大雨の前に水撒き・・・

朝から晴れ。
畑を見回ってニンジンの種に水をやってから、ガーデンに移動。昨日の続きで、あちこち掘ったり動かしたり草とったりバーク入れたり。
昨夜急に思い出して気になっていた植物を、抜いて捨てた草の山から発見、救出、植えなおし。毎度、こういうバカをやってます。思い出すってところがすごいでしょ、きっと視野のどこかでその植物の葉とか茎を見てたんでしょうなぁ。んで、そのときは気づきもしなかったのに、後で「うむむ、抜いたんじゃ・・・」と気になる。
すももの下にギボウシを2株移植。ついでに株分けできそうになってたゲラニウムも移植。かなりぐったりしているので心配。
隣人からもらったインパチエンスの苗をあちこちに植え付け。これは日陰でもきれいに咲く、唯一に近いおりこうな花です。
巨大クリンソウと雑草に占拠されつつあった、かりんの下およびその奥の整理。クリンソウやプリムラの一部は移植。実をつけないブルーベリーを移動。
そんなこんなの作業が終わり、お疲れの植物たちにたっぷり水やり。
そして店を閉めていると、何やらぱらぱらと音が。
えっ? ウソでしょ、雨だよ!
その後、雨は大雨となり、いったんやみましたが、夜になってまた大雨。
なんか、自分の仕事を否定された気分です(笑)。
明日は雨の予報です。では。

サルビア植え付け

午前中は母親を駅まで送ったり、父親を連れてスーパーに行ったりで、ばたばたっと過ぎてしまいました。
仕切りなおして、午後から外仕事。
ガーデンのまだ空いている部分に、苗を作ってあったサルビアやらマリーゴールドやらを植えつけました。
地植えの植物たちが大きく育つこの時期、毎年思うんだけど、どうも植え付けのバランスが悪いんですよねー。株間が狭すぎるとか。場所が違うだろうとか。
で、今はそう思うんだけど、秋が来て、切り戻したり枯れたりで株が小さくなると、なんかこれでいいか、って感じになってしまうのです。
で、忘れないために、ここに書いときます。
①軽井沢の山野草コーナー、ソバナとクガイソウとユウスゲをもっとあんずの木のほうへ広げる。フシグロセンノウがあるので注意。
②りんごの下に植わってるジギタリスとでかいセージを、手前の日当たりに出す。一緒にデルフィニウムももっと手前に。白のメルバをまとめる。
③あちこちで復活した桃葉キキョウを見えるところに出す。
④かりんの下のサクラソウエリアを整理。
⑤ゲラニウムの株の配置と間隔を直す。1株をすももの下に持っていく? すもも下にギボウシをちょっと移す。
こんな感じ。
今日はすもも下のサギゴケを思い切って片付けて、バークを厚めに入れました。通路よりだいぶ下がった花壇になっていたので。これでもまだ少ないくらいですが、植えつけてある植物のことを考えるとこれが限度でしょう。ここにシェード・ガーデンで耐えられるものをちょっと移す予定です。
ナトゥ・ラ(チベット・インド国境)が貿易業者に限定して開きましたね。ラサからネパールを経由せずに、インドに通じる道ができたことになります。青蔵鉄道もラサで終わるわけではなく、さらに先へ延ばすという話ですから、さしずめこのチュンビ渓谷へと延ばすのかな。
明日は曇りの予報です。では。

