警戒警報

夜10時すこし前に、今日初めてパソコンを立ち上げてみたら、ブログのカウンターが1500を越えている。嫌な予感がします。非常にやばい予感。
壊れるかもしれないです・・・。
先月も、考えてみれば今ごろでした。
そう、あれは、電撃中国入国&出国の直後。放置状態にあった「軽井沢日記」のカウンターが異常な数を記録するようになり、それが数日続いた後で、ぱったりと、データベースが逝きました。帰国してよくよく調べたら、壊れてました。壊れたのか、壊されたのか、私には判断つきませんが。
うーん・・・・・・。
また壊れたら直さなきゃならないので、どうか無事にすみますように。直すの、大変なんですよ、ほんとに(笑)
今日の軽井沢はうす曇。花粉は盛大に飛んでいた模様です。3号店の内装工事がまだ終わらず、本格的な開店にはもう数日はかかりそうな状態です。自宅では恒例の品出し準備に追われています。いろいろ忙しい春でございます。
ですからデータベース壊さないでください(笑)
明日は雨になる予報です。
ではまた

偏愛的・・・

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ラオス・ヤオ族の布
3月にラオス北部を旅した時に、とある町の市場で求めたヤオ族の布。
写真はパンツに仕立てられているものの一部分。
この汚れ具合といい、へたり加減といい、手縫いの糸目の不ぞろいさ加減といい。
もう、たまらずにノックアウト。
売り手は英語もタイ語も話さない人で、手帳に数字をお互い書きあって何とか売ってもらえました。
これはもちろん自分用(笑)であります。ちょっと古すぎるし、縫い目も怪しいので。ミシンで縫い直したりするのはもったいないなぁと思います。
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タイ・モン族の布
チェンマイで求めたモン族のスカート。
実はちょっと怪しいと思ってます。モン、かなぁ・・・。みんな何を聞いても「モン」だから・・・。
まぁともかく、古いものです。藍のろうけつ染めの布と、刺繍とを組み合わせて仕立ててあります。何にも模様の無い地布こそに惹かれたのですが。
この状態で売ってもいるし、分解してロールにして売ってもいます(数は少ない、手間がかかりますから)。地布だけ売ってほしいんだけど、見かけません。
ながら仕事で2本ほどきました。プリーツスカートなので、さすがにこのままでは、着られないと思いますので。何か別のものに仕立てようかなと思ってますが、さて、いつになったらミシンに近づくのやら・・・(ただ今縫製作業場はストック置き場と化しており、まずそれを片付けないと)。
このところ、今まであまり食指が動かなかった山岳少数民族系にはまりつつあります。今までは、もっと地味なもの、単なる織物の方に目が向いていて・・・。タイでもラオスでも、いわゆる平地に暮らす民の布を主に見て歩いていました。インドはまたまったく違うアプローチの仕方をしているので、ここでは横に置いといて。
数年前に中国の苗族の刺繍を偶然バンコクで見る機会があり、それ以来そちら系も気になるようになり、前回の滞在時に初めて訪れたラオス最北部の風景にも心惹かれ、極めつけはあちこちで見かける古い藍布の美しさ。美しいと言っても、新品の美しさではなく、よれよれのぼろぼろの美しさに、すっかりやられてしまいました。
中国の南部からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムのそれぞれ北部にかけての一帯を、布を探して旅してみたくなりました。
昨夜からの雨が降り止まない軽井沢。夕方にはあられも降りました。
ではまた

畑おこし

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遅い遅い畑起こしです。草がだいぶ生えていたので一苦労でした。
昨日、母花壇に侵入する野芝と戦ったら、本日は戦力外・・・。バスには乗れるがスコップは握れない?(笑) いや、そのうち何とかなるでしょう。
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人間だけで遊んで~! もう、つまんない!
ウメよ、人間は遊んでいるわけではありません。
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本日のアンズの蕾。開花はまだまだ、ずーっと先になりそうです。
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フジのさや。
今ごろになって、パチパチとえらい勢いで弾けては種を飛ばしています。もちろん、花が咲いたのは去年の春ですよ。
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うす紫でツヤがあってビロードのような肌触り。
これが自然に出来るんだから、なんて不思議なんでしょうか。
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没関係さん、コメントありがとうございます。幸せのおすそ分け、って、まぁ、味わえないのに何だよ、という感じもしますが、我が家でいちばん遅いエリアの蕗の薹です。ここは毎年夏に草刈をしてしまうので、小さいものしか出ないんです。もう開いて、中には蕾がいっぱいでした。
軽井沢も夕方から雨になりました。夜半には強く降るらしいです。起こしたばかりの畑には、えーと、あまりよくないかな。少しならいいんですけどね、あまり強いと、せっかく根を浮かせた雑草が生き返ってしまいそうです。
明日の朝起きたら銀世界、ってことにならなきゃいいのですが。
ではまた

