荷物到着


今朝、無事に到着。合計7箱、総重量130キロ。開けてみたら布、布、布・・・・・・。誰が縫うのか考えたら下痢が再発してしまいましたw


正真正銘の手織り布。北タイの小さな村で、おばあちゃんたちが織ってくれました。若い人はもう、織りの現場にはいないことが多いですね。もちろん例外はありますよ、観光的な、少数民族風の模様の織りの工場には、けっこう若い人もいたりします。


全部、村の周辺や畑にある素材で染めてくれました。糸の段階で。
上になっているのは比較的太い糸を横糸に。下になっているのはタテヨコ同じ太さの糸を使って。
彼女たちなりに、いろんな工夫をしてくれています。


藍染めの布と、下は何だっけな、あまり染まらなかったのでオフホワイトにも見える生地。
この村には、藍立ての技術はなく(と、推測します)、生葉の藍で染めたら色が薄かった、薄いのはよろしくなかろうと、ほんのちょーっと、ほんのちょーっと、ケミを足したんだって。彼女たちなりに、ほんとに、いろんなこと考えながらやってくれているんだなぁ。

まだこの村を去って10日になるかならないかなのに、もう17mも次の分を織ったのだそうです。取りに行くのは年末か年明けになると言ってあるのですが、何にも優先してウチの仕事をやってくれるのはうれしい限り。おそらく、どこよりもいい手間賃になっている自信はあります。文化だなんだ言ったってね、土地の人たちは別に、文化のために手織りや草木染をしているわけじゃないんですよね。
他の仕事とくらべて遜色なければ、あるいは他の仕事よりも割がよければ、みんなこの仕事に戻るはず。ウチも頑張って、この村の人たちに仕事を出し続けたいなぁと思う今日この頃です。


フキノトウ、出てました。とにもかくにも、厳寒期はもう過ぎた。


畑のムギの列。食べるために植えているのではなく、緑肥にするためのものです。雪もほとんど消えました。
畑の隅をちょっと耕してエンドウをまいてみました。この地方では「雪割り」と呼ぶそうです。初めて買ったソラマメは、室内でポットまき。

が、明日はまた雪の予報です。めまぐるしいね、この時期は。ではまた~

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