやりたい。
ということで、AZODYLの個人輸入に踏み切ってみました。
国内には入ってきていません。たぶん製薬会社と獣医の陰謀でしょう(笑)。
アメリカでは買えます。アメリカのアマゾンならネットで注文することもできるようです。こっちのほうが安いかも、よく調べていません。
私は近いほうが色んな意味でいいかと思い、香港の会社に注文しました。月曜日に注文確定して、その日のうちに発送してくれ、48時間以内の本日、無事に届きました。ひんやりしてました。

実は月曜日は午前中すごく具合が悪く、えいやっと注文したのですが、その後回復してきたので、今回はキャンセルしようかなと思ったのですが、いや、また具合が悪くなることもあるんだから、とにかく手元に持っておこうとそのまま発送してもらいました。
結局あまり使わずにすんだね、となればそれがいちばんいいのだしね。
今夜からさっそくのませてみようと思います。さてどうやって与えるかが問題だな・・・。

ウメさま本日はご機嫌もよく、少しずつ食べられるものが増えてきたし、今日もいっとき2階に上がってきました。あいかわらず散歩の帰りは「もう疲れた歩けない」モードになってしまいますが・・・。あと、1日のほとんどの時間は死んだように寝ています。
薬がどうだったかなど、また折に触れて書こうと思います。
ウメの治療に関しては、輸液をするつもりはなく、ほかの薬を与える予定も今のところありません。もう12歳なので、穏やかに過ごしてほしいなと思っているだけなのです。この薬は、尿毒症を抑える効果が期待できるらしく、それなら試してみようかなと。

あ。
3ボトル、送料等すべて含めて、160USドルでした。
高い???
動物病院に払う金額に比べたら・・・・・・w

今日はもうひとつ、うれしいものが届きました。
みーさんからの誕生日カード!
私が今月誕生日を迎えるので、会員にはくださるらしいですわ。


添い寝担当の布団に寝てみている昨夜のウメです

ではまた