今朝、病院に電話したら、食欲はないけれども問題はなさそうなので退院しましょう、とのことで、午前中店を休みにして迎えに行ってきました。ウメ、退院できました。
腫瘍がずいぶん大きくなってしまい、とうとう一部が破けてきたウメ。どうしようかずっと迷っていました。前回の子宮蓄膿症の手術と術後にどれほど命の危機に瀕したか、その記憶も生々しかったので。
正直、ウメが元気で、腫瘍がここまで大きくなるとは、想定外でした。腫瘍の成長と反比例してウメが次第に弱っていき、寿命が来るのではと思っていたのですが、意外にもウメは元気で・・・・・・。
今さら獣医にみせても、「この大きさではもう切れません」と言われるだろうなと思いつつ、でも言われたら言われたで腹くくって最期まで面倒を見てやれるとも思い、動物病院に連れて行ったのが今週月曜日。その場で切ることが決まり、手術予定が決まり、木曜日午前に連れて行き、午後手術。夕方面会した時にはまだ半分眠っている状態でした。
通常、この手の手術は日帰りらしいのですが、ウメのそれはだいぶ大きく育ててしまっていたので、入院することになり、金曜日の朝電話で様子を聞くと、食べないのでもう1泊ということになり、この日も夕方面会。ケージの中にいるウメと会いました。立っていたので驚きました。座ったり寝たりするには落ち着かないという感じかも。
そして今朝、大丈夫そうだとのことで迎えに行き、退院。家に帰ってきました。
木曜日朝のウメ。腫瘍を吊ってます。一部皮膚が破れて血液などが滲む状態なので、普段はこれはしていなかったのですが、病院に行く時だけ。
今日午後のウメ。ゆでた豚肉を食べたところです
お腹まわりはすっきりしました。
肉なら食べられる
軽井沢に来てから接した獣医が2軒、どちらもトンデモ獣医だったので、獣医不信に陥っていた私たち。でもウメのこの腫瘍のことはずっと気がかりで、色々な情報を集めてはいました。
ずっと指針にしていたのが、「乳がんになったら、がくっと体力が落ちるまで切らずにほっておけ」という、とある獣医さんの意見。やれ検査、やれ片側乳腺全摘出、などとメスを入れまくるよりも、元気なうちはガンがあったっていいんだ、という意見でした。ガンがあっても、多くの犬猫はガン以外の理由で死ぬ、ともありました。ウメは腎不全も患っているし、どうも心臓にも来ていそうだし、おそらくガン以外で逝くだろうと私も考えました。
しかし私の考えとはまったく違う方向に事態は推移して行き、結局、自壊するまでに。
この、「ガンはほっておけ」の獣医さんのところに遠くても何ででも行くか、あるいは大学病院の獣医科みたいなところに行くか、とも考えました。開業医という密室に行くからいけないのじゃないか、と思ったからです。他の医者の目があれば、獣医の質も違うのではないかと思ったり。
そしてたまたまネットで見つけたのが、うちから車で30分ほどの距離にある動物病院。複数の獣医がいる、それが家族だけではない、牛や馬も診る、というのがポイントで、もしかしたら割とまともな病院じゃないかと。
連れて行ったら、「かわいそうだから取ろうね」と、迷うことなく決断してもらえて、私も迷いませんでした。
手術は大掛かりになってしまい、大きすぎたので切除する皮膚が大きく、最後の縫合の時におもいっきり寄せたのでウエストが細くなってしまったほどでした。もっと早く決断していれば、手術も軽く、入院もせずにすんだのに、ウメには悪いことをしました。もう一生、好きなだけ豚肉食べさせます。
実は痴呆も出てきているウメです。顔が傾いてる、と獣医さんに言われて、今までお腹が重くてそうなっているのかと思っていましたが、そういえばいつも右側に首を傾げていたなぁと。脳に少し異常が出るとそうなるらしい。和犬は痴呆になる確率も高いんだそうです。寿命が長いせいもあるかもですが。今のところは反応が鈍いとか、若干徘徊したり、狭いところに入って出てこれないとか、そんな程度ですが、今後どうなっていくのかな。
とまれ、ウメ、帰宅です。今のところ豚肉を食べられるし、大きな問題はありません。しばらくは注意して様子を見なければなりませんが。
あ、動物病院。今日、精算でした。20万くらい覚悟して行ってました。言われた金額に耳を疑いました。5万に欠ける金額。「入院費とかも足してもらってますか?」と確認してしまいました。フルコミだった。あまり驚いているので、若いスタッフの人に「もっと高いかと?」と訊かれたので、「20くらい行くかと・・・」と答えたら、向うも「前にそのくらいのことがあったんですね」と納得されてました。
ウメ、前回の手術の時はたしか最初14とかそんなくらいで、再入院した時は2泊で点滴しただけで6万とかかかったんじゃなかったかな。通院その他でトータル25くらいはかかりました、かかった上に瀕死の状態で戻ってきた・・・・・・。
一応、近くの人で探してる人があるかもしれないので、書いときますね。
北軽井沢動物病院、というところで手術してもらいました。
比較的混んでいるし、混んでいるとあまりゆっくり説明も聞けませんが、やることはしっかりやってます、という印象です。素敵な広い待合室もないし、人間の病院みたいな立派な診察室でもないけど、複数の獣医さん、スタッフの人たちが忙しく立ち働いていて、診察室は待合室からオープンでヘタするとドアも開いてて丸見えの丸聞こえで、ほんとに町のお医者さんという感じです。うちのウメは今回助けてもらいました。
今週の激動、実はもう1つあるのですが、そちらはまだ落ち着かないので、決着ついたらまた。
ウメが帰ってきたので一安心。ゆっくり回復して、まぁもうあまり元気にはならないでしょうが(痴呆があるので)、痛いとか苦しいとかあまりなく、過ごせるようになればいいなと思っています。
藍子PH両方とも12.5、変わらず。
本日、ダイコン、冬越し人参、味美菜を種まき。キャベツ、ハクサイの第一陣を畑に定植。
枝豆になんとアブラムシが発生していたので、オルトランまいて水まいた。
明日も雲が多く、午後雨になるかもな予報です、ではまた~
うちもずーっと北軽井沢動物病院ですよ。
ウメちゃん無事退院出来てよかった!
あとは?早く決着着くことを祈っております。
そうなんですか、早く情報お聞きしてみればよかったなぁ・・・。
病院では何も食べなかったのに、肉なら食べているので今のところ安心です。
あとはね・・・・・・、なんか時間かかりそうなんですよ(トホホ)、1日も早く何とかなってほしいです!
ウメちゃん、よかった!
お腹大きかったんですねぇ。軽くなりましたね。
私もトンデモ医院で猫を亡くしてから、小さな病気でも信頼している病院に行くことにしています。
ポーッとしててもかわいいですよね。ハグハグ
アシカさん、ありがとうございます!
うん、お腹、プリンスメロンくらいはあったかなぁ・・・・・・、軽くなりました。
若い頃のように表情豊かではないけど、ぼーっとしててもいてくれるとうれしいですよね。
好きなだけ生きてほしいです。豚肉代くらいは稼ぐぞ♪