ジャガイモ土寄せ

山の畑に行ってきました。
朝、持ち主である友人から電話がかかってきて、逃れられなかった(笑)。拉致され、そのまま車で走りました。私は助手席でしたが・・・。
友人がいちばん心配していたのは、トウモロコシが倒れかかっている、ということでした。途中で、支柱にするための竹を買おうとしましたが、いいのがなくてやめ、とりあえず様子を確認することに。
現場に着くと、トウモロコシは立ってました(笑)。よくわかんないのですが、ここんとこ強風が少なかったのかも? 支柱はなくても大丈夫じゃないかなーと思うのですが、とりあえず、株元をガシガシと踏んづけて、土を固くしておきました。ぶわぶわの地面だと、植物は揺れるんですよ。
大豆や金時豆といった子たちは、葉ダニ? またはアブラムシ? などにやられつつも、何とか踏ん張っていました。まぁ今年はこんなもんでしょうがないかなぁ。
さて、問題はジャガイモでした。
なんと! 風にあおられて上が倒れる拍子に、根っこが浮き上がったような感じで、芋の子が露出しているではありませんか! 急遽、予定外の土寄せ・・・。これがさ、うちの畑だとせいぜい10株なんですけど、まぁあるわあるわ、数は数えていませんが、すさまじい数。畝間が広いのが不幸中の幸いでしたが、鍬でえいやえいやと土を掘っては寄せ、掘っては寄せ。
本日そのころの畑の気温はおそらく30度ほど。死ぬかと思いました。
梅雨が明ければジャガイモ収穫かな? ちょっと緑化しちゃったのもあるけど、なんとか頑張ってほしいです、太ってね!
帰宅→バラの黒点病手入れ→ペチュニア花がら摘み→スナップエンドウ誘引→収穫→ツルナ収穫→犬散歩→近所の喫茶店さんのマスターと世間話→さらに近所のお宅で今年作られた畑と庭を誉めちぎる→帰宅→野菜尽くしの夕食→現在にイタル・・・では。

雨ざんざん

朝からずっと雨の1日でした。
この雨が植物を育てているんですよねー。そう思うと腹も立ちませんが、東京で勤めを持っていたころは、雨の日は傘のやり場に困るので嫌いでした。自分の傘で濡れるのはしょうがないけど、他人の傘で濡れるし・・・。初めて勤めた職場で
「ふー。今日も3人殺してきたわ」
と、女性社員専用の更衣室兼休憩室みたいなところで一服吸う先輩がいて、雨の日はたいていその数が5人とかに増えるんですよ。
「あ゛ー。視線で殺せればどんなにいいかって、毎日思いながら生きてるってツライわ・・・」
とも、おっしゃってましたがね。
昨日は午前中庭仕事をして、午後は母親を連れてアウトレットへ。父親のズボンを買うのに、ユニクロとかだと股上が浅いとかサイズがないとかで、外国のメーカーならいいんじゃないかってことで、行ってきました。幸運にもエディーバウアーとLLビーンでサイズがあって、購入。ついでにスターバックスで休憩。
私のスタバ・デビューでございました。メニューがわかりづらいっすね。ありすぎ。「普通のコーヒーくれっ」と言いたくなる気持ち、わかります。私もわからないので、「普通のあったかい紅茶ってありますかね?」なんて聞いてるし。
それはそうと、今朝、当ホームページが開設から5万ヒットを数えました。6年以上かかってますから、カタツムリの歩みですが、今後ともよろしくお願いします。
では。

