新作発表!

このところ、ちっとも発表をしていませんでしたね、すみません。特に夏の間は、写真を撮る前に売れてしまったりで、自分の作ったものの履歴がまたしても不明になりつつあります(笑)
今日のブログはずらずらーっと下に伸びていきそうです・・・。
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手織り布のブラウスと、植物染めブロックプリントのインド綿で作ったスカート。
ブラウスの前ボタンは、ブロンズの鈴です
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タイの手織り木綿のストールから作ったブラウス。かぶり式です。
あきが少ないので、あえてボタンはつけませんでした
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タイ手織り木綿のブラウス。
ボタンは木製です。
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ミャンマーの手織り絣木綿で作ったワイドパンツ。
スカートは苦手、でもちょっとフェミニンに、という方にぴったりです(つまり私向き^^)
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タイの手織り絣(木綿)で作ったタイパンツ(フィッシャーマンズパンツ)。
ただし、製法はパンツスタイルです(伝統的タイパンツの製法ではありません)。
巻き込む方をうんと太く作ったので、前から見ると完全な巻きスカートに見えます。
後ろからはパンツに見えますよ(画像は下のほうを参照してください)
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ミャンマーの手織り絣(木綿)で作ったタイパンツです。
ただし、製法はパンツスタイルです(伝統的タイパンツの製法ではありません)。
ちょっと重い感じになったかな・・・、その分お腹はあったかいです^^
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タイの手織り木綿で作ったタイパンツ。
こちらは伝統的なタイパンツの製法で作りました。
ポケットと、腰周り布が色違いで、アクセントになってます。
布が柔らかいので、履き心地も抜群です。寒冷地以外なら冬でもいけるのではないかと。
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上と同じもの、パンツ部分のみアップ。
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上と同じもののバックスタイル。
タイパンツのバックスタイルは、基本的にこんな感じになります。
ボディに着せているので、いささか格好悪いですが・・・
実際にはこんな風に左右の間が開いてしまうことはないです。それと、これは右足側を前に巻き込んでいますので、この状態だと右側が細く見えています。説明が下手でゴメンナサイ。
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上とほぼ同じもので、色違いです。こっちはえび茶、チベットでお坊さんが着ている服の色。
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自分の作りたいもののイメージが、次第に固まってきたかなぁと思う今日この頃です。
今はタイパンツに思いがけずハマっています(笑)。
自分が持っているいろんな布が、いちばん活かせる形なのかもしれないな、と思ったり。
ちょっと縫製作業は大変ですが、ま、それはそれということで。
ロバ氏は昨夜、最終の新幹線で帰ってきました。軽井沢駅まで決死の覚悟で迎えに行きました。雨と霧で道路がよく見えず、それなのに無謀にも1000mを行ってしまった・・・。対向車が来なくてよかったです。
様々な不思議なものを買ってきています。
布もたくさん。
もし私が同行していたら、こんなものじゃすまなかっただろうと言ってます。そうですね、6月に私、ラオスで狂ってカードを切る前科を犯してますしね。気に入った布を前にすると、商売なんかそっちのけで歯止めが効かなくなるのが悪い癖です。
でもね、この悪い癖をなくしてしまったら、ヒマラヤハウスってきっとつまんない店になってしまうと思うんですよね・・・。
布がたくさん来たので、私はご機嫌です!
ロバ氏は風邪をひいて帰ってきましたので、心配な方はしばらくお近づきになりませんよう。
ではまた!

