誰のせいでもない雨が

降っている
しかたのない雨が降っている ♪ 誰のせいでもない雨が・中島みゆき

今日から4連休だというのに、朝から本降りの軽井沢。
しかも今日から(?)GO TO キャンペーン・・・

ウチも一応店は開けたけど、当然ながら人の動きはない。軽井沢はどうなのかな?
軽井沢、つまり旧道とか、軽井沢駅周辺とか、あっちはそれなりに人も多くなっているんだろうか?

東京では300人を超える感染者。地方もこれからどんどん増えていくのだろうなと思います。

因みに「誰のせいでもない雨が」という歌は、学生運動を降りた元・活動家のやるせなさや悲しみやあきらめのようなものを歌った曲なんだけど、「予感」というアルバムに入ってます。私にとってはリアルタイムで買った2枚目ということになる。その前の「寒水魚」がとてもよかったのに比べると、ちょっとあらら、ではあった。何せのっけから「この世に二人だけ」、道ならぬ愛まっしぐら。だけど中盤にこの曲があり、最後は「ファイト!」だ。不思議なアルバムだと思う。ファイトよりこっちの雨が好き。

この歌を聴くと、歌詞とはまったく何の関係もない脈絡もない、タイ国チェンコン~チェンライ間の熱くて乾いた空気を思い出す。窓もドアも全開で走るローカルバスの音や振動や匂いを思い出す。チェンコンにはバス駅というほどの駅はなく、市場の中から出発する。歩いているとちょうど道に出てきたバスの運転手と目が合い、「お、乗る?」「あ、乗る!」となることが不思議と一度ならずあった。つまりチェンコンには何度も行っている。
ある時、この歌をヘッドホンで聴きながら乗っていて、最後のリフレインを思いっきり一緒に歌ってしまい、はっと気づくと車内の人からちょっとばかり白い目が向けられていた。それまで白人のばあさん二人がべちゃくちゃ大声で喋ってて、うるせぇファラン!(ファラン=外人)、まじファラン迷惑! アジア人見下してるだろ! とか思ってたんだけど(だからヘッドホンで音楽を聴きだしたわけだ)、うるさいのも迷惑なのも自分も同じだったというすばらしいオチがついた。以後、移動中にヘッドホンで音楽を聴くときは歌わないよう気を付けるようになった♪

本日も縫製仕事。注文者さんへの対応など。
ではまた