黒斑山に登ってきました

週末に山行の計画があるのだけど、どうも天気がいまひとつ。雨で中止になるかもしれないので、それならと、好天の本日黒斑山に登りました。
黒斑山は雪の時期に1度、行ったことがあります。何度も同行者に「もう帰る」とか「ここで待ってるから登ってきて」とか泣きを入れまくった山です。同行者がよい方で、「あそこまで行ってみよう」「下山路はそっちだからそこまでは行かないと」「あとちょっとなら行けるんじゃ?」などと励ましまくってくれたので、何とか山頂まで行けました。
ほんと冬靴とアイゼンが重かったです・・・。

で、本日。
麓の小諸あたりは30℃になりそうな予報。
連休にはまだ残雪があったとネットで見ましたが、多分もう大丈夫と踏んでアイゼンは持たず(当たり前か)に出発です。荷物はけっこう重かったな、トレーニング山行なので(!)軽くちゃ意味がないんです。

しかし、死んだわ・・・。
雪があったほうが歩きやすいのかも。

延々と続く木道の成れの果てみたいなやつ。ほんとに延々と続いていて、アスレチックコースか! と突っ込んでました。これを乗り越え乗り越え登っていくのはしんどかったです。
私の体力がなさすぎるというのはこの際置いておいて。

何だかんだ泣き言を言いつつ、他の人に抜かれつつ、トーミの頭が見える地点まで来ました。何とかの鞘、っていう場所です。最初、「は? タコ?」と読めてしまったのは老眼のせいにしときましょう。
ここまで来ると浅間がばーんと見えてきて、ちょっとテンションが上がります。というかここまでがしんどいよほんと。登って下りてまた登り返すのが特にね。

黒斑山頂到着です。
9時半にふもとを出発して、ほぼ正午。
マイフォトもあるんですが、20年前30年前のウェアを引っ張り出してきてただ着てるだけでなんかかっこ悪いので・・・。みなさんウェアとかも気合入ってて、ちょと驚いた。平日なのに登っている人がけっこういたのにも驚いた。
拙者もタイツに短パンで登ろうかしら・・・。

黒斑の先に蛇骨岳というのがあって、そっちから来た人に訊いたら「うーん、アップダウンはそんなでもないけど道が悪いですね~、でも景色はすごくいいからぜひ行ってください」と言われて、その気になってそっちへ行き始めたら数メートルで残雪が始まりまして。ひゃぁまだあるのか! で、10分ほどは頑張ってみたのですが、歩きづらいし、すっ転んだし、そもそも予定していなかったので今日はやめようとアッサリ引き返しました。
この決断だけは、華麗にできるんだけどな(笑)

黒斑山頂でおにぎりを食べて、下山開始。コンロなども持ってたけど、お湯沸かしてカップ麺食べる気にはならず。
下山は別ルートを行ったら前半は残雪が結構あり、それを過ぎると道がえぐれてて(1米とか!)ぬかるんでて、歩きづらかったです。ここも雪の時のほうが歩きやすい。
膝が痛い痛いと言いながらなんとか下りつき、高峰高原ホテルのティールームで冷たいものを飲んで一服し、癒やしのあぐりの湯へ行ったらなんと休みでがっかりし、帰宅しました。

最後にもういっちょう、黒斑山頂からの浅間です。
全行程4時間ちょっとでした。

この間購入したばかりのジャケットを着てみようと持っていきましたが、そんなん冗談じゃないってくらい暑かったです。

ではまた~

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