昨年、大豊作ですっごく美味しくて、ダメダメだらけの暮らしの中で唯一の救いとも言えたスモモ、彩の姫。今年も順調に開花し、結実しているようです。去年のほうが「すべての花が実になるのか、オマエは!」度は高かったですが、それでもかなりの結実率。
で、その小さなピカピカ光る実にくっついた花びらを取り除いてやっていたら、げっ、毛虫をつまんでしまいましたよ・・・・・・。何度もだ。まだ小さな小さな、長さ1センチくらいのものですけどね。
葉っぱの裏にもいるし、実にくっついてるのもいる。
木酢液に唐辛子とニンニクを漬け込んだ強烈液があるので(自作)、それを薄めて噴霧してみましたが、嫌がらないばかりかなんかヨロコんでるんじゃないかと・・・・・・。スモモの虫はほっとくに限るんですかね。農家だったら既に何回目かの農薬を散布しているんだろうな、この時期。
午前中はウメの狂犬病注射。しばらく会わない町内の人にばったり会ったりして。
午後はガーデン部分の草取りや、なんとなくの畑見回り。
あ、ちょっとアンティークものの洗濯。
あまりの暑さと予報では今日から雨だったのに晴れわたっているので、夫が屋根に水撒き。
夕方、図書館に行くと、今月いっぱいはシステムの調整で貸し出し停止だそうで。買い物して帰宅。
そんなこんなで、一日は過ぎていってしまうのでした。
明日も晴れて暖かくなりそうです。ではまた
月: 2009年5月
畑しごと
倒れていた間にも、畑では着々と成長が・・・、と思ったら何も成長していない。うーん、やはり寒さが響いたのか・・・。
先週買ったナスとピーマンとししとうの苗を畑に植え付け。
本葉が2枚になった韓国かぼちゃマッチャンを畑に植え付け。1株は母親の花壇に植え付け(笑)。
かぼちゃを母親花壇に植え付け。
マンズナルという名前のいんげんを2株分畑に植え付け。
ナス・ピーの列にビニールトンネルかけ。
植えつけたものに、木酢と酢の1000倍液をかん水。
きゅうりにアブラムシがたかっていたので捕殺。
小さな畝1つ作ってにんじん、コカブ、コマツナの種まき。
ほうれんそう終わったのを始末してうね作り。鶏糞入れた。
古い枝豆やとうもろこしの種を種まき箱に一気にまいてトンネルに入れる。
ざっとこんなような作業を、一日だらだらとやっておりました。
あー疲れた。
風邪は治りかけです。まだ咳が出ます、しつこいですねー。
皆さんもお気をつけてー。
ではまた
すっかりご無沙汰を・・・
いたしました。
全快まではいきませんが、大分こっちの世界に戻ってきました。
新型インフルエンザではもちろんなかったのですが、それより手強かったかも・・・。単に私の抵抗力が低下していて、ひどかっただけかもしれませんが。
寝込みはじめた頃はまだコシアブラの最後のあたりで(このへんの季節性みたいなもの、軽井沢に住んでいる人にしかわからないでしょうがw)、林もスカスカしていたのですが、1週間の間に一気に芽吹きが進み、もう林の中に入ってもどれがコシアブラだかタラノキだかわからないほどです。芽吹きの最後に重い腰をあげるドングリさんも、薄緑の葉を広げ始めました。
それでもまだ氷点下になる朝もあり、畑の苗があっちこっち移動していたのは、トラのブログを読んでいらっしゃる方には既知のことですね。そうかと思うと今日などは23度にまで上がるし、まったく、今年は振り回されっぱなしです。まぁ、ずーっと、じとーっと、低温が続くよりは百倍マシですが。
風薫る5月、ですな。
ヤマザクラの若葉がつやつやと美しいのです。
ツツジの花が咲き始め、庭は一気に賑やかに。その後ろにはフジがこれも開花をはじめ、その横で赤い色を見せているのは四国モミジです。
屋根の上。今年もビオラ類が元気に咲いています。苗屋さんでもらったマリーゴールドをここに植えました。そのほかに、ジニアらしきものが咲いていますが、下からだとはっきりわかりません。今度私が登って確認してきます。
コメントいただいていた皆さま、ありがとうございました。
新型インフルエンザもこれから広がっていくでしょう、皆様もどうぞお気をつけて。
ではまた
風邪です
タチの悪い風邪を引いてしまいました。
メタボロです。
薬もなかなか効きません。
この時期に風邪なんて・・・・・・。
ではまたです
いつか花咲く~春も来る~♪
