そろそろキノコの季節ですが

少し前から、キノコ採りにこのあたりを徘徊する人たちを見かけるようになりました。
今年も秋だね~~~。

なんて言っている場合ですか。
少なくとも何らかの検査結果が出るまではやめたほうが・・・。いやそんな検査結果は信用できんな、ていうかガイガーカウンターキノコに当ててみたらどうだろうか。

かく言う私も、軽井沢高濃度汚染問題については、ほんの3日ほど前までまったく知らなかった情弱ぶりでして。
もちろん拡散してきた放射性物質が長野県にも到達していることは知っていましたし、すぐ近くの群馬県西部で野菜から高濃度の放射性物質が検出されて出荷停止になったのも知っていましたから、軽井沢に「何も起きなかった」とは思ってはいなかったけど、「たいしたことはないだろう」と思ってました。
とんでもなかった。
3/15の例の福島第一の2号機爆発で、大量の放射性物質が撒き散らされたわけですが、群馬ルートという風の流れによっていったん東京方面に行った放射性物質を大量に含んだ雲が、群馬県境を越えて軽井沢で県内に入り、このあたりから降雨によって地面に降り注ぎ、最終的に長野市あたりまで到達した、のだそうです。そのようなわけで、軽井沢の汚染は長野県内で最も酷い。碓氷峠近辺の汚染が酷い。
データの信憑性という点ではよくわかりませんが、追分でも高い数値が出ています。9月上旬に、です。

コンクリートジャングルならば、雨によってある程度流されていく、薄まっていく可能性があるのかもしれませんが、軽井沢のようなドがつく僻地はその大半が未舗装の土地で、落ち葉や草やそういう土がちな部分に放射性物質は残留するらしい。除染する方法もないし、あったとしても不可能? 表土を削り取るとか一部地域ではやっているけれど、それで完全に除去できるなんて、誰も思っていないでしょ?

実際のところ、どの程度の濃度ならダメで、どの程度ならオーケーなのか、よくわかりません。
よくわかりませんが、軽井沢が首都圏と比べて放射能汚染が低いかと聞かれたら、今の私はノーと答えるしかなさそうです。首都圏のある特定のエリアは軽井沢よりも汚染がひどい。しかし首都圏の大半のエリアよりも軽井沢のほうが汚染がひどい。どうやらこういうことのようです。
ただその汚染の程度が人体にどうであるかは、私は書けません。正直わからないからです。

一応、軽井沢町が発表している値からは、事故前の安全基準であった年間1ミリシーベルトという被爆量を超えることはなさそうです。
ただし、個人が計測した値で、これを超えるものもネット上に発表されています。このへんの線引きは実に難しいですね。数歩離れただけで値が違うというのですから。また、町の計測は地面から1m。地表近くではもっと高い数値が出るというのは、テレビでもよくやってましたよね。

自分もしっかり被爆していたんだね・・・・・・。おどろいた。

別に皆さんを怖がらせようと思っているわけではありません。興味をもたれた方は、ちょっとぐぐってみると出る出るほんとに驚くような情報の山がネットに築かれています。どうぞそちらをご参照ください。信頼に足る情報かどうかも、ご自身でご判断ください。私にはわかりません。

でも、キノコはとりあえずやめたほうがいいと思うんだ・・・・・・。

避けようのないことはたくさんあるし、逃げろったって逃げられないことも多いし、野菜食わないわけにもいかないけど、山のキノコはとりあえず今年は採らないこと、簡単だよね。特にこのへんだよ、長野群馬県境は高濃度に汚染されてるからやめたほうがいいと思うよ、ど素人の意見だけど。行政も呼びかけたらどうなんだと思うのだが、どうなの、ウチはテレビ映らないからわからないんだけど、ノー天気に「今年もマツタケの季節になりましたねー♪」とかやってんのかな。

ではまた