花粉来た

週末あたりからぐっと暖かくなった気がするが、ということは花粉も飛び始めるということで、くしゃみが出始めた。暖地は花粉の飛散が早い。わかってはいたがちょっと辛いものがある。早く始まり、軽井沢に戻っていつまでも続くのは嫌だなぁ。しょうがないけど。

夫が3回目のワクチンを終えて帰って来た。倦怠感と微熱で様子見中。
夫の2回目は8月末、私は9月末。当然私は3月末頃の接種になるのかなと思っていたらもう接種券が来ていて、しかも2月末から3月上旬に打ってくれと書いてある。5か月じゃん。しかも封筒の中には、「2回目から8か月過ぎたら打ちましょう」みたいな印刷物も複数入っていて、8か月でも6か月でもなく5か月で私が打つことを推奨する理由などは一切ない。
テキトーだなぁ。
ま、打たない選択肢はないと思うので、予約した。予約できる日数が数日しかなく埋まっちゃってるかなと思ったら案外空いてて、夫に聞くと会場は空いていたと。多くの人が様子見をしているんだろうか。国外に出る予定が当分ないならまぁそれもありなんだろうけど、出来れば今年は出たいと思っているので打っとくかと、そんな感じだ。

因みに夫はモデルナ、私はファイザー。夫は2回目のファイザーで副作用が酷く長期にわたって出たので、3回目は打たないかモデルナがいいんじゃないかと知人のドクターから勧められていた。私はどっちも選べるみたいだったが日程的にファイザーになった。

 

 『地に巣くう』 あさのあつこ

読み始めて「あれ、読んだことあるかな」と思ったが内容的にはまったく記憶がない。ただ登場人物には記憶があるような……。調べてみると同じ登場人物のシリーズものだったらしく、その最初の方の2冊を読んだことがあるようだった。ちょっと陰鬱で思わせぶりな男どものやりとり(^^; そうそう読んだわ読んだわそん時は気に入らなかったわと思い出した。
☆3.5 私が鈍磨したんだと思うが文体もさほど気にならなかった

ちょっと気になるところは軽く流してなかったことにする技を身に着けたかもしれない(^^;

 『極卵』 仙川環

卵の話。地面の上で飼われている鶏が産んだ高価な卵による食中毒事件、なぜ食中毒は起きたのか、菌はどこからなぜそこに侵入したのか、という謎解きもの。自然食品信奉者や団体なんかも出てきて面白くなりそうだったけど、ぜんぜん面白くなかった。
☆2.5 肝心の背骨が今一つだった感じ

無農薬とか天然とか自然とかあまり拘るとろくなことにならない気がする。ほどほどに。

ではまた

ヒヨドリお待ち!

数日前から夫が軽井沢に戻っている。うちの猫さんのところにでかいオス猫が押しかけているのがカメラに写り、少し経つとまた別の猫が……。もうほんとに嫌になる。梅さんは避妊手術しているから発情しないと思うんだけど、オスが去年の記憶を手繰ってか押しかけてきてしまうんだよね。
で、夫はその救出に(^^;

そうしたら、ヒヨドリがお供えしてあったらしく。
泣く泣く片付け、とはいえ雪が積もっているので畑に置いておいたら、翌日には消えていたそうな。
梅さんかもしれないし、ほかの猫やキツネやテンなどかも。

ヒヨドリはけっこう大きい鳥なのに、なんでうっかり梅さんにやられてしまったのか……。

この数日の間に、一度リタイアしていた「鬼滅」を見始めた。リタイアしたのは、台詞が聞き取れないことが多くてストレスだったため。今はイヤホンで聞いているのだけど、こっちの方が聞き取れる。今は「遊郭編」というのを見ているところ。なかなか面白い。

 

 『たまごの旅人』 近藤史恵
新米旅行添乗員のドタバタ奮闘記。さらさら読めておもしろい。
添乗員って大変な仕事だなーと思う。時々、飛行機で「あ、この人添乗員だな」という人を見かけたりするけど、ほんとに大変そう。コロナでこういう職業の人も大打撃を受けたはず。いろんな給付金から漏れてしまいそうで、この騒ぎが終わってももう仕事する人は激減してしまうかもしれないな。現地ガイドばかりになるかも。それが時代の趨勢のようにも思う。
☆3.5 おもしろいでふ

この作家の「みかんとヒヨドリ」という小説を読んで、ヒヨドリって食べるものだったのかと驚いたんだけど、梅が捕獲したヒヨドリはさすがに食べられませんですね(^^;

