かばん作り

販売するためのかばんも各種作っているのですが、先日来自分のかばんを製作中。

最初は、最近ときどき見かける、袋をぱたんと2つ折りしたような感じのショルダーを作ろうと考えました。面白い点は、伸ばして細長い袋になるようにして、昔よくあった(今も小学生などが持っている)ナップサックみたいにできるようにしようかな、と。ちょと面白くないですか? ショルダーにした時にはあちこちポケットが使えるようにして、貴重品内蔵部品も付けて。デメリットとしては、メインの部分にアクセスするのがやっぱりめんどくさい。細長い袋になりますからね・・・。

その後、父親の遺品としてもらったイーグルクリークの古い縦型ショルダーでいいじゃん! と、完全にこれに傾き。
デメリット・・・ちょっと重い、サイズは適切、フラップが本体と同じ大きさでこれが使いづらそう
メリット・・・私がこだわる背面のポケットがある、フラップを開けたところに小物ポケットがあって便利そう
これで十分なんだけど、今まで使わなかったのにはやっぱりそれなりに理由があるのだろうと思い、やはり重さに負けて却下。たいして重いわけじゃないけど、今はもっと軽いナイロンで作ってるからね・・・。

ほんじゃ、このイーグルクリークを参考に、横型のショルダーを作ろう! と計画。珍しく設計図など書いてみる。なんとなく形が出来てきたので、資材調達(もう使わないカバン等からジッパーやDカンなどを採集する作業)を始めたら、いきなり出てきたユニクロのかばんが、まさにいま作ろうとしている形ではないかと気付く。

  バラしてしまった後で意味ないけど

左上から時計回りに、フラップ部分・メイン部分背面(見えているのは内側)・メイン部分前面・マチと側面についてた携帯入れ
上に固まってるのはショルダーベルト
本体の前面と背面がマチによりつながり、マチの上部でジッパー開き。本体前面にはマチ付きの大きなポケットがあり、ここもジッパー開閉、さらにフラップが全面を覆うように重なってきてここにもジッパー付きのポケットあり。
ショルダーベルトはナスカンとDカンで取り外し可、片方は側面に、片方は背面にDカンがあり、側面から両方が出てくるものよりも安定性が高い(じゃないかな)。

なんでバラしたかというと・・・。

かばんの背面にはジッパーがなくてもいいから大きなポケットが欲しい
フラップが本体と同じ大きさなのは多分使っていて嫌になりそうなので少し小さくしたい
前面のマチ付きポケットは気に入ったけどちょっと浅いので深くしたい
かばんの内側にあるポケットにマグネットボタンを付けたい(貴重品用)
どうせなら前面ポケット内部をペンと老眼鏡とカメラがすっぽり入るように仕分けたい

などなどの細かな欲求があったためです。
実に雑な性格の人間なのに、かばんには高度な要求があるわけです。旅立ったらずっと一緒だから使いにくかったらアウトだし。基本、心配性なので(心配性の人はホテルを取らずに東京に行ったりしませんね・・・)、いろんなものをきちんと保持したい。
お金でも何でも盗まれたくはない、盗みづらそうだと思わせたい。うっかりしがちなので、とにかく何でもかばんに放り込んでジッパー閉めてフラップかけときゃ何とか・・・・・・。

てなことで、色々奮闘中。
側面の携帯入れは昔の携帯サイズなので、今はもう使うこともないだろうと外しましたが、勿体無いので内側にくっつけてカメラ入れられるようにしました。
一部分をナイロンから別の布に替えて、ちょと見栄えもよくしてる、ただ布に替えると重くなるので妥協している部分もあり、最終的にそこが後悔することになりそうな予感も・・・。

 

大阪の梅田で事故があり、ニュースを見ていたら1月に行った時に泊まった宿のすぐ近くでした。事故があったのは梅田のまさにど真ん中なので当たり前かもしれないけど、2日の間に何度も何度も通った交差点でした。その横に長距離バスターミナルがあり、さらにJRバスのターミナルは大阪駅の裏にあり、で、ほんとにうろうろしてた場所。今回の事故は、運転していた人が急病で意識がなかったようですが、本当にいつどんなことに巻き込まれるかわからないのが人間界だと思いました。怪我をされた方たちが早く回復されますように。

販売用のかばんも作ったので、また写真撮らないと。
畑が半分くらい出てきました。林の中もだいぶ雪のない地面が増えてきて、リスはあの数日来ただけで今はもう林で食べ物を見つけられるのでしょうね。やはり相当なリスクなのだなぁ、そのリスクを背負ってまでヒマワリ食べに来なくてもいいくらいの。鳥は相変わらず殺到してきてますが。このまま雪が消えていくのか、まだ降るかな。ではまた

2件のコメント

  1. ナガ族のバッグもう少し暖かくなったら持ち歩く予定です。布を巡る旅楽しく拝見。第6回の山の民の布仕事を読みあらっと。4月にペー族出身のヤン・リーピンのシャングリラが来ます。イ族、ハニ族、チベット民族など少数民族の踊りを素敵に舞台で見せてくれます。もう3回目です。この踊りがある村々を歩かれたんですね。タイの旅の報告楽しみです。

  2. 猫町さま、ナガのバッグお買い上げいただきありがとうございました! 全面ナガというのも今後考えてみます。
    旅もの読んでいただいて感謝です。「シャングリラ」、舞台なんですね。同じ名前の街が雲南省北部にあります。15年ほど前に改名された街です。中国は80年代後半から15年ほどの間、辺境地域をずいぶん歩きました。
    タイの報告もお楽しみに!(カメラ持って行かなきゃ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)