無事着陸しましたよ~

台風が伊豆から関東に大接近中の今日、ロバがデリーから帰ってきました。まだ自宅には着いていませんが、ようやく成田空港のフライト検索に「着陸済」マークがつきました。
飛行機がチャイナエアだってことと、よりにもよって台風と一緒に飛んできたわけで、かなり心配してしまいました。この年になって初めて知る、待ってる側の不安・・・。そうそう、私が一人で出たことはあっても、ロバが一人で出たことは今までなかったので。
昨夜、ぽちっとテレビをつけるとニューデリー・ステーションが写っていて、なんだ?と思って見ていると、女優の菅野さんって人がインドにヨガの心を訪ねに行くっていう企画ものでした。リシケシとかハリドワールとか、私の知らない町が出てきて面白かったです。菅野美穂さんって、身体やわらかいですね~。
で、私がそれを見ていた頃、ロバ氏はインディラ・ガンディー空港に向かって移動中? まだ町にいたかな。深夜のフライトだったのです。
11月と12月に展示会を控えていることと、今日を境にチャイナエアのスケジュールが大幅に変更になり、往復とも台北で1泊を余儀なくされる、ということで、急遽早めにインドに行くことにしたわけです。
いろいろと物騒なこともありますので、ブログでも一切そのことには触れなかったのでした。本当は、行くギリギリまでビザが届かなくて真っ青とか、ま、書きたいこともあったんですけどね(笑)
郵送で取るインドビザ、まじで、2週間余裕をみないと危険です。それを切ってる場合は、素直に自分で行くか、代行業者に頼みましょう。1週間以内に来ることが多いですが、それはあくまで、たまたまそうなっただけみたいです。
私がこのところお針子ライフを満喫していたのも、しかしその割には写真が撮れていないのも、一人暮らしだったせいなんです・・・。ウメはシャッター押せませんからね(笑) もちろん店まで行ってボディーに着せればいいのですが、雨でしたしね。
あー、毎日夜遅くまでミシンをジャージャーかけられて楽しかったです! たまにはいいですね、一人暮らしも(ロバには内緒ですよ)
では、明日からはインドの話なんかも交えて、お送りします。ラジオみたいだな。
そうそう、今日はこんな天気ですが、エキサイトブログに聖地・カイラス山の写真を載せましたので、ぜひ拝んでください。別に拝んだからといって病気が治ったりお金が入ったりするわけではありませんが。カラーでお見せするのはおそらく初めてじゃないかな? 
ではまた!

お針子ライフ

昨夜遅く、伝統的製法のタイパンツが完成しました。大変でしたです・・・・・・。
色違いの布を使ってみたので、出来栄えはグッドですけど、商品としてはどうなんだ、手間と価格とつり合うのかがネック。そのうち慣れるといったって、10本も20本も作るわけではありませんしね。
いや、でもね、やっぱりいいんですよ。
タイ数百年の伝統は、うん、それなりに理由があるんでしょう。まだ解明できないけど。
本日は朝から小雨模様。店は開けずに(だって雨ですから)朝からまた縫製の続き。このところ仕上げたいくつかの服にタグを付けたり、縫製場所を片付けたり、しました。
午後からタイパンツの2作目。どうにもね、折り伏せ縫いはいいんですけど、ほんと、仕上がりは一番きれいにいくんですが、手間がかかりすぎる。ということで、ロックミシンもあるのだから、縫い代をダブルでロックかけて、その状態で伏せて叩いちゃおうかと、昨夜寝ながら考えたのでさっそく実験。
やっぱり、こっちのほうが早いし、見栄えも折り伏せに比べて格段に劣るわけではないですね。これからはこのやり方で行きましょう。
と、ドドドドドとミシンをかけていると、家のどこかで異音がする。少し前に雨が叩きつけるように降りだしたけど、その音とも違うし。様子を見に行くと、玄関につないでいたウメが、発狂していました。雷は鳴っていないのに、雨だけでこの反応?
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で、ミシンの下に入り込んでいるウメ。右のほうに見えている黒いのは、ミシンのコントローラー。やはり足でコントロールできるのは楽ですねぇ。少し前まで使っていたのは、手元スイッチだけだったのです。
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なぜかラジカセの前に居座るウメの独白。
**いいねぇ、中島みゆき。
しみじみしちゃうよね。
ミシンの音が耳障りだけどさ。
あー、特にこの、「惜しみなく愛を捧ぐ」っての? これ、いいよね。
あたしにも、惜しみなく愛を捧げてほしいもんだわね。
こんだけ癒してあげてるんだからね。**
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**
ねぇちょっと。
せっかく聞きほれてるのにさ、
一緒に歌いまくるのやめてくれない?
音程ずれてるし。
大体、ミシン踏みながら歌ってたら危ないでしょ?**
はい。どうもすみませんでした。
現在夜9時半近く。ウメはまだ室内にいます。外は雨。
台風が接近しているのですね。やばい。何がやばいかって、それはその、まぁ明日の話にしましょう。
明日は夕方まで雨が降り続く予報です。店も開けないかも。風雨の状況によって決めることにします。
とんだ週末ですね、ではまた