バラが1株仲間入り

この春にバラ4株をいただいたお客さんから、きのう、さらに1株いただいた。カメリアローズという名前で、チャイナローズの一種だそうです。
今日は朝から晴れ間ものぞく天気。さっそく午前中に、そのバラを植え付け。牛糞をちょっとやって、バークで株元を覆いました。ビンゴというバラがすごく綺麗に咲いているので、写真を撮ろうと思いつつも、いつも忘れます・・・。
1日延ばしにしていましたが、パンジーを抜いて、ペチュニアを植えました。パンジーは庭の端っこにまた植えてるし・・・。しつこい。変なところに出ていたブットレアを抜いて、端っこに仮植え。ゲラニウムを侵食しつつあった宿根フロックスを後退させる。すごい勢いで延びてくるので、毎年戦いです。
店内の壁面に服や布を飾るための仕掛けを、作りました。作ったのはロバ氏ですが。ついでに、店の外側に掲示するためのサインボードみたいなものも製作。「私語禁止」「地雷注意」と書いてあります。というのは冗談で、うちは店がぱっと見て2つ、実際には3つの建物に分かれてしまっているので、この建物にはこんなものが置いてあります、ということの掲示です。私たちにはわかりきっていることでも、初めての人には「何じゃこれは?」とわかりにくいだろうなぁと思って。
建物が分かれていることの難点は、たとえば最初に1号店で「あ、これいいな、買おう。でもその前に向こうも見て・・・」と2号店、3号店に足を踏み入れると、そのあまりの商品の多さに混乱し、すっかり1号店のことを忘れる。ということにあります。わはは。混乱したまま帰っちゃう人もいます(笑)。商品が多すぎるというのも、よしあしですね。もうちょっと絞って展示しろとよく言われますが、東京で店をやっているならともかく、こんな場所ですから、年に1度しか来ない人が多いわけで、だったらできるだけたくさん見てもらったほうが・・・? と考えてしまうんですよね。はい。
春1番まきのキャベツ「みさき」が収穫期に入っていますが、今日チェックしていたら、1個が大きくなりすぎて若干軟腐病気味になっていました。あわてて取って、悪くなったとこだけ捨てて、残りを自家用に。
1番まきのコマツナ類を最終処分して、跡地を耕しました。キャベツやレタスの収穫した後の場所も、耕しておきました。また次の野菜がここに来るので。
コマツナとふだんそうをちょっとずつ種まき。踏んづける。
キュウリの最後まき。バークかけておく。
ニンジンの種まき。やや多め。うすく土をかけて踏んづける。
トマトの残りが心配です。このまま何とか育っていってほしいのですが。もう実がつきはじめているので、最初の1段くらいは収穫したいなぁ・・・。
ではまた!

不安定な天気

朝起きると、予報とちがって晴れていました。こりゃラッキーと店を開けると、時折サーッと降ったり、また日が射したり。そんなことを繰り返し、午後いっとき土砂降りになりましたが、その後はあがりました。
日曜でもあり、数組のお客さんが来店。
連休に予約していただいたカンタのドゥパタ(ショールサイズ)が、本日嫁入りしました。寂しい気持ちもありますが、でも基本的にはうれしいんです。私が持っていても、どうしたってタンスの肥やし。それならば、このよさをわかってくれる人のところに行って、飾ってもらえるほうがいいんです。それに、私には多分また出会うチャンスがあるけれど、ほとんどの人にとって、現場でカンタに出会うチャンスなんて皆無でしょうから。
私はクルマにも服にもバッグにも靴にも、まーったく興味がなく、仮にブランド品の店に何かの間違いで入っても、速攻で出てしまうでしょう。私にはそのよさがまったく理解できないし、人々がなぜ、そんな「マーク」に大金をつぎ込むのか、さっぱりわかりません。
でも、布となると話は別で。現地で時折、雷に打たれたように大金をつぎ込んでしまうことがあるのです。
人っておもしろい。
うちの店に足を踏み入れる勇気を持った人の中で、「出会った」「見つけた」と直感する人は、果たしてどれほどの割合なんでしょうね。ほとんどの人にとっては、ウチは何の変哲もない布屋であり服屋なんでしょう。見るほどの価値もなし、と判断する人だっていて当たり前。
そんな中で、宝石を見つけ出してくれるお客さんに、心底感謝です。
うちは、店らしくない店。「お客様は神様」なんて、思いません(笑)。私が膝をつくのは、おそらく14世ダライ・ラマだけですもん。中国政府公認の15世(近い将来の)にだって、膝なんか屈するもんか、ね。
どなたとでも、対等に、お互い気持ちよく、出会って別れたい。
そう願っているのですが、なにぶん、生来の不調法でして、うまくいかない場合も多々。お客さんへの注意書きが増えたり減ったり。
この注意書きをなくすために、ヒマラヤハウスは王国として独立し、町道から敷地に入るところにパスポートコントロールを設置、ビザを発給しようかと今日考えました。ビザにはもちろん、入国の心得が記されており、入国希望者はここでレクチャーを受け、心得を守ることを確約して入国を許可される。もちろん、町道と敷地の境は=国境ですから、ビザの発給を受ける前にカメラを取り出そうものなら、即刻水平射撃(笑)。国家の独立性を維持するために、国境線の防衛は重大な責務であります。
なんてことを、半分冗談、半分まじめに考えました。
しかし、さらに入りにくい店になることは必定ですな。
その昔、かのドクトルマンボウ大先生が、マンボウマブゼ共和国を樹立し、通貨まで発行しましたなぁ。なつかしい。
本日、ズッキーニ初収穫。ちょっと腐っちゃいましたが(花から腐ることがあるんですよね)、おいしかったです。いかん、ニンジンまき忘れ。では。