風に乗って

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青空に翻る5色の旗、タルチョー。
青は天、白は風、赤は火、緑は水、黄は地を表します。
チベット文化圏ではどこででも目にする、祈りの旗です。
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タルチョー1枚には中央に風の馬・ルンタが描かれ、その周囲は祈りの言葉で埋め尽くされています。ルンタは風に乗って世界を駆け巡り、仏の教えをあまねく知らしめる、と言われています。
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いつの間にか「終わったこと」として埋もれていく。
「そんなこともあったっけ」と語られる日ももうすぐだろう。
何も終わってはいない。何も変わってはいない。
どうか、せめて、・・・・・・。

おことわり
政治的な意味合いの強い記事を、ご不快に思われる方もあるかと思います。楽しい記事をお目にかけられない時もあって申し訳ありません。

今日はコガラ?

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わが家は動物病院なのでしょうか? 
今朝、リビングの窓ガラスに激突して失神したコガラ君。数十分間気絶していましたが、その後目を覚まし、飛び去っていきました。やれやれ。
因みにこの子はコガラでしょうか、ヒガラでしょうか。あ、エガラというのもいたんだっけ。シジュウカラ、ヤマガラではないことはわかるんですけど・・・。
年に数回は、こんなおっちょこちょいの小鳥がいます。たまに家の中に入ってしまうことも。
昨夜はカモシカのメスが庭に来ていました。夫婦で交互に来ているのでしょうかねぇ。花壇で何かを食べた形跡と、畑で菜っ葉をかじった形跡がありました。それにしても、今まではこんなに頻繁にカモシカを見たことがないんですよね。昨年の台風以降、森が変わったのかな。
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スモモの下はもう春の空気いっぱいです。クロッカスが満開になりました。
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これはアンズの下。こんなふうに密植した覚えはないので、きっとイノシシの仕業でしょう。でも、固まって咲くのもいいですね。
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カタクリ、開花のカウントダウン開始。
軽井沢にも急速に、春が来ています。まだ朝は氷点下になりますが、昨日、今日と最高気温は10度を超え、15度に近くなりそうです。今日はだいぶ風が強かったですが。先日降った雪も、もうほとんど消えました。そろそろ畑起こしですね(遅すぎる!)。
そうそう、今年、私のスギ花粉バケツが満杯になり、とうとう発病してしまいました。今までスギは平気だったのに・・・。がっくりです。
軽井沢は比較的スギ花粉が少ないと言われているのですが、それでも結構きびしいです。ま、私も現代人&都会人だったということで(笑)。
ではまた
★カウンター付け替えました

だ~れだ?

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ん?
あんた、だれ?
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ん?
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ん?
ん?
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あらま?
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あらあら?
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もしかして?
リス?
写真がぶれてばっかですみませーん。これでもよさそうなのを選んだんですけどね。なんせちょこまかと動き回るんで、このちびすけが。
まだ目が開いて1週間ほどの、リスの赤ちゃん。
知り合いが保護しています。
森に帰すときに、どこで帰そうか考え中で、もしかするとわが家の裏あたりで? というのも一案だそうです。
いやー、小さい生き物は和みまするなぁ・・・。
ではまた

少しでも

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今年の正月に、チェンマイ・ブログでも使った写真です。
1991年7月(8月に入っていたかもしれません)、初めてチベットそのものに足を踏み入れた時に、ラサのジョカン前で撮影した1枚。
どこか遠くから、ラサに出てきたのかもしれませんね。お金をくれとまとわりついてきたので、写真を撮らせてもらって少し喜捨しました。早朝、霧がたちこめるジョカンは、今よりはまだずっと、チベット人が威張っていられるエリアでした。それでも拡声器が各所に設置され、公安の巡回も頻繁でした。
この子供たちも立派な大人になっているはず。
どうか元気でいてくれますように。
チベットについてご興味のある方は、こちら(2008.04.02ダライ・ラマ法王のアピール)をご一読ください。

もう一つ長編ですか?

