牛久沼の春

稀勢の里がとうとう横綱に昇進。
長かったですね、でも待った甲斐があったというもの。
ここ1年ほどの間の稀勢の里は、それまでとはぐんと違ったと、見ていて思いました。琴奨菊が優勝したあたりからかな。開き直ったというか、ちょっとふてぶてしさを感じさせるそぶりなども見せるようになり、お・・・・・・、と思っていました。

それにしても長かったな、日本人横綱の不在。
何人も、この人はなるだろうと思ってもなれないことが続いた。稀勢の里もこのままダメなんだろうな、何しろノミの・・・、とあきらめつつ見ていた時間が長すぎる。期待されるとダメ、というのがパターンになってしまっていたけれど、ついに打破した。よかったよかった。

来場所はモンゴル連合軍が束になってかかってくると思うから、心して頑張ってほしいものです。
でも、あの「大乃国様」でさえ横綱張ったのだからね、稀勢の里ならいけると思うんだ。自信を持って、頑張れ!

牛久といえば私が知っているのは住井すゑさんだったけど、稀勢の里も加わりました。
あとは郷土の関取、御嶽海も、めざせ大関、かな。

 

軽井沢は連日真冬日で、今日は久々に日中プラスかも。朝は霧氷で林が真っ白でした。
ではまた

こたつで「一会」

夕方買い物に行って戻ってから、何となく「一会」を観始めました。そうそう、その前に、夫が録画しておいてくれた相米監督の映画「東京上空なんたら~」というのを観ようとしたのですが、なんか合わないのでやめたんでした。で、「一会」を。
少し前にテレビを買い替えて、録画ができるようになり、画面も少しだけ大きくなりました。でもそうなると、「DVDの画質じゃ物足りない・・・」という贅沢な不満が頭をよぎり、ヤマハの思う壺にハマっていくと・・・(笑)

西には西だけの正しさがあるという 東には東の正しさがあるという ♪

という歌の一部分を聴きながら、これはやっぱり東西冷戦の只中もしくはまだその名残が強かった頃に作られたのかな? とか考えたり。
今ググったら1995年か・・・、終結してから6年も経っているとすれば、この場合の西とか東というのはもっとぼんやりとした概念なんだろうな。ぼんやり? いや何と言うか、いろんなものに例えることができる、というような。

何でそんなことを歌を聴きながら考えたかというと、数日前に私の高校時代の恩師から珍しくメールが届き、私も教わった国語の先生が亡くなられたとの知らせがありまして、そこからいろんな記憶を辿ったりしている中でベルリンのことにも思いが至り。
何度か書いたことがあるのですが私は高校時代に国語科の教諭たちに救われた経緯があり、中でも亡くなられた先生には2年間現国を教わり、また、本の話、映画の話など、色々していただきました。特に今でも覚えているのが、開高健の『夏の闇』を、ぜひ読んでみろと勧めてくださったこと。当時私はあまり開高には目が行っていませんでしたが、これをきっかけに読むようになりました。
この本の中で、当時まだ分断されていたベルリンが出て来る。環状線という電車に乗った主人公とその愛人(アイレン)が、「いま西」、「いま東」、「また西」・・・という会話をするのがラストシーン。その状況が把握できにくく、つまり、環状線に乗ればそのように東西を行来してしまえたのか? 危険はないのか? 下りなければ問題はないのか? 駅はないのか? 今もよくわかってない。

ベルリンの壁が崩れた時、私は中国の大理という小さな田舎町にいました。メールも携帯電話もない時代。テレビも国営放送しかなかった。で、テレビは滅多になかった。そんな中、大部屋に泊まっていた誰かが持っていた短波ラジオに皆がかじりつくようにして、そのニュースを聞いていました。英語ができない私は、出来る人から又聞きしました。少なくともその時、明るい空気はどこにもなかったのを思い出します。誰もが沈痛な、これからどうなってしまうのか、という表情をしていた。特にヨーロッパからの旅人たちが。
これをきっかけにドイツが統合され、ソ連邦が崩壊していき、世界は本当に大きく変わりましたね。少なくとも今の若い人には、東が、西が、という考え方はピンと来ないかもしれません。

トランプ大統領が就任し、世界は保護貿易主義の方向に舵を切りつつある、そんな不穏な情勢です。世界中で人々が、論ではなく力を求め始めている。長いことみんな我慢してた、たぶん。それはタブーだった。でもそれが解放されつつある。欧州でも続々と極右政党が台頭しているとか。歴史は繰り返す、というけれど。