予報ずれて晴れました

曇りから雨になると思い込んでいたら、晴れました。
朝のうちに散歩をすませ、犬たちをデッキの日向ぼっこサークルに入れて、用事をすませるために車で外出。1時間ほどして戻ってくると、おや、デッキの柵の間から尻尾を振って出迎えるはずの犬たちが見えません。私の車だと気づかないのかなぁと思いつつ、さらに近づくと、なぜかテツがこっちに走ってくる。ウメは玄関の前でボールとお戯れ中。
・・・・・・。
脱走してるよ、お坊ちゃんとお嬢ちゃん。
テツはすぐに捕まりましたが(犬としてちょっと情けないぞ)、ウメはかなり手こずらせました。でも10分ほどで捕獲しましたが。
サークルに入れて扉も閉めたのに、かんぬきを掛けるのを忘れたようです。犬たちが押したら、開いたんでしょうね。ま、何事もなくてよかったです。
タイパンツ、縫製中。
例の、7つのパーツのやつです。パターン取ってやってみています。まだ途中ですが、ここまでで既に「ただのパンツ」の5倍くらい労力を使ってます。タイの人々は流れ作業にしてやっているのだろうか。今度ヒマラヤハウスがいつも頼んでいる縫製グループに聞いてみようっと。この人たちがタイパンツを縫っているのは見たことがないのですが。
明日は雨になりそうです。
ではまた

タイパンツの謎

ここ3日ほど、悩んでます。
タイパンツ、またはフィッシャーマンズパンツと呼ばれるボトムスについて。
試作品を3本も作ったのに、未だにバシッとはまらない。しかもそのうち1本はヤケを起こしてただのワイドパンツにしてしまったし。しかも悔しいことに、それがいちばん「よさげ」だったりする・・・・・・。
タイで売られているタイパンツは、ほとんどがものすごいガニマタ状になっています。これが伝統の形なんでしょうねぇ、ウチもかなりタイパンツを購入しているのですが、その8割はこのガニマタパンツ。
で、ここが最大の謎なのですが、このガニマタ君、7つのパーツから成っているのです。正確に言うと、6種7つのパーツ。それぞれが独特の形をしており、それが合わさると微妙な立体を形作るわけですね。あくまで微妙なんだけど(ここがミソ)。それを丁寧なものだとすべて折り伏せ縫いで始末して縫っているわけです。
あの「マイペンライ(気にしない・テキトーに、的意味)」が信条のタイ人が!
何ゆえこんなにめんどくさいことを続けているのか?
もちろん、タイ人の中にも「めんどくせぇ、簡略化しちまえ」と考える人もいるのでしょう。2割くらいはパンツの太いの、って感じの形です。で、こっちの方が足を入れた段階ではすっきりします。じゃあ、これでいいじゃないかと思うのですが、タイパンツって片方を巻き込むのですね。巻き込むと、このパンツ型だと、いささか不恰好なのですよ。
タイ人が何百年も伝えてきたこの形。ってことは、これがベストで動かしようがない、ってことなのか? ここには私ごときには到底理解しえない、深い深い必然的理由みたいなものがあるのか? このパーツの1つ1つが、動きやすさとか、あぐらをかいた時の気持ちよさとか、そういうものにつながっているのか?
それにしても7つものパーツを縫うのは嫌だ!(これが本音)
何か打開策はないものか・・・。と、悩み続けております。
さて。
数日続いた好天も今日で終わりらしく、明日は曇り、もしかすると一雨あるかもしれません。
ではまた

