タイの手織り藍染布で作ったメンズシャツ。ウチはメンズってほとんどないので作ってみました。ほんとに大きいね、メンズものって。
ポケットは2箇所にあって、それぞれ和の古布を使いました。
で、これは夫用なので、受注生産品です。よかったら。
ちょっとわかりづらいですが、藍の布と、黒檀染めの茶色の布で作ったヤオパンツ。ポケット部分はモン族のろうけつ染めの麻です。
ヤオパンツ、久しぶりに作りました。前は時々作っていたのですが、最近はとんとご無沙汰。久しぶりにやってみたらいいですね~、やっぱり。
巷では、たぶんリスパンツのほうが有名で人気も高いと思われますが、私はヤオも捨てがたいな~。だってリス族がリスパンツ着てるの見たことないんだもん(笑)。ヤオ族はヤオパンツ着てるよ、今でも。
とは言いつつも、私はリス族ハンターじゃないので、どこかでは今でも当たり前に着ているのかもしれません。
あとね、大きな声じゃ言えないけど、リスパンツって時々、危ないなと思うことがあるんですよ。足さばきが若干悪いというかね。いや、若くて元気な方ならまったく無問題だと思うけど、私のように腰が悪かったりすると、普通の人よりも足さばきが悪いわけで、そうするとちょっとね、引っかかるような時があるんです。
いや~、なんつってもすっ転んで肋骨2本も折った前歴の持ち主なので、そういうところにも気をつけるようになったというか。
そういう意味で、ヤオはタイやリスと較べて、無理のないパンツだなと思うわけです。
ベトナムのヤオさん。もちろんヤオパンツを着ていますよ、すばらしい手刺繍のパンツです。
こちらは中国のヤオさん。ヤオパンツ着てますけど、刺繍はだいぶ・・・・・・うぅむなものに成り果てていた。
実はこの2国のヤオさんたち、直線距離にしたら50キロとかそんなもんかな? もうちょっと近いかも? な距離に住んでいます。でも第三国人に開放された国境が近くにないので、1日がかりで移動しました。数十キロしか離れていないのに、中国の刺繍は既に荒廃し、ベトナムのそれは生き残っている。不思議だなぁ~。
数年前。たぶん5~6年前に、北タイで一時期大量のヤオパンツ(着古したもの)が流通したことがありました。市場に行くと山と積まれた服、服、服。見事な刺繍のものから、そうでもないものまでピンキリでしたが、それでもいいものがたくさんありました。
いいものはたくさんあったけれども、これだけの数の服を彼らが手放し始めている、いや既に手放し終わってしまったのだということに、複雑な思いを抱いたのも事実。
そのブームはとうに過ぎ去り、今ではもうほとんどまともなものは手に入らなくなりました。
さて。
昨夜は激しい雨、本日午前中も激しい雨。そしてやんだかと思った午後4時ころ、ゲリラ豪雨のような激しい雨が降りました。まだまだ不安定、梅雨末期のよう。明日もこんな感じの天気みたいです。ではまた