昨日は重たい内容で失礼しました。実はあの本を読み終わってあれを書いたのは、連休真っ只中のことでして、さすがに黄金週間にこの内容は・・・、と思って保留にしていたのでした。たまに本格的苦悩系純文学を読むと、学生時代が思い出されてしまうのであります。
さて。
今日は数日振りに晴れて気温もぐんぐん上がり、24度までいきました。すごい。
朝すこし早く起きて、夏野菜の植え付け。きゅうり、ナス、ピーマン、中玉トマト、ミニトマト、全部で10株。いつもの年より少ないです。まだナスとピーマン類はもうちょっと買い足すつもり。きゅうりも多分。
種から育苗していたキャベツ、レタス、チマサンチュ(初)も植え付け。植えつけるには小さかったのですが、もう畑で十分生育すると思って。
とうもろこし、オクラ(吸水済み)、水菜の種まき。
本日の畑作業はこんな感じでした。
あ、ウドが畑の隅に出ていたので、バークをかけて意地悪しておきました。ウドは庭のあちこちに勝手に出てきます。これも新芽は香りが強くておいしいですよね。そろそろフキも食べなきゃなぁ。
去年初めて咲いたリンゴ、今年も咲きそうです。
すごく不思議なんですが、この木、大きく分けて2またなんですけど、その片方の枝にしか蕾がついていないのです。つまり、根っこから上に上がっていって、最初の分岐点で右へ行くか左へ行くかで、花がつくかつかないかが決まってるんです。こんなことってあるんだねぇ。別に、蕾がつかないほうが北側だとか、何かの影になっているわけではないんですよ、むしろそっちが南側なんです。うーん・・・・・・?
今年も咲かないなぁ、プルーン。まったく、日当たりだってそんなに悪くないし、いったい何が気に入らないんだよ。花芽の一つも付けやしない。もう、全部他の品種に高接ぎしちまうぞ、こらぁ!
と、ブツブツ言いながら高接ぎしたのが効いたのかもしれません。
なんとなんとなんと! 11年目の今年、はじめてプルーンに花が咲きました。
なんとまぁ目立たない、控えめな花なんだろうね。
去年はあまり剪定もせず、びょんびょん伸ばしてしまったのですが、それがよかったのかな。それとも日照がよくなって翌々年、ってことなのかな。
ともかくうれしい。自分にもいつか花咲く春も・・・・・・、来るでせうか。
クローズアップしすぎでした・・・。でももう撮り直せない。なぜなら嫁入ってしまった・・・・・・。
このへたうまなアニマルが、かわいくてしょうがないです。ほんとにインドの人のセンスには恐れ入る。
今日は午前中畑仕事、午後は思いがけず何組もの入国者を迎え、忙しい一日でした。
明日も晴れて暑くなる予報になっています。ではまた
ちょっと贅沢
予報がはずれて、今日も雨。仮住まい中のシジュウカラも困っている様子。
朝は止んでいたので、今日こそ植え付けをしようと苗を外に出していたら降ってきた・・・・・・。
そんなわけで、ウメの散歩は間に合ったけど、その後は外仕事はできず。前から気になっていた台所の棚に、目隠しをつけました。
下げる布を探してうろうろしていたら、今年私がタイで買ったシルクのストールがぴったり、ということがわかり、かなり贅沢なんですけど、それにしました。木綿でも何でもいいのですが、たまたまサイズが・・・。
今年は家の中のいろいろなものを整理して、すっきりしようと決めています。うん、決めているのですが、実際には何も進みません。
何しろ、我が家は店をやっているので、その商品群も家の中に侵入してきています。備品類も。これらとの共存がやっかいで。あ゛ー、すっきりしたい。
とにかく今年は、壊れたパソコンやモニターの類とは絶対におさらばします。
読んだ本
『決壊』 平野啓一郎
上下二巻、長い小説です。正統派純文学系。
ある日突然、理由なき悪意によって惨殺される男と、その家族の物語。主人公は男の兄。警察とマスコミによって犯人と決め付けられ、長い拘留の果てに処分保留で釈放されますが、その間に父が自殺、母が精神を病み、自身もまた壊れていく・・・・・・。まったく救いのない物語で、最後も悲劇的な結末で終わります。
犯人探しのミステリーではないので、先の展開は読めるのですが、であるがゆえに、ページをめくるのが怖い。知りたくない、この先を読みたくない。そんな風に思う本を読んだのは、一体いつ以来だろう。
怖いというのは、殺し方が残虐である、次に誰が殺されるのだろう、というような怖さではなくて、読み進めて知ってしまったら、安穏と生きていくことがたとえ短期間だろうとできなくなる、というような、本能的な恐怖と言ったらいいでしょうか。