そんなこんなまとまらないまま。ではまた

寒い怖い・・・

昨夜からの雪はまた30センチほど積もり、今日も真冬日の1日でした。これから2月半ばくらいまでが寒さの底ですね。もうちょっと頑張らなければ。それでも少しずつ日が伸びてきているのが救い。毎年同じことを書いていますね・・・。

どこもかしこも雪に覆われたので、餌台は鳥たちで大賑わいです。
いつものカラ類。
カワラヒワ、アトリ。
ちょっとめずらしいところでシメ、ツグミ(たぶん)、ヒヨドリ。
ヒヨドリは珍しくもなんともないけど、餌台に来るのは珍しいです。

そして、今日。
この土地に引っ越してからの18~19年間で初めて見る鳥が餌台に来ました。
スズメです。
スズメは市街地の鳥なので、御代田あたりまで行けば見かけるけれど、少なくともわが家の界隈で見かけたことは一度もありませんでした。
初めは群れから離れたのが来たのかなと思ったのだけど、しばらくすると餌台が5~6羽のすずめに占拠されており・・・・・・。
スズメはさすが街場の鳥だけあって少々のことでは動じず、他の鳥が来ても怯えずに堂々としています。そして、案外大きいのね、シジュウカラと同じくらいかと思っていたけどてんで大きいわ。

今年の松の内に、断捨離を友人と誓い合いました。
毎年同じことをお互いに言っているので何だかな~、なんですが。
それでも一念発起して、色々なものをオークションに出したりしています。
今日初めて、詐欺かなと思われる事例に遭遇しました。丁寧にしかしガンとして譲らずに対応したら引いてくれたのでよかったですが、ちょっと怖かったです。
世の中には色んな人がいるので出来る範囲で出来るだけの自己防衛をはかっておかなければ・・・、と思いました。

ではまた~

寒い寒い

予報ほどではなかったようですが、それでも氷点下9℃くらいになった軽井沢。やっぱり寒い。日中はなんとかプラスで2℃。うぅ・・・。

御嶽海が頑張ってます。
十両の上の方から幕に上がった前後は、変化したりすることもあった(多分怖かったのだと思う、一度大きな怪我もしているし)けれど、最近はそれはすっかり封印されて真っ向勝負で大変いい感じです。
応援団も頑張ってるね♪
御嶽海はお母さんがフィリピーナなんだけど、村には何人もフィリピンからの花嫁さんがいて、御嶽海の取り組みが近くなるとみんな集まってきて応援するんだそうな。何とも微笑ましい。
海外から嫁さんを迎えるのは地方の(特に)農村部ではずいぶん前から行われているけれど、あまり幸せな事例を見ることがないので。フィリピンの人は明るくて優しい人が多い印象がある、ごくごく一部の私が会ったことがある人だけで判断してるけど。キリスト教というのも大きいのかな。
めざせ2ケタ!

アパホテルの乱。
アパホテルは2度ほど泊まったことがあるけど、2度めになんとシャワーが壊れていてお湯が出ず、別の空き部屋にシャワー浴びに行かされるというビエンチャンかよという目に遭ったのでまったくいい印象がなく、故にもう利用しない気がするけれども、今回の件はけっこう驚いた。
南京事件については日中双方に諸説あるので、ここで何か書く必要はないだろうと思うけれども、ともかく日本人としては、「そんなことはなかった」とだけは決して考えてはいけない、口にしてはいけないと思う。たくさんの悲劇があったのは間違いがない、数の問題については学者がいずれ検証してくれるだろう。
そもそも、だ。
ホテルの部屋に置いてあっていい書物は、引き出しの中の聖書だけじゃないですかね?
正しい歴史認識を広めたいとか伝えたいとか大きなお世話、何を勘違いしているのかと。せっかく旅行に来てくれている中華圏の人に不快な思いをさせて何のプラスがあるのだろう、アパグループにも、日本にも、日本人にも。
異国で、日本人であるが故に嫌な目に遭ったことが1度でもある人なら、決してこういう発想はしないだろう。アパホテルの人々は、旅なんかしたことがないのかな。

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なぜか薪の間にすっぽりと頭を挟んで寝ているウメ。これはこれで快適らしく、ずっとこのまま寝ていました。

また降った

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昨夜からの雪は今朝までで40cm弱。けっこう積もりましたね。
こんな日はもちろん真冬日です。
明日の最低気温の予報は氷点下12℃。
まだまだこんなもんじゃないけど、冷え冷えです。

