肋間神経痛?

病気の備忘録・ご注意ください

今日も放射線。あと8回になった。「あと何回」を毎日数えている。お正月を待つ子供の気分よりもずっと切実かもしれない(^^;
ピリピリがずいぶん強くなってきて、色もかなり茶色くなってきた。そこだけ茶色なので嫌だ……。
看護師さんに言ったら(訊かれるので)、ここからの1か月が山! とのこと。終了後にマックスが来て、だんだん沈静化していくそうな。
終了後にマックスかー……。

要するに放射線治療というのは、照射している部分の皮膚を重度の火傷状態にしていくということなんだそうだ。重度の火傷というのは真皮というところまで傷つけるので、皮膚が本来持っている機能の全てを失う。汗も出ないし、皮脂も出ない、体の一部が砂漠化することなので、一生保湿を続けないといけないそうだ。
一生! なんか凹むけどしょうがない。

放射線が始まって少し経った頃、いつものように壁登り(壁の前に立って両手を壁に付け、上へ上へと指でとことこ登るリハビリ)をしていたところ、左の肋骨の下あたりがピキーンと張っている感じがあり、痛みもあった。それまでは脇の下そのもの(術創がある)が突っ張って伸ばせない感じだったのが、そこには余裕があってもずっと下の方が突っ張っていて伸ばせない状態に。
たまたまそこを寝違えたりしたのかと思っていたが。
その状態はずっと続き、昨日からは神経痛のような痛みが不意に来る。いつも痛いわけではなくて、突然来る。これは完全に神経痛だよねーと思う。

手術と放射線というダブルパンチにより、いろんな後遺症が出る。
これもその一つかと思う。PMPSという立派な名前が付いている、乳がんの術後に起きる神経性疼痛(肋間だけではなく胸周辺のどこにでも出る)。あれ、これ聞いたことある、私がこの4年近くずっと持っている舌痛症もこの一つで、そのためにうつ病などに使われるSSRIという種類の薬・レクサプロを服用していたんだった。
PMPSにもこれらの薬が使われるそうな。
次回の放射線(うーん放射線科の医師だと守備範囲が違うかな)か、乳腺外科の医師に相談するかなぁ。
こっちでダメなら小田原の薬出すの大好きなドクターに言ってみるか。というか今もレクサプロ処方は生きているので、処方箋を出してもらうことはできるんだけどね。

どこの手術でも、体にメスを入れるということは神経を傷つけたりもするんだろうと思うから、こういう痛みは出ることも多いのだろうと思う。少しずつ減っていけばありがたい。

病気のことをいろいろ書いているのは、自分が後で読み返して「あぁそうだった」と思い出すため。それと新しく得た知識をちゃんと記録しておくため。
同じ側からの再発のリスクはそんなに多くないと思うが、逆側が罹患する可能性は普通にある(普通の人と同じだけある、むしろ多いかもしれない)。その時にあたふたしないように、知識は知識として整理しておきたいと思う。

今日の軽井沢は最高気温が20℃にいくかいかないか、という涼しさ。
ではまた