家族が殺されることによって、残された家族がそれぞれのやり方で壊れていくわけですが、しかし何よりもじわりと怖ろしいのは、実はその「決壊」の芽というものは、既にして各々が自身の内奥に潜め、あるいは飼い育てているのではないか、という事実です。何かがポンとスタートボタンを押すことによって、人はこのように壊れていく。その芽は、誰もが持っていて、今にもうずきだそうとしているかもしれない。
主人公の弟は、明らかな悪意によって殺されるわけですが、その父を、兄を殺し、母を精神的に殺すのは、特定の人間の明らかな悪意、ではありません。
善意によっても人は死ぬ。
人と人は永久に相容れることはない。
お前の生には意味などない。
そのようなことを、断片的に突きつけられる小説でした。
何かのきっかけである日突然壊れ、坂道を転げ落ちるように破滅への道を突き進む人間を、執拗に書いたのが高橋和巳でした。堕ちて行く人間を描きながら、彼の目はどこを、何を見ていたんだろう。
そんなことも思いました。
などということを考えられたのは読後24時間が過ぎてからで、それまでは文字通り「放心」状態でした。
すごいものを読んでしまった・・・。
他の人が読んでどんな風に考えるのか、知りたい小説です。
☆は・・・・・・、つけるのもおこがましい。今回は枠外。
明日こそ晴れる予報になっています。ではまた
やれやれ、雨です
軽井沢は今日も一日雨でした。気温も上がらず、11度ほど。きのうは10度。野菜の苗が育ちません。そろそろ止んでもらいたいですが、明日も午前中は降りそうな予報でした。
連休もほぼ終わり、なんとなく一つの山を越えた感じ。今年は山という山ではありませんでしたが、それでも気分的には(笑)。この連休に向けて店の準備も最終段階に入るので、今は店のほうはほぼ、お客さんが来られるまでは放っておいてもいい感じになっています。
さてそうなると、ホームページの作業やら、今年あちこちで購入した布の整理やら、新しいデザインやら、前から考えているだけで溜まっていく様々な作業を、何とかしなければなりません。
今日は手始めに、レンテンの布を取り出してみました。これ、一度完全に水を通してみたいな。
レンテンの布については、リンコル公式ブログに書きました。
それから、ずーーーーーっと放置していた旅行記の続きを、エキサイトブログにアップしましたので、お暇なときにでもどうぞ。今回はベトナム国境に近い中国雲南省の金平という町の、定期市についての報告です。
夕方、買い物に行き、水菜の種を買ってきました。最近ちょっと気に入ってます。オクラの種も水に漬けてますので、そろそろ止んでもらいたい、気温も平年並みに戻ってほしいですね。
ではまた
一日雨でした
連休最終日の今日は、朝から雨。いっとき明るくなった時間もあったのですが、結局は降り止むことなく夕方まで。
こんな日はさすがにお客さんもなく、かわりに友人とごく親しい方のご来訪をうけました。ちょうど採り頃の裏庭コシアブラをお持ち帰りいただけてよかった。こういうのは旬の一時期にちょこっと食べられればいいものなので、我が家ではすでにやる気を失いつつありました(笑)。
友人とは苗情報の交換など。うーん、田舎の主婦の会話ですね。わざわざ取り寄せて買ったサカタの韓国かぼちゃマッチャンの種を2粒贈呈。我が家では3株育苗中です。1袋に8粒しか入ってないのですー、友人は気に入ればたぶん種どりしてくれるだろう(期待)。
パッと見、インディアンみたいな気もしますが・・・。
きのうご予約いただいたカンタ。たぶん去っていくのだろうと思います。ということで記念に1枚。
読んだ本
『ティッシュペーパー・ボーイ』 有吉玉青
激しいものは何もない、ただ淡々と、何となくあったかい、ほのぼのとした短編小説集。重厚な読み応えのある小説も好きですが、こういう性格のものも好き。☆4つ もうこんな注釈は著者には迷惑かもしれませんが、有吉佐和子氏のご息女です。
毎度えらそうに☆なぞつけて評価しておりますが、基本的には、考えて書き出して書き終えた、ただそれだけでもう、尊敬しながら読んでいるのでございます。
明日はお天気回復しそうです。ではまた
コシアブラ、そろそろか
割と日当たりのいい場所にある、庭のコシアブラがこんな感じ。そろそろでしょうか・・・。
すぐ裏の森を歩いていたら、こんな植物を見つけました。なんだろう・・・。
これは我が家にあるトリカブト。上と似てます?