旅仲間でひとりだけ、添乗員になった人がいたのを思い出した。不幸なことに若くして国内で事故死してしまった。相米監督とのチベット映画企画、ロケハンはその彼の会社に仕切ってもらおうとしていたんだけど、たぶん企画がポシャったのが先だったと思う。30年近く前の話だびっくり。

ロシアのウクライナ侵攻が続いていて、首都の陥落も時間の問題らしい。各国の経済制裁も、中国からすべてが手に入るロシアにはあまり痛手がないんじゃないかと思う。でも中国に弱みを握られたことにはなるのかな。
国連も当然ながら何の決議もできない。最後の大戦の勝者を並べたわけだから当然そうなる。中国もロシアも戦勝国としてどでんと座ってる。
矛盾の中でそれでも保ってきた均衡が、今回崩れたことになるのか、まだそうではないのか、判断できない。
それにしても、21世紀になってもまだ、領土ってのは欲しいものなんだろうか奪ってでも。

ではまた

小田原

小田原のクリニックに行ってきた。

団地から駅まで徒歩で38分、とグーグルマップに言われていたが、実際に歩いてみたらほんとに38分だった! 割と速足だったと思う。男性の足で38分なのかな。それか1階まで下りるのにも多少は時間がかかるしとか……。
そこから電車に乗って10分ちょっと。電車は窓が閉まっており、暖房も効いていて暖かかった。
小田原駅には小田急も乗り入れている。最近あまり見かけないように思う昔ながらのクリームに青の電車もホームに停まっていた。

昔、初めて中国に一人で行って帰って来た時。帰国の船は神戸行で、京都に1泊か2泊した。ユースに泊った。同じ船に乗って帰国した人が案内してくれたように思う。京都からは新幹線で東京に向かった。小田原で下りてそこからは小田急で帰ろうと思った。新幹線で隣に座っていた紳士が私のザックを見て、どこに行ってきたのかと訊いたので中国に2か月くらい、とすこし話をした。紳士は自分も小田原から小田急ですと言い、一緒に下りて小田急の切符売り場に向かった。その人はあなたは遠いから町田までロマンスカーに乗ればいいと言い、切符を買ってくれた。お金を払おうとすると断られ、楽しい話を聞かせてもらったからと笑った。50代後半かもう少し上くらいの人だっただろうか。同じくらいの年の子どもがあったのかもしれない。名刺をもらったからお礼の葉書を出したが返信はなかった。
小田原駅で小田急の切符売り場前を通りながら、そんなことを思い出した。

前回の漢方薬は実はまったく効果が感じられず……(^^; 2週間だとそんなもんなのか、どうなんだろう。補充していたホルモンは既に体から抜けたらしく、完全なる不眠が戻って来てしまった。これは困る。ドライマウスも似たようなもんでこっちは最初からかなり諦めモードだったのでいいんだけど。
で、ホルモン補充を再開してみることになった。薬の選択肢が残念ながらなく(いわゆる婦人科ではないので)前回と同じ薬。ただし小さくして再開してみることにした。25%。ゼロでなければ多少効果があるのでは、副作用が起きない程度の量で効果があればそれに越したことはない。実験実験。

今はたくさんの情報があり、患者も勉強することができる。これを使ってみたい、こういう風にしたい、と、昔よりは言えるようになっているかな。聞く耳を持たない医者も多いけど(^^; 俺様の言うことを聞け、みたいな人ね。
メリットデメリットうまいことバランスが取れればいいなと思う。

ウクライナがとうとう戦争状態になった。ロシアが実際にやるとは思わなかった、甘かった。ヨーロッパ大陸は国が入り乱れて過去に色々な国に支配されたり編入させられたりしていた歴史があるので、そのへんに明るくないとよくわからないことが多いと思う。被害が少ないことを願う。

今日はたくさん歩いて12000歩。でも帰宅してあぁ疲れたと甘いものを食べてしまうので、消費したカロリーも台無しに。笑

ではまた

富士山の日

このところ気温が低めの日が続いているが、今日もそんな感じで割と寒かったように思う。
軽井沢に住むようになってから、南国アジアで冬を越したことは数回あるが、国内の軽井沢以外の地で冬を過ごしたことがない。そんな私にとって今の神奈川県西湘地域の気候は「暖かい!」の一言なのだが、今年は全国的に寒い冬になっているらしく、「こんなに寒い冬は久しぶり」という声も聞く。正直だいぶ驚いている。これで寒いなら普段はどんなに暖かいんだろう……。
そして自分がもう「下界の冬の感じ」を殆んど忘れているのだ、ということにも驚いている。

