晴れたり曇ったり

昨日の午後から降った雨、夜遅くにはみぞれになるかと思ったがその前に止んだようだ。今日は朝からよく晴れて、日の当たる場所にいると暑いくらい。
でも正午過ぎに買い物に出た時には曇っていて寒かった。気温はかなり低めに推移しているように思う。

 今日の夕焼け

右隅に写っている建物の一部をほんとは外したいんだけど、左五十肩のせいでこれ以上デッキの柵から身を乗り出せない。
きれいですにゃ。
因みにこれはスマホの写真。

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 この間帰ったときの梅さん おでぶさん
仰向けで寝てるところ。鼻にぽちっとあるのは生まれつきの模様。

 寝るるるる

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 『北帰行』 佐々木譲
直木賞受賞後第一作! だそうだった。先日1つ読んだが、今までほとんど読んだことはない作家だと思う。警察ものとか多い印象(違うかも)。
ロシアからの女ヒットマンと暴力団の戦い、それに巻き込まれたアテンド役の旅行会社員……。最後はもう、ああするしかなかったんだろうけど、ちょっとどうなのよ? 特に家族を殺された割にはそのへんが薄いし、うーん。
☆3 船戸与一を思い浮かべてしまった

 『無貌の神』 恒川光太郎
こっちの図書館には結構あるので、この際あるのはぜんぶ読んでしまおうと借りてきた中の1冊。古い順に読んでいる。これは2017年。
この世ではないところの、この世にはいるはずのない何者かが出てくる、この人の得意とするダークファンタジーのような短編集。どれもよかったが、特に最後の1作はとても気に入った。
☆5 星などつけることすらおこがましいことでございます

一時期ほんとに。具体的に言えば『金色機械』と『スタープレーヤー』を読んだあたりでは、この作家は違う方向に行ってしまうのではないかと思い、この2作とも自分にはよさがわからなくて残念だなと思っていた。また『夜市』のような小説を読みたいと期待していたので、最近読んでいるどれもがストライク! でちょっと興奮している。もう気に入ったやつぜんぶを(文庫で)揃えようかと思うくらいだ。

読めるものならなんでもかんでも読む、特に今はほかにやることがなく(私は自分以外の誰かの気配がある場所ではまったく集中できず、故に大事なことはできない(^^; )乱読している。たとえば今日の『北帰行』なんかは明らかに読んでも読まなくてもどうでもいい(失礼!)本で、テレビで言えば火サスみたいな位置付けだ。それに対して恒川や絲山なんかはまるで違う。次元が違う。私の向き合い方も違えば受け取るものも違う。
だけどもちろんどうでもいいきつねうどんみたいな本も必要だ(^^;

ではまた