見ないフリ

ボケボケ陽気で、2月前半だというのに、Tシャツに綿のシャツをぴらぴらさせて、フリースのベストを羽織っただけで外出できました。おそるべき陽気です。雪もぐんぐん融けております。

午前中、図書館へ。
さすがにもう、書棚にめぼしいものは見当たらなくなってきました。
うろうろしながら、私は意外に著者のえり好みが激しく、「見ないフリ」をして完全スルーする作家が多いような気がしました。
たとえば辻仁成。芥川賞作家ですよね、この人。その、芥川賞を取った小説を文春で読んだときには、バラバラに引き裂いて燃やしてやろうかと思ったほどでした(笑)。いま調べたら1996年下半期に取ってる。一緒にとったのが柳美里ってところもまた・・・。二度と読まないと誓って、未だに破っていないです。芥川賞は終わったと思いました。
またたとえば、ねじめ正一。題名も何も忘れましたが、吐き気がしそうなエログロ、これも二度と読まないと誓った。
馳星周もずっとこのカテゴリーに入ってましたが、町民だと知ってから何作か(スタイルが変わったと聞いたので)読みましたが、やっぱり性に合わないです。
町田康もダメです。
若い女性作家もあまり・・・。特に鳴り物入りでデビューした(させた)ような人は読む気になりません。

読んだら面白いのかもしれないですよね。
昔読んでダメでも、今なら違うかもしれないと思いつつ、やっぱりダメなんだな。

帰宅してから、立松和平氏の訃報を聞きました。
それほど好きではない、特に自分自身が成熟してからはまったく読まなかった作家だったけれど、「遠雷」はよかったし、個人的にいちばん記憶に残っているのは「サトウキビ畑のまれびと」という作品です。これはもう、青い時代に読んじゃったから、あとちょっとでサトウキビ畑に行ってしまうところでした。体力も何もないのにね。最後に読んだのは、たしか、足尾銅山のことを書いた「恩寵の谷」という作品だったと思います。
62歳。すこし早すぎましたね。
さっきまでまたチケットと格闘。ないですないですないです。きのう問い合せた旅行社からは、ベトナム航空94500円が今ならお取り出来ます、というメールが。94500円って、ミスタイプ? それともビジネスクラス? もういい加減しんどくなってきました。聞き返すのもめんどくさくてスルーしてしまった。

今日は最低気温もプラスで、最高気温はなんと14度。明日も氷点下にはならない予報です。何だかほんとにおかしくなりそうですね。ではまた

フォーマットが変になってしまいました・・・。意味はないです。

あ・・・。適当に入札した接着芯(弱い布地を補強するための不織布です)、落札できちゃった。お金払わなきゃなぁ・・・。