昨年の夏から秋にかけて染めたものを、そろそろ店にアップしてみようかと、撮影準備。
一度撮影してみたところ、やはり畳みじわがよろしくないので、あらためてアイロンを当てました。
昨年染めた後で全部アイロンして、軽く畳んで保管していたのですが、やはりダメですね・・・。使う分には問題ないけど、写真はまずい。
また畳んだらダメなのでかけてある
藍、どんぐり、山桜、栗、などなどで染めたものがずらり。
ここにあるのは全部コットンものです。インド、タイ、中国の土布もある。
明日か週末に撮影するつもり。
コットンが終わったらシルクもあるので、なかなかどうして、ずくがいる。
「ずく」とは、長野県の地方用語で、根気とかやる気とかそういうもののこと。「ずくがある」とか、「ずくなし」などのように使うようです。たまに聞くけどまだ体得はしていない。
あんなに狂ったように染めたのに、あれ、こんなもんかな・・・? という気もしないでもないです。
さほどに「草木染め」というのは、手間暇がかかる割にはたくさんできないものなのでしょう。
なんちゃって草木染めなら、はかがいくと思うけど。
藍ってのは、育てて建てるまでは大変だけど、いざ染める時には火を使わないから楽なんですよね。
とはいえ、我が国で「藍染め」として流通しているものの99.9%は合成藍だという。どれほど「本藍」、「植物藍」と書いてあっても、それは良心的であれば「本藍がごく僅かに混ざっている」程度のことらしい。現実問題として、藍の生産量から考えれば、そういうことなんだろうと思います。
もちろん、合成藍を一切使わない「本藍」もあるのだけど、区別をつけるのは難しいでしょうなぁ。
もちろん区別はつけられるけど、経験者でなければ見分けは難しい、また、区別する必要があるのかどうか厳密には悩ましい問題で、別に本藍だろうが合成藍だろうが構わないという人のほうが多いと思うし。
土曜日に蒔いた藍は、まだ発芽してきません。せっせと出ているのは雑草で、藍はこれから、ゆっくりと発芽するはず。
一緒に蒔いたキャベツが発芽しました。
あいかわらず花粉が辛く、歯が痛くなってきた。頭も痛い。ほんとに花粉かな?(笑)
明日は雨の予報です。晴れたり降ったり、気温が高くなったり下がったり、めまぐるしい。ではまた