図書館まで歩いて行ってみた。前冬も何度か行っている。帰り道に新しいスーパーが出来ていて寄ってみた。有人レジがなかった。近未来の風景のように見えた。これからどんどん、そっち方向に進んでいくんだろうな。
あちこちで買い物。有名な洋菓子店でお遣い物のお菓子を買ったらカードで支払えず! 外で待っていた夫のところに財布を取りに行くという失態(-_-;)
今時、大層な構えでカードが使えないとは思わなかった・・・。道端のみかん屋さんとかならわかるけど、あとウチとか。
なかなかキャッシュレス化が進まない部門もあるんだな。まあ手数料が高いからというのはよくわかる。ここが下がるといいんだろうけど。
『エレジーは流れない』 三浦しをん
なんか、青春小説すぎて、まるっきり響かなかった。
☆3 読んだだけ
『転生~満州国皇帝愛新覚羅家と天皇家の昭和』 牧久
長いタイトル、分厚い本、読めないかと思ったが読み始めたら面白くて全部読めた。日本側と愛新覚羅家(清朝の皇帝家だったが革命で滅んでいた)の互いに利用し合おうとするところや、天皇家の人々との結びつきなど、知っているようで知らない歴史、面白かった。溥儀氏が皇室の人々に対して持った尊敬の念や愛慕の念は本当だったのだろうなと思った。ただ彼はあまりに弱い人なので、終生自己保身の言葉しか残さなかったのだろう。
酷い状況に置かれても、危険を冒して誰かを守ろうとする人々がいたことが、救いだった。その逆の人々ももちろんいたわけで。
☆4 周恩来! 傑出した政治家だったのだなとあらためて。
溥儀の弟である溥傑氏と結婚した嵯峨浩さんが、ソ連侵攻後の混乱する満州で八路軍に襲われ、服も毛布も何もかも奪われるというシーンがあった。
中国でいまはやっているのが、「半分の毛布」という逸話で、解放軍(八路軍と同じ)がやってきた村で村人が兵士に毛布を差し出す、兵士は受け取らない、すると村人は毛布を半分に切って差し出した。っつう美談(もにょもにょ)がありまして。その村は超・観光地となり大成功なんだけど。人民のものは針1本取らない、というのも彼らのスローガンだったけど、そんなことを思い出した。まあ浩さんたちは人民じゃなくて敗戦国の人間だけどね。
『セカンドチャンス』 篠田節子
ハズレなしの安定ぶりはさすが。とても軽い読み物で、これはこれでありかと。ここまでの人がいるかなーとか、ここまでしてくれる友人っている? とかは思うけど(-_-;)おもしろかった
☆3.5 痩せるのはいいことだ!
ではまた