とうとうコタツを出しました。
コタツで腰が痛くならないいい方法ってないかな・・・。
ではまた

真冬日

今朝の積雪は15センチほど。除雪車も出動しなかったのでこの辺りは20センチ以下だったと思います。サラサラの粉雪でした。
雪は日中も時々降っていましたが、どんどん積もるという感じの降り方ではなく。
でもこの雪で地面の餌が探せなくなったせいか、餌台が大繁盛。シジュウカラたちカラ類だけではなく、カワラヒワやアトリなども群れでやって来ては餌台を占拠、自分たちで争い合うので、
「な~か~よ~く~!」
と仲裁しますがまったく言うことを聞きません。困ったものです。

 

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日中、日ざしがあった時間のウメ。外のデッキには雪が積もっています。
こうして見ると特に老犬という感じはしない(他の人が見ると老犬に見えるかな?)。
今のウメの脳内は、ぜーんぶ「食欲」だと思われます。たまに眠っているとかわいいです。

今日は日中の最高気温が氷点下5℃と立派な真冬日でした。寒い寒い。
ではまた

今年最初に作ったもの

3600-DSCF6667 ナガのかばん

去年作ったものとほぼ同じ布、サイズで作りました。国境をまたぐかばん・2です。
色はちょっと変わっています。11月のタイで同じ布を探したけれど手に入らず、色違いのこちらを買ってきました。
ちょっと横長。くったり系。
肩ひも部分が手間取ったというか裏返して整えるのに指の力を使うので、翌朝手が握れなくなりました・・・。

軽井沢は未明から雪が降りましたが、今のところ大雪ではなく除雪車も出ていません。これから明日の朝までに降るかな?

今日は最高気温がマイナス3℃と真冬日。きたきた。
当分はこんな感じで寒い日が続きそうです。

ではまた~

降りました

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昨日の夕方から降り出した雪が、今朝までに20センチ強積もりました。けっこう水分があって重い雪に感じます。
畑もすっぽり雪に覆われて一安心。
昨年の秋に果樹の苗木を購入したのですが、年末になって届いたので植えるわけにもいかず、畑に仮植えしたままになっていまして・・・。落ち葉などたくさんかけてはあるけれども心配。雪の下になれば、氷点下10℃以下になることはないと思うので。聞くところによると絶対0℃という状況になるらしいのですが、体感的に疑問が残る。
でもまぁ激しい寒さと乾燥にさらされなければ何とか生き延びてくれるかな。
心配は尽きないです、色々と・・・。

お相撲が始まりましたが、なかなかゆっくり中継を見ることもなく。
今日はたまたま結び直前にテレビの前に。
おや、郷土の力士、御嶽海が結びじゃないか。
ふんふん、日馬富士、おやいきなりつかまっちゃったね、まぁ横綱強いからね、おっと強引な投げだわ、おやおや御嶽海ついていくぞ、よしよしそのまま、体を寄せて寄せて、ついていけ、そのまま寄せ切れ~~~っ!
勝っちゃった。
初金星、おめでとう!

まぁ長野県は私の故郷ではないのですが、ここに住んで17年なので、やっぱり長野出身(たいへん珍しい)の力士は応援したくなりますね。相撲の型というのかな、そういうのも私の好みに合っています。押しと寄り。基本ですよね。立ち会いの変化とかトリッキーな動きとかする力士はあまり好きではありません。あと、仕切りを意図的にもたもたする力士も嫌だな。

連休も終わりました。明日は晴れる予報、除雪したところの雪が消えるといいけど。ではまた

女は怖い・・・

昨年末から「武則天」という中国のテレビドラマを見始めました。武則天、日本では則天武后のほうが知られているかな、唐の時代の女帝のお話です。見始めたのが既に30話以上過ぎたあたりからだったので、しばらくは顔と名前がまったく一致しなかったけれど、ようやく慣れてだいぶわかってきました。

それにしてもともかく、陰謀また陰謀、裏切りと殺戮の嵐です。皇帝を巡る女たちの争いがともかくすさまじくて、いやはや女は怖い・・・・・・。
ただ一人心の美しい者として描かれる智奴(後の3代皇帝高宗)だけが今のところ救いですが、結局この人があまりにも弱く政治力に欠けるが故に、武則天という稀代の悪女が生まれてしまうんだな。今のところ武則天はまともな人に見えるけど、これからどんどん悪女になっていくのね、ひー、怖い怖い。
BS12で夕方6時からやっています。

index 中国版「大奥」かな

 

51k469mbs4l-_ac_us160_坂の途中の家  角田光代

これも別の意味で怖い小説でした。幼児虐待死がテーマのように見えるけど、実は本当に怖いのはそこではなくて・・・・・・。人がどのようにして追い詰められていくか、モラハラパワハラにどんな状況であれ一度でも接したことがある人ならば身につまされる話だと思います。
☆4.2 最後いきなり吹っ切ってしまうのが、あれ? と思った

 

明日はマイナス10℃まで下がる予報です。ではまた