古い縞木綿のアロハ

更紗の薄物を続けて縫っていたので、そろそろ別のものを縫いたくなり・・・。
少し前からちまちまとやっていた和布の仕事を仕上げました。まだ完了ではないのですけど(ボタンホールとボタン付けは洗ってから)。因みに売るものではありません。

解いた着物のはぎれとか袖とか

こんなだったり

こんなだったり(継当て)

するわけですが、避けたりあえて入れたりしながらより分けてゆき、

こんな感じのアロハになりました。

縞木綿の古い着物と一口に言ってもピンキリで、なかなかいいものには当たりません。写真で見るとよさそうでも、実物は「むぅ・・・」だったりする。散々ダメなものをつかまされ、つかまされ、さらにまたつかまされ、それでもその中に少しずついいものも入っていたりして、そうやって集めた縞木綿の生地です。
いろんな風合いがあっておもしろいし、どれも年月を経ているので味わいがあります。汚れも穴もそのままに(もちろん洗いますし継ぎますけど)、あまり避けずに作ってみました。

おもしろかった。

最近ボタンのご注文が多く、今日も発送。
暑いけど、何かしら創作意欲が高まる季節なのでしょうか。
明日はくもり雨の予報、気温も今日よりは低く25℃くらいの予報でした。ではまた