トリカブトは毒のある植物ですが、自生してくるんですよ・・・。同じく毒のあるレイジンソウも自生、今年あたりはなんだか増えているような気がする。
これも森の中で見つけた、フデリンドウとコシアブラの赤ちゃん。
左がフデリンドウです。右は高さ10センチにも満たないコシアブラ。こんなのの芽を取らないでね。
我が家のキジカクシ。野生アスパラが別名だとか。確かにそんな感じ、食べられるのかな?
こちらも森の中。
ころころとした糞は、シカですね。
生々しいですが、こちらも何かの動物の糞。
シカのよりずっと大きい。
じゃ、カモシカ・・・・・・?
ちょっと待て。
このあたりにシカはいないはず。
とすると小さい糞はカモシカだな。
てことは、デカいのは誰の?
もしかして、もしかして、
あのお方・・・・・・?
などという疑問を抱えつつも、静かに暮れていく共和国でございます。軽井沢は夜になって小雨が降り始めました。明日は曇りの予報です。ではまた
本日もあたたかく
午前中は晴れたので気温もそこそこ上がりました。20度越え。午後は曇りましたが。
初夏の日差しに誘われて、ヤオ族コスプレなどしてみました。この格好のときにお客さんが来なくて残念。追分宿まで見せびらかしに行こうかと思ってしまった・・・。行かないけどね、行きは下りだけど帰りは・・・。
シジュウカラたちのアート作品。何だこの、びろびろ垂れ下がるコケは!
当然、下のデッキはコケだらけ、これを拾って巣の中に入れないのはなぜなんだ。
去年の巣。掃除してない。何しろ去年は・・・・・・。
今年の巣は、こことは微妙にずらして作っています。
曇っててナンですが、リンコル共和国の様子。シダレザクラ、モミジ、ハナモモの三点セットが美しい。畑のマルチもいかにも は・た・け! って感じですね。
そんなことは全部どうでもいいよ、あたしはつまんないよ・・・・・・。
今日5月3日は憲法記念日、そして、毎年のことであれですが、作家・高橋和巳の命日です。
そういえば去年の今日は、裏庭のコシアブラをハンターにやられて怒ってた(笑)。とすると、今年は去年よりもコシアブラに関しては遅いってことになりますね。不思議だわ。
高橋和巳、もし生きていれば80歳近い。この時代を生きている高橋は想像の埒外ですが。高橋たか子氏(和巳の未亡人)はご健在で、今も執筆活動を続けていらっしゃる。女は強いなぁ。
読んだ本
『スノウ・グッピー』 五條瑛
前作よりはずっとよかった。よかったのだけど、今度はね・・・・・・。
ひとことで言うならば、しつらえが大きい割には最後がこれですか・・・・・・。という感じでした。スパイならこんな間抜けなことばかりしないだろ、という個所も散見されましたが、それはまぁいいとして。最後まで読んで、ちょっと肩透かしという感じかな。☆3つと半分。
明日の軽井沢は曇りの予報。気温は19度と、そこそこになりそうです。ではまた