雨が続いてなかなか元気が出ない今日この頃。毎年9月は雨が多く、2番刈りの藍が干せなくてやきもきするが、今年は8月後半が雨だらけだったので余計にうんざりしてしまう。藍は今年は休みで、干さなくていいのがありがたい。
すっかり秋になってしまったような気候なので作ったものも出そうかどうしようか迷ったりしていて、でもまぁ来年まで持っているのも何なので出しておくかと午前中に3点上げた。あまり一度に上げてもあれなので……。溜めるのが悪い(^^;
午後1点作り始めて、袋ポケットの作りやすい形を模索し始めたら結構手間取り、全然作りやすくない! ので参った。絶対もっと作りやすい形があるはずなんだけどなぁ。いろんな教科書を見ても「うーん却ってめんどくさそう」だったり、仕上がりがきれいではなさそうだったりで。こういう細かいところって難しい。洋裁学校ではどんなふうに教わるんだろう。
袋ポケットというのは、皆さんのズボンの脇についているであろうポケットのことで、袋状になっていたら袋ポケット。袋状になっていない形は何て呼ぶのか、私はあまり袋にせず、前身頃と一体化させるのを作っていたんだけど、袋の方がいろんな意味でよろしいかと最近こちらにシフトしようとしてるところ。もちろんものによってだけど。
アイロンを焦がしちゃって新調した。なぜ焦がす、接着芯が溶けちゃった。ぼーっとしてやってしまい、糊だけだったらシンナー系で落とせるけど繊維が溶けて貼りついたようになったので落とせなかった。夫にやってもらったら予期はしていたがテフロン? が剥がれて布地に引っかかる、滑らない。しょうがないので新調。焦げたアイロンは、今後は接着芯を貼る時に使うようにしようかと。この時にはアイロンは滑らせないので、滑りが悪くても問題はない。
昔付き合いがあったプロの仕立て屋さんは、工房に入ったら出るまでずっとアイロンを熱しっぱなしなので、そういう使い方に耐える特別なプロ用のアイロンを使っていると言ってた。私はそこまでじゃないので、普通のアイロン。ロックかけながらとか、どっか何かしながら、次はアイロンだと思えばスイッチを入れておく程度でやっている。ただ縫製って驚くほどアイロンを使うので、ずっとスイッチが入っていれば確かに便利だとは思う。
ほんと、ミシンかけてる時間よりアイロンの方が長い、と思うこともある。印象であって実際はそこまでじゃないけど、一般の人が想像するよりはずっとアイロンをかける工程が多い。ミシン→アイロン→ロック→アイロン→ミシン、みたいな感じ。
パラリンピック終わる。
目の不自由な人のマラソンで、5位に入った人が56歳だったかな、私とほぼ一緒で尊敬! と思ってたら8位の人は65歳で……。
子どもがパラリンピックを学校から見に行くという話も立ち消えになってしまい、残念。そんな機会は人生に1度あるかないかだからなぁ。
色んな意味で大変な、何でまぁこんな試練を引き受けちゃったのかと思ったオリパラ。それでもとにかく無事に終わってよかった。3年後のパリの時には、「そんな時代もあったねと♪」歌えるようになっていたらいいなと思う。
ではまた