27℃

最高気温が27℃近くになった今日の軽井沢。5月終わりとはいえ、7月の暑い時期のような気温です。東京が29℃だったというから、2℃しか違わん、こんなことでいいのか。
林もだいぶもっさりしてきました。そろそろ何か木の葉っぱでも取って、染めをしてみようかな。迷走しっぱなしですが、最近はまたちょっと藍や無地に気持ちが戻りつつあります。白で何か縫ってみて、縫ったものを染めてみたいとも思ってみたり。
一度いろんなことをシャッフルして、最もシンプルな道に立ち戻りたいなと、考えています。とはいえ、大量の生地在庫を抱えてもいる、それはそれで楽しみとして縫っていくとして、何が本線かということを、いつもだけど考えていかなくちゃいけないなと思ってみたりするこの頃。

ブラックボックス 篠田節子

久しぶりに面白かった。食の安全とか、無農薬野菜とか・・・、この手のものを書く時に篠田節子の右に出る人もそうはいないと思わせる小説でした。
ま、話自体はよくありそうな、うさんくさい無農薬野菜の話なんだけど、実際こうなんじゃないのと思わせる部分も多々あって面白かったです。無農薬野菜と言っても、土の上で作るのではなく、工場の中で作る例のあれ。で、やる気のある農業者をだましていく大企業の社長、これがまた「うわー、いそういそう」と思わせるクズっぷりで。主人公がカット野菜を作る工場で深夜勤務する女性なのですが、どこかでこのシチュエーションは見たぞと思ったら、桐野夏生の「OUT」でしたね。
☆3.8  農業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だから荒野  桐野夏生

おぉ、久々に女流作家黄金期のお二人を続けて。まったくこの、桐野夏生、篠田節子、高村薫、の3人が登場してきた頃は、すごかったし興奮したっけな~。3人共ばりばり現役というのはさすがというか当たり前というか。
で、これですが、うーんまぁ、前半は比較的面白いんだけど、後半どんどん失速していくのが残念。もしかして新聞連載小説だったのか、そうだとしたらあらかじめ落とす方向が決まってて、後半はそこに無理やりすり寄せて行ったんだろうか、もっとキレっキレにキレた女の話を読みたいんだけども、最近の夏生センセは毒が抜けちまってちょっと物足りないな。
☆2.8  リアリティを求めているわけじゃないけど・・・・・・

週末も晴れて暑くなる予報。そろそろ畑にも本腰を入れなければ。
てはまた