日中の最高気温がプラスだとほっとする。真冬日は本当に寒い。今日は5℃、外に出るのもそんなに億劫ではない気温だ。
午後、夫が所用で出かけるのに付き合って、中軽井沢の駅で落としてもらい、図書館に行ってきた。ここの図書館は御代田に比べれば大きいし、1階と2階に分かれていて蔵書数も多いと思う。が、ほんと前から思ってるんだけど、どうして本のしっぽを仕舞わないのかな~? と不思議。しっぽ、しおり紐がぴらぴらしてるの、みんな気にならないのかな? 返本されてきたのを書架に戻す前に挟み直すだけだから、たいした手間じゃないと思うんだけどな。
と言いつつ借りる本を選び、おっとその前に、知人から情報を得ていた数日前の新聞を探して読む。小池真理子氏のエッセイだ。夫君でこちらも直木賞作家の藤田宜永氏をこの1月に亡くされたばかり。そのこと(喪からの回復について)を綴った文章だった。というか、ずっと読んでいるわけではないからわからないけれども、今このこと以外に書けることがあるのかどうか……。そのこと(喪失について)を書き続けることが、この作家をここに繋ぎ止めているのかもしれない。
そしていつかその先に、新しい作品が生まれるのだろうな。書く人は、書くことでしか生きられない、のではないかと思う。喪からの回復、つまりその方法論のようなものも、おそらくは、書くことなのだろうと、恐れ多くも思ったりするわけである。
やたらと「この」だの「その」だのが多いなと自分でも思う、老化のせい?
年末年始用に、たくさん借りてきた。全部読む自信はないけど、今年はほとんど読書をしなかったので、たまにはいいだろう。今回の年越しは、アマゾンでリストアップしているのに全然見ていない映画を見て、本を読んで、過ぎていきそうだ。絲山秋子の未読のものを2冊借りられたのでうれしい。
細々とした買い物をして、帰宅。
先日注文したアイロン台が到着。すごい存在感だ、アイロン台とは思えない。明日あたり、写真撮ってからまた。