とうとう、ラサが北京と結ばれてしまった・・・

本日、青蔵鉄路が営業運転を開始。当分の間、北京~ラサ間は毎日運行。成都・重慶なんかからは隔日運行。北京~ラサは48時間、地獄の硬座で389元だそうです。
ラサはとっくの昔に空港ができて、北京とも成都とも最近では昆明とももっと他にもいろいろな街と結ばれていましたが、鉄路となるとなんせ乗客の数が違いますよね。今までの空路にプラスして、鉄路でも人が流入する。観光客ならまだしも、政治屋、公安関係者、人民解放軍、武装警察、そして移民・・・・・・。
2000年11月に、チベット自治区を訪れた時点で、すでにチベットは完全に乗っ取られた状況に思えました。小さな町に立ち寄って宿に泊まっても、メインストリートはほとんど漢族の店で埋められていました。話をすると、ほとんどが四川省や甘粛省からの移住者でした。ちょっとした「チベッタン・ドリーム」みたいな感じで、移住政策が進められているのでしょう。
1991年、1992年と訪れた時点では、エリアが違うので一概には言えませんが、まだまだチベット族も幅を利かせていました。漢族がチベット族に遠慮して、小さくなっている状況もよく見ました。
2000年には、もうそんな状況はまったくなかった。チベット族が押しやられて、押し込められて、町は漢族のものになってた。
その状況に拍車がかかるわけです。というか、あれからもう5年半、すでに十分拍車がかかった上に、さらに止めの列車が通る。
この列車に乗ってみたいとは、今はとても思わないなぁ。ラサ自体に、自分は再び行きたいとは思いません。せめて91年にラサを訪れることができたことを、喜ぼうと思います。
それでもこの列車に乗ってみたいと思う方も多いでしょう。止めません(笑)。ただし! かなりしんどいはず。私もこのルートを陸路で行きましたが、最初の峠を越えて4500m台に上がった直後、数時間分の記憶がありません。たぶん意識を失っていたんだと思います。気がついて最初の記憶は、隣にいたチベット人の若い女の子が、水のペットボトルを渡してくれて「飲め、飲め」と身振りで言っていたこと。かなり過酷です。事前に心肺機能のチェックは必要かも。
さて。
心配していたトマトですが、今日の午後見たら1株の上半分がぐにゃりと萎れていました。周りは元気なので、こりゃ完全にいかんと思い、さっそく処分。根元のほうから切ったら、真ん中が空洞になっててしかも茶色く変色してました。虫が入った可能性もありかと。ただし、その前に病気にもなってたと思いますが。
ほかの株も、不安要素を抱えています。先端のくるくる病も広がりつつあります。トマトはまじでむずかしいですねぇ。
今日は店の展示替えや、最後の値札付けなどをしていて、予定していたはずのニンジン・キュウリの種まきをすっかり忘れました。明日は雨の予報。蒔けるでしょうか・・・。では。