サパからの布

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ベトナム北部の町、サパから持ち帰った布です。
これはザオ族(タイや中国ではヤオ族、また、ザオの中でも紅帽ザオと呼ばれる人びと)の手刺繍布。本来はジャケットの後ろ裾部分に用いられるものです。
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この部分です、おわかりでしょうか・・・?
この布を買った人にお願いして、後姿を撮らせてもらいました。とてもかわいい若い女性でした。
この後、私は彼女のこのズボンを脱がせて購入するのです・・・。
と言ってもですね、彼女もさすがは商売人、ちゃーんと下にもう一枚はいていて、これは「見せる」ために着ていたようなんです。でもすごく手の細かい、いい刺繍でした。
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これはモン族の刺繍、上着の後ろ衿です。古いものから切り取って、このように売られています。
モンと言っても様々ですが、これは黒モン族と呼ばれる人びとのもの。彼らに聞くと、「モン・サパ!」と答えが返ってくるのですが、さてこれはどういう意味なんでしょうね。サパのモン族?
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この人たち。黒モン族(モン・サパ)。
手にしているのは、おそらく麻の繊維かと思われます。繕い物をするために、繊維を取り出しているのだって。この時期はみなさんこの作業をしていました。不思議と黒モンの人たちだけですが。
これらの布は、ベトナムから物を送るのにいささか不安があったのと、自分で担げる範囲だったので、サパからディエンビエンフーを経て国境を越えてラオスへ入り、そこからラオスを横断してメコンを渡ってチェンコン、チェンライ、チェンマイと旅をしてきました。重かった・・・・・・(笑)
サパで購入したものは、この数倍ありまして、衣服はいま洗いをかけている状態なので、写真はまた後日。ジャケットやズボンなど手に入れてきました。
今日は日曜日ですが、全国そうであるように、ここ軽井沢も強風が吹き荒れております。気温はさほど低くはありませんが、それは私が思うには、であって、下界からの方にはひじょうに寒いと思います。
こんなに寒いのに、ヤマザクラのつぼみがずいぶん膨らんで、そろそろ咲きそうです。今年はほんとに早いなぁ・・・・・・。山菜はそうでもないみたいなんですけどね。タラの芽などはもうちょっと、という感じ(でもゲッターの人びとは容赦なく根こそぎ収穫していきますが)。
ではまた

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