『中原の虹』 4巻 浅田次郎 ★★★☆☆
こういう長編は、一気に読まないとだめですね。1,2巻は続けて読んで評価5を付けましたが、その後3巻、そして今回4巻と、どうもふるいません。浅田次郎の真骨頂とも言えるモノローグ部分が長すぎてくさすぎて、しかもそれがなければ全体がどうにもならない感じになってて、非常につらかった。1,2巻にはあった胸躍るものも影を潜めてしまいました。
多くの方が同じ感想を持つかもしれませんが、最後まで読み終えて、冗談だろ、と思いました。張作霖が活躍する物語が、ここで終わる理由が解せない。当然、あそこまで引っ張ると思ったので。それで、もしかすると、もうひとつ続編が来るんじゃないか、と勘繰った次第です。
生意気言いますが、登場人物が多すぎて、場面転換が多すぎて、のめりこめなかったです。もうちょっと絞ってもよかったと思うし、これだけの多人数を動かすには、浅田先生、ちと方向性がずれましたか。
『名残り火』 藤原伊織 ★★★★☆
藤原伊織の遺作と銘打たれた作品はこれで3作目になるかと思います。連載後に加筆修正を進めていた作品とのことで、もしかして未完? と心配したがそうではありませんでした。『てのひらの闇』の続編、藤原伊織にしか書けない世界。この人にしか書けない世界がある、ということが、物書きにとって最大級の賛辞であり、また、目指しうる唯一の地点ではないかと、あらためて思いました。
『悪果』 黒川博行  ★★★☆☆
直木賞候補になっていた作品ですね。おもしろいけれど、これで直木賞はないかな、というのが率直な感想です。直木賞にふさわしくないとか、力が足りないとか、そういうことではなく、この人が直木賞を取るなら、これじゃなかったでしょ、という意味で。
後半おもしろくなったけど、前半はいささか退屈でした。
『望みは何と訊かれたら』 小池真理子 ★★★★☆
ほんとに。
人が生きる意味ってなんなんだ。
と思わされます、これを読むと。
人はみんな、それぞれのやり方で、時間つぶしをしているだけなんじゃないか、とか。
この人の書く世界にいつもある虚無感が、好き嫌いをはっきり分けるかもしれません。私は好きですが・・・。
小池真理子、恐るべし。すごい作家です。ほんと、何度も書くけど、女・渡辺なんたら、と手にも取らない時代が長くてすいませんでした。
『夜叉桜』 あさのあつこ  ★★★☆☆
うまいんですよ。語彙も豊富で、え、こんな言葉初めて見たな、と思ったりもしました。いい書き手だと思うし、この小説に流れているテーマも共感できる。
ただ・・・。
書き過ぎに感じる。書き込みすぎに感じます。もう少し、何というか、読み手に委ねてくれてもいいんじゃないかと。せっかく時代劇という設定にして、世界が無限に広がりそうなのに、書き手がそれを限定してしまっているような気がしました。
『深川駕篭』 山本一力  ★★★☆☆
『亡命者』 大沢在昌  ★★★☆☆
『隠し剣孤影抄』 藤沢周平  ★★★☆☆
以上、一気にいきました。

4月にはなりましたが

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今朝もこんな風景。
「南極物語」の1シーンのようです(古すぎる)。
晴れて洗濯物も100%乾くと予報で言っていたのに、雪でした。
昨夜から吹き荒れた風が雪雲を運んできたのか。今日も強い風が吹き、伐採のすすんだ国有林は、残ったわずかのひょろ松がぶんぶん振り回されており、これはこれで危険なんじゃ・・・、と思ってしまいました。雪も断続的に降ってます。たいした雪ではないけれど。
わが家の裏の林は、ほとんど伐採されていないので、ひょろ松ながら「みっしり立っている」状態で、防風林としては好ましい。浅間から吹き降ろす北風が、これでずいぶん遮られているんだろうなーと思います。
しかし、4月だというのにこんなに寒くては・・・。
もう慣れたといえばそうなのですが。
1号店は既に開けているのですが、2、3号店はまだ開ける気になりません。そろそろ商品もそちらに展示していきたいのですけど、あまり寒いとなんか布にもよくないような気がして。ほとんどの布は、暑い国から来ているから・・・。もう少し様子を見ながら、開店準備を進めていきたいと思っています。
14世ダライ・ラマ氏が訪日される(?)とのニュースを昨夜見ました。昨年いらした時には、あの国から叱られたらしい、なぜ許可したのか、と。今回はどういう対応を日本国政府は取るのか、注視したいと思います。
ご高齢にも関わらず超多忙であり、また、その人生のほとんどを困難な状況下に過ごされてきた14世のご健康をお祈りします。