今日は12年ぶりくらいに会う知人が訪ねてきてくれた。12年! 7~8年かと思っていたので、ブログで確認して驚いた。最後に会ったのは震災前らしく、おぉぉぉぉ、と思ってしまった。縫製のプロフェッショナルの方で、縫うだけではなくパターンも作れる。彼女の作品を見ると、自分はどう頑張ってもハイアマチュアに過ぎないと思い知らされる(^^;
今は親御さんの介護で細切れの時間しか取れず、落ち着いて、集中して、自分の作品を作ることができないのだとうかがった。
実は私の手には余ってしまうよい生地での作品作りを手伝っていただけないかと考えていたのだけれども、当分は環境がそれを許さないようだということがわかった。いつかそんなことが出来ないかな~と、楽しみに時機を待ちたいと思う。

そうそう、今日はその、介護しているお母さんのお誕生日だそうで!
「えっ、中島みゆきと同じ誕生日! いや! それを言うなら天皇と!」
みたいな話で盛り上がった。
パートナーさん(こちらも既知)は昔の(!)中島みゆきの大ファンなのだが最近の歌はどうも? でもヤマネさんが夜会夜会言ってたから何年か前に映画館に夜会を観に行きましたよ、そしたら途中で気分が悪くなって帰ったら腹壊しちゃって中島みゆきのせい??? とか言ってた・笑

合う合わないはある と思ふ。
そういや私も映画館に夜会観に行った時、「これからなのよ!」という所で退出していく人を見かけたことがあったっけね。

そんな毎日。そろそろインドに生地をと思い、昨年とは別の所に打診してるんだけど、2か所やって2か所とも無視するんだけどどういうことかしら……。あぁまたくそインド人との徒労の時間が始まってしまった……。

 『スウィングしなけりゃ意味がない』 佐藤亜紀

久しぶりの佐藤亜紀、奇才、いや異才、とんでもない作家だと思ってる。ナチス下の1940年代前半のドイツで、実際にいたらしいジャズ狂いの金持ちのボンボンたちの青春を描いた小説だった。ナチス下で! とびっくりする。タイトルになっている曲はあまりなじみがないが、頭の中でずっとジャズが鳴る。ジャズなんて殆ど聴かない私がそうなんだから、この作家の力量たるや恐るべし、じゃないかな。
☆4.5 久しぶりに佐藤亜紀に拍手喝采

佐藤亜紀は『バルタザールの遍歴』でファンタジーノベル大賞を取っており、この作品で私もこの作家を知った。その後も色々すごいのを書いているのに直木賞の候補にもならないみたいで、一度も名前をみたことがないな。何でだろうかと不思議に思っている。少し古い時代のヨーロッパを舞台にした小説が多いと思うが、そのへんが受けないのかなぁ。

ではまた

一仕事終わり

しばらく頭を悩ませていた確定申告、本日午前に送信して無事(かどうかはわからないけど)終了した。最後の最後になっても「あれ? ここんとこ数字が違うような? 何でだ?」と慌てて調べたり、そうしたら二重に所得を書き入れてしまっていたり、危なかった・・・(^^;
ともかく終わってよかった。

以下メモ
来年は今年の送信データを呼び出して数字を書き換えて行けばいいらしい。データはダウンロードして保存した。
ソフトではなく国税庁の「確定申告作成コーナー」で作る方が一部自動計算してくれるので確実だと思う、今年はこちらでやった。
マイナンバーカードで送信するために、スマホに入れてあるマイナポータルというアプリは捨ててはダメ。
以上メモ。

 

 『戦神』 赤神諒

戦国時代の九州が舞台の時代物。エンタメとしてたいへんおもしろかった。
この頃の、というか第二次大戦までの日本では、上の人間に死ねと言われたらみんな素直に死んだんだよな、と変なことを思ってしまった。
☆3.5 こんな強い武将がいたら無敵だよね♪

ではまた

13300歩

天気もよく暖かくなったので、ちょっと遠くまで歩いてみた。既に2度登った吾妻山という小さな山(丘か?)に登り、下りて海まで行って戻って来た。


団地近くではもう白梅が咲き始めていた

紅梅は早咲きの種類があるのか、とっくの昔に(もしかしたら年内から)咲いている。紅梅は白梅より遅いと思っていたので意外だった。


山道には水仙が(これも12月から咲いてたけど(^^; )


