えー。
この夏、ヒマラヤハウスは満10年を迎えます。
10年一日と言ったり、10年一昔と言ったり。
ま、節目の年であることには間違いありません。
10年、よくも持ちこたえた。
というのが実感です。
おそらく軽井沢中の方が、あるいは、お見えになったことのあるすべての方が、諸手を挙げて賛同してくださるでしょう。
なぜヒマラヤハウスが潰れないのか、町の七不思議のひとつですから。
へへ、実は金鉱を持ってるんです。
あと油田もね。
もちろん嘘ですが。
で、まぁ、10年です。その間試行錯誤を繰り返し、暗中模索の五里霧中状態を匍匐前進し、どうにかこうにか生きてはきたけれど、これが本当に自分たちが求めた形なのか、ということになるといささか筆が鈍ります。ほんとうにこの道でいいのか、とは、いつも考えます。
お客さんを相手にする仕事はむずかしい。
飲食店には飲食店の難しさがあり、物販には物販の難しさがあります。
もちろん、夫の仕事だった職人にはその難しさが、私がやっていたライターにはそのむずかしさが、あるわけです。何だってむずかしい。簡単な仕事なんてないですよね。
軽井沢という土地のむずかしさもあると思います。そしてまた、人里離れた山奥でやっているという形態にも、むずかしさを引き起こす要因が大いにあると思います。
私たちも人あしらいが苦手で下手です。
うん、むずかしい。
今年、10周年を一区切りとして、いったん、営業にキリをつけようと考えました。
決まったのはそこまでで、具体的なことはまだちゃんとは決めていないのですが。
そのへんの話はまた追々と。
畑では豆が続々と発芽中です。最初に出たのがたぶん大豆で、次に元気なのが金時、ということは、まだ出ていないのは小豆なのかな・・・。自分で蒔いた順番を忘れました。出てくればわかると思ってしまうので。いい加減だな、あいかわらず。
ではまた
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