危城

香港中国合作の映画、これも録画してあったのを夜に観ました。
日本でも公開され、コール・オブ・ヒーローズという邦題だったようですね。

危城、村の危機、って感じかな。読んで字の如く。
チャイニーズ・ウェスタンって雰囲気です。音楽もいかにも西部劇風。
悪辣で冷血な軍閥どもに包囲され、人が次々と虐殺されていく村を勇者たちが救うストーリーは、あれ? 7人の侍? にもちょっと似てる。こちらは立ち上がったのは村の自警団で、それを一人の風来坊が助太刀するという話でした。
ものすごくわかりやすい娯楽アクション武侠映画。舞台が抗日時代じゃなかったのもよかったです^^;

サモハンがいつ出てくるかと楽しみに観ていましたが、出演はなし、だったと思う・・・。出てた? アクション監督に名前が出てました。

それより何よりのっけから目を奪われたのが、この時代、大分裂民国時代の中国の庶民の服装です。特に自警団団長の着ている藍のいわゆるチャイナ服が!
ビューティフォー! ぜんぜん豪華でも絢爛でもない、本当に藍一色なんだけど、いやこのチャイナ服の重ね着とかもう、萌え萌えです。

 わかりにくいかもだけど重ね着シーン

本当に、私はこの形の服が大好きなんだ! と再確認しました。藍といいチャイナ服といい、原点だな~。1989年の雲南省大理。
やはり一般婦女子とは服飾感覚が決定的にずれていると思います。さっそくチャイナ服を作りたくなった。私が普段好んで作るのは、もうちょっと襟が低いタイプなんだけど、襟が高いのもかっこいいですね。それとこのボタンだ。これ、作ろうとしたこともあるのだけど、うまく出来なくて。全部布で作るチャイナボタン。またチャレンジしてみようか・・・。

サモハン、って誰だかわかんない人のために。サモ・ハン・キンポー、香港のアクション俳優で、今は監督などもするようです。ジャッキー・チェンとほぼ同時代のカンフースターで、「燃えよデブゴン」の人。

 我的特工爺爺(おじいちゃんはデブゴン)
絶対に原題のほうがいい。因みに特工は特別任務のことで、ここではボディガードの意味。サモハンがだんだん記憶を失っていく認知症の老人を演じてて、なかなか味わい深い映画でした。認知症の老人なのにカンフー始まるとめちゃくちゃ強くてみんな複雑骨折病院行き。

 

さて。
昨日、峠を下りて向こう側へ下りたせいか、花粉症がいきなり来ました。峠の杉林を見るたびに、ホント国策で杉を伐ってほしいと思います。今日は軽井沢も花粉が多い予報でした。やだやだ。春が来るのはありがたいけれど、花粉抜きで一度来てもらえませんかね。

ストレスのせいか、今日はもひとつ坐骨神経痛も久しぶりにマックスで出ています。ストレスの軽減策なんかも、上手に講じていかないとな、と思います。
明日も晴れる予報、ではまた

 

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