ラサが厳戒態勢に

先日、ダライ・ラマ14世がアメリカの議会から勲章を授与されました。ニュースでも取り上げられていましたから、ご覧になった方も多いでしょう。法王はすこし足が弱くなられたかな、と思いましたが、身体つきやお顔の色艶などはまだまだお元気、14年前に拝謁した時とあまりお変わりもなく見えて、政界引退説もあるだけに、ちょっと安心しておりました。
さて、本題。
中国領チベット自治区と、中国の各省に組み込まれた旧チベット圏において、今回の法王の授賞を喜び、多くの市民が晴れ着を着て花火を打ち上げたり寺院に参拝したりしたそうです。ラサでも、もともと法王の住まいであり信仰の対象であったポタラ宮殿や、市内の中心である(少なくともチベット人にとっては)ジョカン寺や、かつて法王も学ばれたというデプン寺(僧院)などに、多数の市民が詰め掛けて法王を讃えたということです。
ご存知のとおり、ダライ・ラマ法王は祖国を逃れてインドに亡命中であり、中国政府は法王との対話を装いながらも実際には「反革命分子」の親玉として、法王の帰国はもちろんのこと、市民が法王の写真を持ったり飾ったりすることも禁じています。だから、おそらく、法王の授賞を喜ぶことも、「反革命的」な行為、あるいは「国家に対する反逆」的行為であると、中国当局が考えるのもごく自然のことなのでしょう。
デプン寺は数千人の解放軍によって包囲されている、とニュースが伝えています。ラサ市内の各所も厳戒態勢に入っており、公安がうようよしているそうです。
(国に楯突くことが、今も「反革命的行為」と中国で呼ばれているのか、もしかするともうその言葉は死語なのかも、と思って言い換えておきました。だって、今の中国において、革命、って何だよ?)
ニュースソースはこちらです。
北京では中国共産党大会が開催中。
少なくともこの期間中は、この状態が続くのかもしれません。
死傷者と不当に拘禁される人が出ないように祈ります。もう既に出ているのでしょうが。できるだけ少なくすむように、祈ります。
ではまた

軽井沢、結氷

本日の最低気温は、氷点下1.1度。
昨年より11日早く”結氷”を迎えました。とはいえ、昨年は異様に暖かかっただけで、ほぼ平年並みということです。
そういえば何年か前に、9月に結氷しちゃって騒ぎになりましたっけ・・・。
私が起きた時間には、もう氷も霜もなかったです(笑)。テツたちに聞きましたが、水に氷は張らなかったって。小屋の中だからでしょうか。
本日も快晴で、朝からお客さんがあり、午前中そんなこんなでバタバタしていました。午後は静かに縫い物などして過ぎていき、夕方「さ、閉めるか」と道端の看板をひっくり返しに行くと、「CLOSE」のままでしたよ・・・。まったく。
タイパンツを試作してみましたが、ちょっと今ひとつの出来でした。
思ったよりずっと多く布地を取らないといけなかったことと、全体的にもっさりラインになってしまったので、そのあたりを改良せねば。
明日も晴れる予報です。
ではまた

久々に快晴になりました

朝、目が覚めてカーテンを開けると、驚くような青い空。
霧の多い山の天気である軽井沢では、朝から抜けるような青空って、そんなにはないんですよ。え、そうでもないですか? もっと早く起きろ? へへへ。
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ヤマザクラ、真っ赤
倒木もすっかり見慣れてしまいましたが、今日来たお客さんに「木がいっぱい倒れてますねー」と言われて、ああ、そうだったなぁと。なかなか片付きませんね、特に国有地のものは。私有地でもまだたくさん倒れてますけどね。ま、自分の敷地内で倒れている分には、急いで処理する必要もないですけれど。
急いで処理しようとすると、法外な値段をふっかけられるから、しばらく放っておけばいいかも、です(笑)。みんながみんな悪徳業者ではないけれど、見分けることって難しいし・・・。お客さんからは処分料を取っておいて、町の処分場にはタダで持ち込む業者も多いらしいです、聞いた話ですが。
人のモラルってものが、どんどんなきに等しくなっていく。
中国人を笑えません、まったくのところ。
悪銭は身につかず、悪事は己の運気を下げるもの、と思いたいけど。
悪い奴ほどよく眠る、とも言いますしね(笑)
ま、いろんなヤな話を聞いたら、「そいつ、来世はカメムシ、それも1億回くらい繰り返してカメムシだぜ」と思って溜飲を下げませう(笑)
それにしても、カメムシ多いなぁ・・・。あ、わが家の室内の話ですが。今も1匹、パソコンの横を通過中。
明日も晴れるかな?
ではまた

