夕方まで縫製仕事などしていて、それから小諸にある温泉に行ってきました。
少なくとも2年は行った記憶がない。とっても久しぶり。
近くにいろいろあるのに、なんせ出無精なので・・・。
少し混んでいたけど、大きな浴場でゆっくりして、のんびりしてきました。ここは大広間が自由に使えて、ご飯も食べられて、なかなかいいところです。
首の痛みも少しは収まったかな。
帰りにスーパーで、ドイツのビールを売っていたので購入、さっそく1本空けました。
花粉症と首痛はどうにもなりませんが、だんだんと春が近くに来ているほんわか感は出てきた東信州です。
そういや東京は桜が咲いたんだってね・・・・・・。
『上海、かたつむりの家』 六六
著者の名前は「六六」、りうりうさん、です。66年生まれなのかな、わかりません。
「太真実了!」(あまりにもリアルすぎる!)という理由で、テレビドラマが放映打ち切りになったらしい、中国の現在を赤裸々に見せてくれる小説、なんだそうです。
けっこう期待して読んだせいか、「こんなもん?」というのが感想。もうちょっと赤裸々に、中国人しか知り得ない中国の今を書いてあるのかと思ったよ・・・。全体に大味、翻訳がいまひとつこなれていない気がする。ただ、普段中国にほとんど関心がないひとであれば、十分おもしろい、のかもしれません。
☆3.0 中国で生きるのは大変だということはよくわかった
2000年にチベットを旅した時、旅の出発点上海で、友人の友人の友人のマンションに泊めてもらったことがありました。その夫婦はマンションを2部屋持っていて、片方は空き家。投資用に購入したとのこと。そこに泊めてもらったのだけど、浴室に、キティちゃんのバスマットが敷いてあって、そのことに心底驚いたのを今も忘れません。あぁ、こういう中国人が、いるのだということ、生まれてきたのだということ、それに心底驚いた。野卑で粗暴で不潔で、どこでも構わずに痰を吐き手鼻をかむ中国人に慣れきっていた私には、中国人が自宅の浴室(そもそもこれがすごいステータス)にキティちゃんのバスマットを敷く日など、数億光年の彼方のことのように思えていたのです。
考えてみなくてもあの夫婦はすごかった。今どうしているんだろう、資産形成は順調に行っているだろうか。
ではまた