ロックミシン来る

新しいロックミシンが数日前に届きました。悩んだ末に、結局最初にどうかなと思った機種になりました。細かな改良など最新機種はそれなりにされているのでしょうが、なにせ今までのが古いわ便利機能一切ないわの機種だったので、ある一定の価格帯のものならどれでも同じだんべと。あ、あと、針1本に対してネジが1個あれば、もうどれでもいいです的な。今までの機種は、針2本にネジ1個という、今思えばありえない構造だったので、それを知ってしまってからはもうそのネジが耐えられなかった・・・・・・。
衣縫人、という名前は勘弁してほしいけど。
そのうちミシン本体の正面に入ってるロゴを隠したろと思ってる(笑)。

子どもたちは空に向かい 両手を広げ ♪  (異邦人、久保田早紀)

で、静か。音が高級っぽい。軽トラからフィットへ、くらいの違いはある。フィットは運転したことないけど。今のところたいへん順調に動いています。今までのと操作するレバーなどの位置が違うのでまだ戸惑いつつですが、慣れるでしょう。
慣れてしまえば 慣れたなら ♪ (杏村から♪)
そんなこんなで、裁断してあったのを縫製したりしています。

武士道エイティーン  誉田哲也

誉田ァーーーーーっ! 貴様、サイドストーリーに逃げやがって、それでも男か、貴様の武士道は、その程度のものだったのか! オラ構えろよ、切っ先ぶるぶるさせてんじゃねぇ! しゃきっとしろ! まっすぐだ! まっすぐど真ん中、ど真ん中だけ見て、そのまま真っすぐ突いてこいよ! 

って、読んでる半ばあたりでは思ってたんだけど、最後まで読んだらやっぱり面白かったので、これはこれでまぁ、許したる。ほんとはね、サイドストーリーなんかいらないと思うんだけど、それはそれで面白くもあった。うん、でもほんとは、竹刀振り回してる女の子たちの話だけでまとめてほしかったかな。ちょと物足りない。
まぁこの物足りなさが、次への期待につながるってわけで。書けよなホンダ。
(えらそうな部分はもちろん作中主人公の真似ですから)
☆3.8  武運長久を祈る、って、一度言ってみたい

いちばん長い夜に  乃南アサ

三部作の最後とは知らずに読んでしまった。第一作は読んでる、真ん中を抜かしてると思う。
前科持ちのムショ帰りの女2人が生きていく話で、奇しくも東日本大震災が作中大きく絡んでくる。ずいぶんリアルな描写も多く、また、絡みすぎという感もなくはない。乃南さんの実体験がずいぶん書き込まれているらしい。
使い古された言葉しか思いつかないけど、作中人物たちの人としての誠実さに救われる。それはたぶん、作家が作品に対して誠実だから表現できているんじゃないかと思う。
☆4.2  いい小説だと思います

今日は軽井沢も27℃と蒸し暑かったです。明日も気温は高いけど、午後は雨になる予報、夕立のことかな?
ではまた