まとめていきます

『人が見たら蛙に化れ』 村田喜代子
骨董ワールドに生きる3組の夫婦の、おもしろくも哀しい物語。
新聞連載当時も読んでいましたが、当時はまだ私はこの商いを始めたばかり。今は来年開店10周年を迎えようという年期を積みまして、商いに対する考え方がずいぶん変わりました。そのことをあらためて認識させてもらえる本でした。
4.5点
『氷結の森』 熊谷 達也
森シリーズ3部作の最終章。カラフトやシベリアが舞台になって出てきます。日露戦争後のこの地域のことって、私はほとんど知りませんでしたので、勉強になりました。
4.5点
『梅咲きぬ』 山本一力
江戸情緒を書かせたら、現在においては3本の指に間違いなく入ってくるであろう著者の作品。何も言うことはありません。
4.5点
『火炎都市』 北上 秋彦
消防の話です。
4点
『啓順兇状旅』 佐藤 雅美
時代もの。
4点
『長く冷たい眠り』 北川 歩実
冷凍人間もの(笑)
4点
『河畔に標なく』 船戸与一
ミャンマーのジャングルを舞台に「消えた200万ドル」を追いかける男たちの思惑と結末を描いたハードボイルド、ですね。ストーリーも面白かったですが、何より、複雑に入り組んだミャンマーの民族関係や、現在の政治体制などがすこし理解できました。ちょうどあのような事件が起き、その後も制圧されただけで何も変わっていない中、あまり知らなかった国のことを学べた、かな。あくまでもこれはフィクションですが。
そういえば子供の頃、『カチン族の首狩り』という本を読んだことを思い出しました。たしか、日本兵だった人が書いたものだったかと。
多くの人が知らない、あるいは忘れていることですが、先の大戦当時、日本はミャンマーまで軍を進めているんですよね。私は十数年前に、中国側でミャンマーから延びる援蒋ルートを少したどったことがあります。そんなことも思い出しました。
4.5点

朝から霧雨が降る空模様で、午後には本格的に降り出しました。午前中にジャケットを着込んで犬たちを散歩させてよかったです。終日降り続き、寒い一日でした。
ツタヤのオンラインレンタルサービスを利用していますが、ようやく今日、借りようと思っていたCD を全部借りて返せました。最後のほうはなかなか希望のものが届かなくて、しょうがないので「サザン」とか「スプリングスティーン」とか借りたりもしまして、「このまま貸さないつもりか?」と疑ったりもしたのですけど(すいません、いつもインド商人を相手にしてるもので)、最後にポンポンと「寒水魚」と「転生」が来て終わりました。
LPレコードって、録音時間が短かったんですね。中島みゆきの初期のものなんて、50分以下です、みんな。そういえばあの頃は、46分のカセットテープに録音していたんですよね。片面23分だから、曲のバランスによってはちっと切れちゃったりもして・・・。
懐かしいなぁ。
借りたCDはみんなパソコンにwavという形で保存し、ついでにCDに焼いたりもしました。全部じゃないけど。
wavという形は容量が大きいので、これからmp3という形に変換する予定です。そうするとi-podなんかで聴けるらしいですねぇ、私は持っていませんが・・・。現在の通勤電車の中では、みんなmp3に変換した音楽を聴きつつ、携帯でメールを打ちまくっている、のでしょうか? いや、もう携帯でテレビが見られる時代なんでしたっけね・・・。
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「シーズ・ザ・デイ」 鈴木光司
帯に惹かれてかなり期待して読んだのですが、いまひとつ、かな。
この作家は「リング」や「らせん」などのホラー系作家でもありますが、文壇にデビューしたのは「楽園」というタイトルのファンタジー小説でして、これはすごくよかったです。日本ファンタジー小説大賞を取ってますしね。その系統で久々に手に取りましたが、面白いんだけど、期待が大きかった分いまひとつの感が否めず・・・。
ではまた。