うおぉぉぉぉぉ、健さん・・・!

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去年だったかメイキングルポをテレビで見て、そのうち観たいなあと思っていたこの映画、DVDを送ってくれるサービスに最近入会したのを機会に、借りてみました。
あの、チャン・イーモウ監督が、高倉健を使いたい一心で撮った作品と言われています。
チャン・イーモウと言えば、紅いコーリャンであり、菊豆であり、あの子をさがしてであり、初恋のきた道、であります。すごい監督なんであります。最近はCG?に凝って、今風のものを撮っているみたいですが、私はそういう映画は興味ないので・・・。いや、だからともかく、チャン・イーモウという人は、チェン・カイコーなんかに並ぶ、中国映画世界に革命をもたらした人でありまして、その初期の作品の衝撃といったらなかったのです。
で、この映画ですが・・・・・・。
パソコンで観たのが悪かったのでしょうか。画面も小さいし、周りに映像以外のものが見えているし、これじゃ何を観てもあかんな、とは思うのですが、それにしても・・・・・・。
いや、健さんはいいですよ。ええ、健さんはいつもの健さんです。もちろん年は隠せませんが。
風景はきれいです。麗江には正直がっかりというか、ああ、こうなったのか・・・という思いがありますが、それは旅人の感傷ってやつです。こんなすげー道路が通ってるのか、とも。携帯が通じてるよ、とも。ワゴン車がびゅーって走ってるよ、とか。
健さんが、独力で何かする話だと思っていたので、結局健さんは中国語もまったく話さず、全て通訳がうまくやってくれて、健さんはいつもチャーターしたワゴンで移動してて・・・。まあ一箇所だけトラジに乗ってましたがね。何と言うか、こう、これじゃパッケージツアーと同じ土俵だな、と思いましたです。
健さんが、孤軍奮闘しながらローカルのバスに乗ったりしたら、もっとよかったのにな。こんな発想、すること自体がヘンですか?
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桐野夏生作品。
親殺しの高校生を、たまたま知り合った同い年の女の子たちが、半ば面白がり、あるいは同情し、あるいは感情移入しながら逃亡させていく、そして最後には・・・・・・。という話。
面白かったです。
多分、子どもって、大人が思っているほどバカじゃない、ってことですね。
評価  4.5点
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小池真理子作品。
狂気にかられて庭造りに没頭する大金持ちのぼんと、何不自由ない暮らしをしている人妻の運命の恋。静かな筆致で淡々とつづられていきます。最初の十数ページを読んだところで本を閉じ、「長い間、”おんな渡辺淳一”と食わず嫌いしていて本当に申し訳ございませんでした」と謝罪いたしました。格調高い、気品ある文章でした。
評価  4.5点

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