5連休だった今年のシルバーウィーク。我が家はいつもとあまり変りませんでした。
ニュースによると、次にこの時期に5連休がくるのは11年後だって・・・・・・。
ずいぶんと先の話、いつも大型連休になるわけじゃないのか、知らなんだ。
この5連休にやったことは、ひたすらに藍の乾燥作業、ひたすら精錬、そして染め、でした。
ちょっとだけ畑の世話とか、今日は庭の方も少し世話した、連休が終わる日に店の前の手入れをするとか、やっぱりズレてるよなぁと思いつつ。何もかも、長雨のせいだ。
染めたものとか
左は藍ですけど、真ん中と右の方はダンコウバイ。明るい金茶は銅媒染、下になってるカーキ色は鉄媒染。
ダンコウバイはとてもいい、そして強い色が出ますね。また染めてみたいと思わせる植物でした。幸い、家の裏の方にぼこぼこ生えてんの、我が家は本当に、雑木林を開墾した土地なので、自生している木がたくさんあります。
藍2枚、ダンコウバイ3枚
生地はいずれもタイの手織り木綿。糸も手紡ぎかもしれない、機械紡績のスラブ糸かもしれない、ちょと見分けは難しい。たしか私がタイに数ヶ月住んでみた時に、いつも絣の生地などを買っているところで見つけて買った白生地。よい生地は、染めてもよいものになるなと、つくづくと実感。
もう一歩進んで考えると、つまらない生地は、染めてもつまらない、んだよね・・・・・・。
見えた、というのは、つまるところそういうことでした。
藍中間報告
1番刈りの藍の乾燥葉は3130グラムあり、すくもにしたら1810グラムになった
2番刈りの藍の乾燥葉は4650グラム、これからすくもに加工する
1番と2番で葉の重さがだいぶ違うのは、1番刈りは一部を泥藍に加工したため。ただし、2番刈りのほうが収量は多かったような気がする(気がするだけだけど)
少し前に見たどこかの大学のレポートでは、5キロの乾燥葉から3.5キロのすくも、とあったけど、それよりはだいぶ少ない量しかすくもにならなかった。水分の抜け具合の違いかもしれないし、違うかも。
このレポートだと、乾燥葉の7割の目方分のすくもになるはずが、6割を割り込む結果になった。次のすくもはどうなるかな。
今年建てたすくもは700グラム弱。それに真夏に作った泥藍を足しながら藍染めをしてきた。来年はこの5倍近いすくもで建てられる予定、とすると・・・・・・。めまいしてきた・笑
そんなこんなで。どんぐりも落ち始め、栗もはじけ始めました。これらの染めももうじき。ではまた