取り付け騒ぎ

中国の恒大集団がニュースになっている。中国第二位の不動産会社で、社債とかそういうのをバンバン売り出してすさまじい成長を遂げたのはいいのだが、それらには当然償還の日が来るわけで、今がその時らしい。「金返せ」と人々が押しかけ、子どもにも叫ばせたり、倒れたり、泣いたり、するのはお国柄か(^^;
ひとまず今日のところは償還できたらしいが、今後も続々とそれがあるらしく、次々とハードルを越えて行かないといけないんだね。できるかな。
もちろん大きすぎるので潰せない、日本航空の時のようなことで、最終的には国の下に入ってどうにかこうにかするのだとは思うが。

興味があって検索してみたら株価が出て、3年ほど前の最高値が30ドル(香港)ほど、今は十分の一以下の2.6ドルとかそんな感じ。くわばらくわばら。社債などに投資した人もいるし、株を買った人も大勢いるんだろう、その人たちはほんとに大損してしまったわけで何とも気の毒。

習近平が数年前から「家は住むもので投機の対象ではない」と言っていたにも関わらず、富裕層の投機は止まなかったとの報道を見た。まぁさ、キンペーさん、どの口が言ってるのかというくらい、「お前が超絶富裕層なんだよ」状態だが。共産党の上の方にいる面々は誰もかれもが超富裕層で資産は海外の口座にあり(人民元なんか信用するわけない)、子弟は海外に留学して根を下ろし危機に備えているのだと思う。社会主義国なのにこの金満ぶりは何だ、と、内戦を戦った人たちは嘆いているだろう。毛おじさんに粛清された人々も怒っているだろうな。

2000年に中国内陸部からチベット、ネパールへ抜ける旅をしたのだが、その旅のスタート地点上海で、友人の友人の友人、の家に泊るというハプニングがあった。
日本を船で出発する前夜、中国人の友人に会った。彼女は私が中国に行くと知るとひどく慌てだし、今すぐ自分の友人を紹介すると言って聞かず、私は彼女の友人の友人に上海港で迎え撃たれる(違)羽目になった。
その友人の友人の友人は夫婦二人暮らしを上海郊外のマンションで送っていた。警備員がいるゲートを通って中庭に入り、そこにマンションが何棟も建っている、いわゆる富裕層向けの高級マンションだった。キティちゃんの足ふきマットが置いてあって驚愕した。中国がそんな風になるまでには何十年もかかると思っていたからだ。私が知る上海は、トイレは各家庭にはなく外に出かけて行ってするものだったから。それから10年ほどしか経っていないのだ。浦島太郎だった。
それはいいとして、その夫婦は同じマンション内の隣の部屋を住居とは別に所有しており、友人などが来た時に泊めていると言っていた。当然投資物件だ。あの二人が、どの時点までその投資物件を所有出来たかわからないが、うまくすれば数倍の利益を得ただろうと思う。賢い人は賢く行動するのだ。

そんなことを思い出した。

因みに、私の友人がなぜそんなに友人を紹介したがったかというと、中国人は身内しか信用せず、誰一人知る人のいない土地に行くことを極度に恐れる国民性のようなものを持っているからだ。上海の友人も、私の次の目的地である四川省に何とか伝手をたどろうとしてくれたが、丁重に辞退させてもらった。「誰も知っている人がいない、心配、信じられない!」と100回くらい怒られた。その人は私を上海駅まで送ってくれたが、「駅にいる人たち(列車に乗るのを待っている乗客たち)は上海の人じゃない、危険、怖い、とてもとても注意して!」とこれも100回くらい注意された。
中国の沿海部に暮らす富裕層の人たちは、こんなにも内陸の人間(同じ中国人だし四川省などは漢族のエリアだ)を恐れているのか、と驚いた。未開の蛮族みたいな扱いなのである、況やチベットをや!

中国はおもしろい国だったが、上記の体験からも20年が過ぎた現在は、行こうという気分にならない国になってしまった。何とも残念。

*
相変わらず、裁断したり縫製したりの本日。1つ裁断したらちょうどいい糸が見当たらず、急遽発注したのでそれはペンディングにして別の物を縫ったり。
新しいミシンはやはりメーカーが違うので色んな意味で感触が異なる。まだ慣れず、返し縫をしようとしてガッチャンと糸を切ってしまうことが頻発。現在は右足でフトコンと糸切りを踏むわけで、要するに、ブレーキとアクセルの踏み間違いみたいなことをしてしまっている。糸切りを左にセットすることも出来るらしいのでやってみようと思う。糸切りは左足。できるかな。

そんなこんな。ではまた

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