確定申告

締め切り間際になってしまったが、昨日、無事に申告終了。いやまあ無事かどうかはわからないけど(^^;
終わるとほっとする。
今年はもうちょっと、メリハリのある仕事状況にしたいなと思う。

大江健三郎氏が逝去。
昭和10年生まれ、いわゆる戦中派と言っていいのか違うのか?
敗戦を記憶している知識人という意味で、ほぼ最後に近い人だと思う。あと誰が残っているかなと、考えてみるがわからない。
初期の作品は好きで大体読んだ。中期に入ると観念的な作品が増え、私自身が社会に出てからはあまり読んだ記憶がない。後期のものに至ってはひとつも。

そんなダメ読者だが、寂しさは感じる。分厚さのある作家だったと思う。そうであれた時代でもあったのかもしれない。

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まだまだ疲れが抜けず、あっちもこっちも痛くて、ぼんやりしている。
アメリカで銀行が破綻したとか。ニュースは見るがふーんと思うばかり。
次はインドネシアに行きたいなと思う(もう次か!)。いやこれはね、仕事も兼ねて・笑 やっぱりバティックはいいなと思って。また探しにジャワ島に行きたいんです。
しかし航空券が高いですなー。ちょっと(かなりかな)先になりそう。

ネパールではすべてのトレッカーに単独行を禁じることになるとか。2006年頃にも同じことをやったがその時はものの数年でなし崩しになったと記憶する。今度はどうなんだろう。
その理由として「単独行の人が遭難したりすると捜索費がかかる」と書かれていたが、まーこれは。遭難することは滅多にないと思う。犯罪に巻き込まれることはあると思う。消えたからといって捜索しているともあまり思えない。要するに取れるところから取る、それだけだと思う。
ネパールもまた遠くなるな。ガイドを付けたトレッキングのよさもわかるが、私は性格的に他者と一緒に長時間活動するのが苦手なので。何日も、となるとかなりきつい。

ではまた

誕生日プレゼント(自分からだけど!)

 届いた!
皆さまに遅れること2週間で、ようやく手にしましたー。みゆきさんの新しいアルバム「世界が違って見える日」。絲山秋子の文庫新刊『海の仙人』は、既読ですが収録されている「雉始雊」は未読なので。少しずつ、好きな作家の作品は(文庫で)買いそろえていこうかと思いましてのポチでした。

「世界が違って見える日」、1曲目の「倶に」以外はお初。あ、「十年」は以前友人がカラオケで歌っているのを聴いたことがあったか。でも「こういう曲だったかしらん」と思うほどでつまり記憶してはおらず。
まだ1回しか聴いていないのであれですが、一番印象に残ったのはやはり最後の曲「夢の京」かな。あと「心月」も始まり方がおおっ、って感じなのと畳みかけて行く感じがお経のようにも思えてなんか新鮮だったです。お経と思ったのは最後のみゆきさんによる解説で「仏性」という言葉を見たからかもしれん。
まあ例によってじわじわくるんだろうと思います。

絲山秋子はゆっくり時間取れる時に読みます。

そうそう、そのつながりで、こんなのも追加で買ってみた。

 2017年の刊

何のつながりかというと、絲山のこれが河出書房新社で、確か昔専攻した高橋のデビュー作も河出書房新社(新社じゃなかったかも)だったなー、と思って確認してみたらこれが出てきた。昔のものかと思ったら2017年のもの。とはいえたぶん大半は既読(三島との対談とか奥さんの文章など関連するものは学生時代にかなり読んでいるので)ではないかと思うのだけど、新しく書かれたものもあるようなので。専攻していた頃からは35年とか経って、こういうのを読むのもまた新鮮かな、どうだろう。

 甘えった梅さん

 こちらは珍しくオット氏の膝で寝る

今は私の膝の上で、隙あらばキーボードを占拠しようとしています。

WBCがテレビで見られてうれしい。昨夜は途中で離脱したけどそのまま無事勝ったようだ。4番村上選手の不調が心配だが、時間が解決するだろう。
加油日本!(加油と言う時に右の拳を握り右肘を曲げると可愛く決まります)

ではまた

花粉酷い

帰国の日、飛行機に乗ってすぐに花粉症用の薬ビラノアをのんだ。団地にたどり着き、その日はまあよかったが、翌日から少しずつ症状が出始め、今日軽井沢に戻る途中でいきなりマックスに! 神奈川西部から山梨南部あたりはかなり酷く飛んでいるみたいだ。山梨も西部、そして長野に入ると多少マシになるが、軽井沢まで来ると群馬から来る花粉様ご一行が居座っているので、かなり辛い。
花粉の時期にどっか海外に行っている、というのは(私の場合)有効な解決策なのか……。それより友人が効くと言っている舌下なんたらを試すべきなのかな。でもこれ、費用はともかく、必ず月1で通院なんだよなあ。そこがネックだなと思う。

てなわけで軽井沢。
梅さんが最初半信半疑だったようで、数分は家に入ってこなかった。その後入ってきて、以後はべったりべったら漬け。ちょっと寝袋かけて昼寝してたら、顔のところに来て「中に入れろ」と。寝袋持ち上げるとすっと入って、中で寝ている。いつの間にかすっかり甘えっこになった。あんなに逃げ回って、隣の家のカーテンとか壁紙とか破壊しまくったのに!