毎度おなじみの富士山


富士山、相模湾 まだまだ菜の花が満開に咲いていた


のどかなお昼時

数日前に降った雨は箱根や丹沢では雪になったようで、今も山を見るとあちこち白い。チェーンアイゼンは車に積んであるが、3月になってから山に行こうかな。

先日友人が遊びに来てくれた時に歩いた歩数には少し欠けたけど、13,000歩を越えるとちょっと達成感がある。同時に少し疲れる、あちこち痛かったり。なるべく体を動かすように心がけようと思う♪

 『竜と流木』 篠田節子
異世界の生き物パニックものだった。以前にバリとかタヒチとかそっちの軽い小説を読んだ記憶があるし、この人はチベット系にもとても詳しくてそちらのものもいくつかある。この小説は異世界であり、生き物が人間を襲うっちゅうパニックもので、あまり深く考えずに楽しく読めばいい感じだった。
☆3.5 主人公の男が煮え切らないうじうじ系でそこにちょっとうんざりした

これで前回借りてきた本を読了。次に行くまでに確定申告を終わらせようと思う。何だかんだで2月も半ば。昨年は今頃はもうインドからの荷物が届いたりしていたような……。今年は約1か月遅れで諸々をスタートさせる予定で考えている。
ではまた

薬とかいろいろ

このところ雨が降ったりしてすっきり快晴という感じではない西湘地域。今日はまぁまぁ晴れた、雲は多かったけど。

昨日は予約していた東洋医学のクリニックに行ってきた。
すごく面白いドクターで、ちょっと楽しかった。漢方薬を処方してもらうことしか考えずに行ったら、腕をぶんぶん振られたり、同じく足もぶんぶん振られたり、「ここは整体なんだっけ?」と思ってしまった。柔道整復師の免許も持っている柔道家だったらしく、ちょと驚いた。
骨密度というのも初めて計ってみたところ若干低めで、骨粗鬆症予備軍みたいな感じ? ついでに糖尿病も立派に予備軍みたいで……(^^; 知ってはいましたが……。
漢方薬と骨粗鬆症用にカルシウムやらと、あと目薬(!)も出してもらえて大変ありがたかった。ドライマウスと違ってドライアイの方は我慢できるレベルだし目薬さしときゃなんとか、という感じだが、専門の目薬(今は市販もされているけど)があると助かる。沁みないし。

全体を見ようとしているドクターだということはよくわかった。運動の重要性や、食生活の見直し(これが難しいだよ)など、色々と指導してもらえて行ってよかったと思った。今はせっせと歩いているけど、やはり筋力も多少は鍛えていかないとダメなんだなぁと。父の部屋だった現在の私の仕事場に、父が遺した鉄アレイが2つばかり転がっていたはずなので、戻ったら色々とやってみようかと思う。こっちにいる間はできることを。

 『奴隷小説』 桐野夏生
短編集。そのどれもが奴隷的な立場に置かれた人が主人公。当然暗いし陰鬱でもあるが、どこか突き抜けた明るさのようなものもなくはない。奴隷たちの中には最後、自ら尊厳のある死を選び取るものもいる。
☆3.5 桐野夏生らしい小説群だと思う

 『熱源』 川越宗一
2020年上半期の直木賞受賞作。この時に実は一度借りているのだが、重いテーマにメンタルが付いていけずに読まずに返してしまった。今回は鋼のメンタルで読むことができた。樺太が誰のものでもなかった時代から、日本領になったりロシア領になったり半分こになったりそして最後はロシア領になる、その歴史をこの地に暮らしていたアイヌを通して綴る壮大な歴史物語。
☆4.5 おもしろく読んだ

アイヌの子どもたちに日本語もロシア語も勉強させる必要はない、と考える古老たち。それに対して、外来者に騙されぬよう、バカにされぬよう、言葉を学ぶことが必要だと説く若いアイヌたち。自分を守るためによそ者の言葉が必要だ、という考え方は目からうろこだった。チベットでも、新疆でも、漢民族の言葉を学習させている、そのことに反対する者も多いし私も反感を持っていたが、その地で生きて行かねばならない彼らにとって、他民族の言葉は自分を守る武器にもなるのだなと思ったことだった。むろん正論を言えば、民族の言葉と共通語と両方を学ぶ場を作るべき、とは思うが。

