ふぅ・・・。
病院から帰ってきました。
患者本人は割と元気なのですが(話もする、冷蔵庫が欲しいから借りて来いとか言う)、残念ながら再手術ということになってしまいました。
術後のせんもう、(一時的な認知症、わかりやすく言うとボケ)がひどく、ぴょこんと起き上がってしまったり、ベッドの下のものを取って上に置いたり、ということをしていたらしいです。背骨ほぼ全体に金属の支えを入れるような手術をしたのに、起きたり身体をねじったりしたわけです。それで骨が崩れて(年齢から言ってもう骨はもろいんですね)金属の支えがはずれてしまった、このままでは非常によろしくないのでもう一度手術をして、範囲を広げてあらためて固定しましょう、と、こういうことです。
一番びっくりしたのは、術後4日目の深夜に、廊下を普通に、淡々と、歩いていたのだそうで。点滴やドレーンといった全ての管を自分で丁寧にはずし、ご丁寧に消毒までしたらしい。そして淡々と廊下を歩いていた・・・・・・。
この時点というか、今日現在でも、彼女に立つとか歩くとかいうプログラムはなく、ベッドごと移動するのが常態なのですよ。
ドクターが言うには、今まで何百何千と手術をしてきたけれど、これだけの大手術の数日後に、立って歩いたなんてケースは初めてだそうです。
ギネスでも狙ってるのか、母よ。
いくら元医療従事者とはいえ、消毒とかしなくていいんだよ、おとなしく寝てなさいー!
しかも、非常に我慢強い気丈な人なので、まったく騒がず、静かに淡々ととんでもないことをしでかしているので、誰も気づかない・・・。のだそうです。普通は大騒ぎするらしいんですが、人様に迷惑をかけてはいけない、というのが人生の第一目的みたいな人ですから、ナースコールも押さずに自分でやる(しかも妄想の世界で)。
私がこの人から生まれたとは、とてもとても信じられません。
再手術後は、またしても妄想の世界に入って身体を動かしたら大変なことになるので、落ち着くまでのしばらくの間、病院で付き添いが必要になります。
チケット取ってなくてよかったです・・・。タイ行き、再延期です。
今後の仕事のことなど、いろいろやらなくちゃいけないことが山積みですが、何だか落ち着かなくてダメですね。でもまぁともかく、出来る事を少しずつ、ですね。
病気の話になってしまいました。ごめんなさい。
ではまた。
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第14世ダライ・ラマ法王を支持します
うーん大変。。。
笑い話じゃございませんね。
でも、一人で誰にも気づかれずごそごそやるところは、
やはりヤマネさんの母親ですね。
他人からみて無茶なことを黙って平気でする___腰、ご自愛ください。
我慢強い気質なんですかねぇ。トド母も調子が悪くても3日くらいしてポツリと報告します。ですから最近は様子がおかしかったら、すぐに聞くようにしています。
今のお母さまの状態ですと、家族が見守るしかないのでしょうね。看護婦さんは決まった時間にしか観てくれませんからねぇ。結局家族なんですよね。
ヤマネさん、体に気をつけてくださいね。
はぶさん、アシカさん、ありがとうございます。
昭和の女は強いんですよ、それも1ケタは・・・。明治大正は言うに及ばずですが。
同じ昭和でも40年代などになりますと、からきし意気地がなくてねぇ。
あ、そんなこと言ってるとみんなに怒られるか・・・。
誰にも気づかれずにごそごそやるのは確かに私もそうか(笑)
しかし私は苦痛には弱く、ナースコール乱打状態になりそうです。
体には気をつけます。
きゃぁ~、つらいでしょうに・・・
病院に寝ているだけでも何か吸い取られてゆくような不安な気持ちになります。
祖父も強い麻酔のせいで術後幻覚や幻聴があって眼が離せず
病院から付き添いを頼まれて家族で交代で病室のソファーで泊まったのですが
温厚で常識人の祖父がもう怖くてかわいそうで;;
回復をお祈りしています。ヤマネさんもお疲れが出ませんように。
そうですか、りーさんもご経験があるのですね。
幻覚がかなりあったのだから、早めに付き添いを頼んでくれれば・・・、と、
今言ってもしょうがないのですが。悔やまれます。
ドクター曰く、「それだけ並外れた体力があるのだから大丈夫、頑張りましょう」!
見守るしかありません・・・