車もそこそこ出ているし、何より先日寄った横浜では平日の昼前なのに人がわんさか出ていた。あちらでもこちらでも行列して何やら買う人が多かった。コロナはもう終わったなと実感できた。
その人々の服装のちゃんとしていることときたら! こちとら海外しかも自転車旅行の帰りなのでズタボロの恰好してて、ただでさえ「マダムみ」に欠けるうえ、あまりの場違いぶりに自国なのにオタオタしてしまった。日本は好きだが、溶け込めない自分も感じたりする。

飛行機の中で「CONTRALTO」を聴いた。好きな曲が多いアルバムだ。タグボートという歌を聴きながら、いつも思うのだが、中島みゆきはどこにいるのだろう、と思った。大いなる甲板の上、ではないのだろう。タグボートでもない。港だろうか。港を見下ろすどこか高台?
中島みゆきが好きでこの歌を聴く人に、自分は大いなる人々の一員だと思う人はおそらくいないだろう。どちらかと言えばタグボートの側にいると思う人が多いのではないか。
自分は? 自分はどこだろう。その船の甲板ではないが、最下層の喫水線すれすれの三等船室(大部屋)に乗っているように思う。日本に生まれたというだけで、日本人の多くは(全てだと言うつもりはない)大いなる船の側にいると、私は感じる。アジアばかり旅してきた私にはそう感じられる。
最後に「ヘッドライト・テールライト」を聴いた。

数日はこちらにいる予定。ではまた

帰国したにゃー

昨日の早朝に成田に無事降りました。
台湾自転車一周旅行、無事に終わりました。
旅の話などはまた追々、旅ブログの方に書くと思います。

台湾の入国条件だった検疫は、実質的には機能していなかった。空港内で検査キットが山積みされているところは通ったけど人もいないし、取っていく人もいなかったから私も素通りした(荷物が増えるのはやだなと)。国としてきちんとやる気があるのなら人員を配置して配るだろうし、そうじゃないのなら別にいいんじゃないでしょうかと思った。
実際どこででも、その検査結果について問われることはなかった。

どこにでもコンビニがあって便利。でもコンビニの例えばメロンパンは35元、150円近いかと。こんな風にもう日本よりも高いものもたくさんある。
ローカル食べ物屋で肉どんぶりとか食べていればまだ日本よりは安い。
列車やバスも日本より安い。
宿泊は日本と拮抗。バランス的には日本の方が安くて良質だと思う。ドミでも500元以下は難しいと思う。私は今回ドミはなしで、最安が800(でも普通の日本人には勧められない、昔のバックパッカーならこんなもんでしょ的宿)、いちばん高くて3000弱(温泉ホテル)。

気候的にはかなり微妙な感じだった。避寒先としてどうかなという考えもあったのだけど、完全にゼロになった。避寒にしては中途半端だと感じた。海外ならやはり私だったらタイを選択する。
というのは暖房という概念がないから。タイなんかもそうだけど、タイで最低気温が15℃を下回ることって滅多にない。台湾はしょっちゅう、でも暖房はない、って感じ。避寒でそれではなぁ……。候補からは外れた。

日本の帰国検疫。visit japan  というアプリをスマホに入れて、自分のワクチン接種回数などを入れていれば自動的に「青」マークになり、それを見せればどんどんスルーできる。というのはまぁ概ねそうだった。ただ、見せる場所が何か所もあって無駄だと感じたし、それも含めてだけどとにかくものすごい数の係員が立ってて正直異様だった。
次の門を通すために事前に確認してます的な個所が多かったのかと。でもそれも1か所で十分じゃないかと。青の人はずっと青なんだからさ(途中で赤になるとかないでしょ)。1か所で十分だろう、それをチェックする実質的な係の人さえ配置すれば、あとは統括的な人が3人くらいいればいいんじゃないの? と思った。何かあった時のために立ってますみたいな人が数十人壁みたいにいたんだよね。

台湾なんかなんもなかったよ・笑

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昨日は成田から横浜に来て、そこでもう十数年持っちゃってる米ドルのT/Cを換金した。もうほとんどの銀行は受け付けていなくて、唯一SMBC信託銀行が受け付けている。そこに行ったら「近くの何とかかんとかでもできて、そこの方が簡単かも」と言われたんだけど、以前トラベレックスという会社でレートを見たときに酷い数字だったので、とりあえず限度額まではその銀行で替えた。で、まだ残ってたのでその場所を訊いて迷いつつ(地下街は必ず迷うよね)行ったら、そっちの方がレートよくてしかも簡単だった。銀行の人もレートは言えなかったけど全力で勧めてくれてたのかもね! ともかく長年の懸案事項が解決できてよかった。都市部にいれば、もっと円安だった時にささっと替えられたんだけどね(^^; 因みに銀行さんは仲値から4円だったかが手数料だった。次に行ったところとは3円近い差だったかな。

台湾の空港で到着時に訊いたら、1枚につき1000元(5000円弱)手数料だと言われた!

高島屋やあちこちで食べるもの買って、駅でバスを35分ほど待って、団地に戻って食べてお風呂入って寝たのが午後2時頃。
9時半に一度目が覚めて外を見たら、実に美しい風景だった。団地の明かりがきれいだった。あまりに静かなので真夜中だと思った。日本は美しくて静かな国なんだと、つくづく実感した。台湾なんかの猥雑さを活気ととらえるべきなのか……、今の自分には疑問だな。
で、また寝て、起きたら朝の8時前だった。

団地からの撤退を、ちょっと延ばそうかと決めた。新車買うつもりが中古車になったし、もう少しセカンドハウスという贅沢を味わってみようかと。昨年は病気で結局ほとんど来られなかったし。

そんな近況です。
ではまた