 『子供は怖い夢を見る』 宇佐美まこと
最近よく読んでいる作家の2021年の作。ホラーっぽいのかと思ったがまったく違って、ちょっとファンタジー(ブラックな?)系だった。コロナが始まってから着想されたものなのか、遠く西域の方から出現したウイルスが人類を襲うという設定。西域! 突厥とか匈奴とか大好きな私にはなかなか面白かった。
ラストもまぁね、途中で完全にわかってしまうけど、それはそれでいいんじゃないの面白いから、という感じ。
ただし。タイムトラベルで過去に戻っていじってしまうと、それに応じてその後が変わってしまうので、全部がなかったことになってしまう、のではあるんだよね。ま、みゆきさんの歌ではないが、ねじれたメビウスの帯ってことにでもしておきますか。
☆4 おもしろかった

ここ数日はわりと気温が低く冬らしい寒さ。軽井沢は雪が積もっているようだ。あとちょっとで寒さも底打ちするだろうと思う。
ではまた

申告準備

この何日かはずっと帳簿とにらめっこ状態が続いている。
確定申告自体はずっとしてきたわけだけど、青色になり、複式簿記というさっぱりわからないものをやらなくちゃならないのは今年が最初。
わからないとはいえ、難しいことはソフトが大体やってくれるので、自分ではひたすら間違いなく収支を記入すればいい。のだけど、けっこう漏れがあったり(^^;

完全メモ
「その他の預金」と「事業主借」を12/31に相殺するという方法を取ってみた。借方を「事業主貸」にして、貸方を「その他の預金」にした。これにより「その他の預金」の翌年度繰越が不自然に大きな数字にならない。因みに「事業主借」は決算をまたぐと0になるのだそうだ。だからと言ってこれを放っておくと「その他の預金」が毎年増えて行ってしまうので、それは避けた方がいいのではと思った。

と、こんな感じで大体来た。今日からe-Taxソフトという国税庁のソフトで申告書を作り始めているが、文字が小さすぎて読めないんだけど! という問題発生中。虫メガネが必要なレベルで困っている。ウチだけの問題なのか……。プリンターがないので、打ち出してみて読むということもできないし。倍率を変えるボタンなどもなく、ショートカットキーも効かない。うーん。

**

    『地に滾る』『人を乞う』 あさのあつこ

前回読んだ『天を灼く』の続編、その次、3部作だったらしい。たまたま1冊目にちゃんと最初のを読んでよかった。こうして並べると「天地人」なんだね。最初から3部作にするという構想だったのかな。
脱藩した元服前の少年剣士が江戸へ行き、市井の人々に助けられながら生きる姿を描いたのが「地」、故郷に戻ってから元服し武士として生きるかどうするかを迷う姿を描いたのが「人」。どちらも清々しい、青いままの人を描いたという感じ。面白かった、一気に読んだ。
☆4 全体的に淡泊な部分(そんなにうまくいかないだろとか)はあるけど、それもまぁいいんじゃないですか

ちょっとだけ『武士道シックスティーン』のシリーズを思い出した。こちらは現代を描いたものだけど、もちろん武士の話ではなくて剣道女子の話。

 

確定申告をやり始めると、いよいよ今年も始まるなぁと思う。新しい生地の手配も本腰を入れてやり始めないと。今年はもしかすると、新しい所へ一歩進むかもしれない、自分が希望してもそうなるかどうかはまた別の話だけど。

そんなこんなで数字に埋もれてではまた

-11℃

 

 富士山の朝焼け

 富士は日本一の山~♪

また軽井沢に帰って、こちらに戻って来た。
当日の軽井沢の気温は-11℃くらい。もう少し下がったかもしれない。でもこのくらいでは驚かない(^^; -15℃を超えて来ないと。温暖化なのかな。今年も雪が大変少なくてありがたい。近年軽井沢に越してきた人は、この程度だったら楽勝だと思っているだろう。ある日突然来る、一晩で70cmの3連ちゃんとかね。あの時は死んだ……。忘れもしない長野オリンピックの冬だった。

オリンピックといえば残念だったなぁジャンプ。色々なことが起きてしまう、中国開催だからなのか違うのか私にはわからないけど。とにもかくにも選手第一でやってほしいものだ。

帰宅して留守番画像を確認すると、またデカいオス猫が梅のいる場所に侵入しているのが写ってて、(*_*;
梅が出入りしやすいようにちょっと入り口の高さを変えたので、そいつも入れるようになってしまったらしい。ほんとに狭い隙間なのになぜ通れるのか!
不思議で仕方がない。こげちゃんのような毛並みなので、多分あいつがこげちゃんの父親だと思ってる。まったくもう……。

