ロック解除

郵便局に通うこと3日目、ようやく通帳またはカードまたはネット? の暗証番号ロックが解除できた。

最初はガス料金がカードから落ちず、振込用紙を持って行ったら、現金では手数料がかかるようになったと言われて出直し、次は通帳から落とそうとしたら暗証番号が必要で、結果的に自分が「これだろう」と思ったもので合っていたのだけど、数週間前にスマホにゆうちょアプリを入れようとしたら「ロックがかかっている」と言われたことを説明すると書類を渡され、身分証なんかと一緒に本日提出してロック解除となった。
なんでロックがかかったのかもわからないし、いつからそうなっていたのかもわからないという(^^;
ゆうちょで現金を引き出すことがまずない、というかない、ので、長年放置していたのかもしれない。ともかく片付いた。

夕方は小田原のクリニックへ。
「先生、手術後のリハビリ間違って五十肩になって」
「え、すぐ直す、得意得意!」
立って手首を取られぐるんぐるん下の方で回される。
「痛くないでしょ?」
「いや痛い、痛いです!」
と言うとぴたっと動きが止まり、
「ありゃりゃ、これは立派な五十肩」

直してくれないのかい!

一瞬だけど魔法みたいに治っちゃうのかと思ったじゃないか。
結局、今日はヒアルロン酸注射というのをしてもらった。混んでたしまるっきり説明はしなかった(別の医者にかかってて薬が出てるとか)のだけど、薬はなし。週一で注射打てるそうなので、今回少しよかったら通ってみようかと思う。
あとは眠剤と眩暈の薬とダメもとのドライマウス用漢方薬を出してもらって終了。薬出してって言うと出してくれる、という意味ではとても便利。いろんな科を標榜しているからいろんな薬をだしてもらえるのもいい。東洋医学と言うわりには舌も診ないからどうなのかな~と思うけど、その便利さで通う患者さんも多いとみた。

 『孤蝶の城』 桜木紫乃

昨年読んだ『緋の河』の続編。この表紙でもう誰だかわかる気がする、カルーセル麻紀の一代記。とにかくすごい。今でこそジェンダーフリー(で合っているのか?)の人々がどこにでも普通に出てきているが、この人が若い頃はまったく事情が違ったわけで。15歳で自分の生き方を決めてそっちへ突っ走っていくって、どれほどの強さなんだろうかと思う。覚悟がある人というのはすごい。この人がマネージャーとして育てる羽目になった「坊や」も、こんな人にかかずらわってしまったら、突き進むか逃げるかどちらかしかないよなぁと、その成長ぶりに目を見張りながら思った。私なら逃げるねぇ。
☆5 おそれいりやした

ではまた

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