また神奈川へ

ちょっと信州へ帰ってきた。
私のリハビリが主な目的、あとは梅さんのご機嫌伺い。
梅さんは今回は声が枯れるほどには鳴かなかったが、くっつきぶりがすごくて、一度PCの前にいる私の膝の上に乗ってきてそのまま顎を噛まれた(^^;
夜は寒かったのか、明け方布団の中に入って来た。こんなことは初めて。
置いてくるのは誠に切ない。
多分、団地はこの冬限りにすると思う。猫さえ飼えればねぇ。惜しい。

猫なんか好きじゃなかったのになぁ……。
縁というものは実に不思議。

 『アナベル・リイ』 小池真理子
新作。
軽めのホラー小説。やけに懐いてくる女友達が知り合いと結婚しあっという間に病死する。その後、亡霊があちこちに現れては元・夫と関わりのあった女を殺しはじめ……。というような話だった。
☆3.5 文章は美しい。でも殺す理由がわからないところがあって……

 『夜汐』 東山彰良
台湾生まれの直木賞作家の時代小説。幕末の混乱期、とある理由で新選組とやくざに雇われた殺し屋に追われるハメに陥った男の純な恋。一貫して流れるのは死生観としか言いようのない言葉の数々で、血なまぐさい部分も多々あるのに読み終わって不思議と静かな余韻が残る。
☆4 殺し屋夜汐とはいったい何者だったのか

近藤勇や沖田総司なんかも出てくるのだが、特に沖田総司ってこういう変人キャラだったのかな?
かなり面白かった。台湾ものしか読んだことがなかったので新鮮だった。

リハビリは3回目。ほんとは週1なんだけど、なんせ自宅にいないのでもうちょっと長いスパンにしてもらっている。医者からは怒られそう(^^;
わずかずつだけど、よくなっているような。少なくとも悪くはなっていない気がする。五十肩と一口に言ってもいろんな症状、状態、なのだろうと思う。以前になったときとは違う感じ。前は少なくとも「何もしていないのに痛い」とはなっていなかったような。
自分でもできるだけ肩周辺をほぐすようにしている。早く治したい。

ではまた