あと備忘録。HRTいったん中止することに。副作用が強かったので薬の変更をと思って行ったんだけど、めんどくさかったあるいは他の薬なんて知らない処方したくない、のか、おしまいと言われましたわ。ましな医者がいない地方の悲哀。ただまぁいい頃合いかとも思うので一旦やめて様子を見つつ、漢方薬なども試してみたいなと思う。

今日は図書館まで歩いて往復。8000歩ちょっと。頑張ってる。割と。

 

 『天を灼く』 あさのあつこ

珍しく夫が借りたのを読んでみた。
ついに、文句なく読むことができたあさのあつこ氏。記念すべき最初の1冊になった。
父の無念を晴らすべく奮闘する少年の話、もちろん武士の世界の話。書き出しの部分は藤沢周平の「蝉しぐれ」を思い起こさせる。真っ白ではなかった父の一面を知り、友との別れがあり。よい時代小説だった。
☆4 いや~、ついに、ですな

次作読んでまたダメかもしれないけど(^^;
長いことこの作家とは相性が悪くて、いいんだけど、いいんだけど、詰め込み過ぎる、書きすぎる、行間まで埋めないでくれ、と思うことが多かった。今回は一度もそういう風に引っかかることなく読了した。作品に変化があったのか、自分の方が変わったのかはわからない。
この小説には続編があると知ったので早速借りてきた。

ではまた

 

申告の作業始めた

なんと知らなかったのだが、電子申告の場合はもう申告ができるらしい。ほんまかいな。ほんとかもしれないが、多くの人が申告する波に乗ったほうがいいと思うので(^^;、もう少し待つつもり。
とはいえ様々な確認やらの作業は始めた。製造小売なのでややこしいことが多く、それらの確認作業。面倒だけど国民の義務なんでしょうがない(^^;

飲食店ばかりに補助金が! という批判に応えるためなのか、また一般の業種にも補助金が下りる制度が始まるらしい。と、友人のブログで知って一応調べてみたが、私はぜんぜん当てはまらないようで今回も見送り。そもそもがウチの売上は非常に波があるし、冬場はないことが多い。この手の話は色々とあったが、結局うちは昨年も利用しなかったし今後もそうだと思う。元々とても売り上げがあって、それがコロナで激減した人だけに下りればいいと思う。今回の制度は比較的ズルができないものになっているようなので、そのやり方を飲食店にも当てはめればいいだけだと思うんだけどねぇ……。

北京では冬のオリンピックが始まった。テレビないのでわからん(^^;
夏の東京、冬の北京、この辺りがオリンピックの歴史が変わる転換点になってもいいんじゃないかと思ったりする。
ウイグル人を聖火点灯の最終ランナーにして漢族の人と一緒に点火とか、もうやることが姑息すぎる。つうかこれを堂々とやってしまうのが、ザ・中国人なんだろうけども。
2008年の時にはあれだけ盛り上がったチベット熱もあっという間にすっかり冷めてしまう。世の中というのはそういうものだ。今はウイグルに注目が集まっているが、2008年とは比べるべくもない。うーん、どうにもこうにも。

 

 『紺碧の果てを見よ』 須賀しのぶ
表紙からわかるように海軍さんの話だった。題名がいいな、この人の付ける題名はちょっと劇画っぽくて、なかなかいいと思う。それとこの人は戦乱の世を描くのが得意なのかな、今まで読んだのは皆そういうテーマだった。
☆4 このたくさんの優秀で純粋な若者が散らずにいたとしたら、今日本はどんな国になっていたんだろうか

 『ホイッスル』 藤岡陽子
70過ぎの爺さんが入院先の看護婦に篭絡されてあほになり動産不動産全てを持って出奔してしまい、残された奥さんが路頭に迷いつつ裁判を通じて自分を取り戻していく、というような話。ここまであほなじじいがいるだろうか、とか、妻も娘も娘婿も最初に考えなきゃいけないのは動産と不動産を何とかして守ることやろとか、まぁいろいろあるんだけど面白かった。
☆3 類は友を呼ぶ……

みゆきさんの「結果オーライ」を時々聴いている。知人のCDには音が消えているところがあったそうだ。それでふと気になったんだけど、「糸」から「ローリング」に移るところ、アウトロにいきなりイントロがかぶさって来るんだけど、これみんなそうですか? 自分のはそうじゃない、とかあったら教えてつかぁさい。

ではまた