3歩平坦地があれば登りの辛さを忘れるニワトリ頭の私、前回の黒斑に続いて今回は湯ノ丸山に登ってきました。
出発地で冬山靴に履き替えていたところ、右手人差し指の爪を何かに引っ掛けたらしく派手に割って剥がしてしまい、こいつは出発前に縁起でもねぇぜ・・・、と思ったです。出血したわけではないので絆創膏を貼って気を取り直して出発。
出発点は湯ノ丸スキー場なので、途中までリフトが使える、ってんで計画に飛びついた私なのですが、なぜかそのリフト乗り場の近くまで来たところで、100%リフトに乗るって言うと思ってた夫が「歩いて行けそう」とか言うので(>_<)歩くことになり、ここで死んだ(笑)。全行程でいちばんきつかったのはここかもしれん、なんたって横をリフトがお客さん乗せてぴゃらららーん、って登って行くんだもん、精神的に参るあるよ。
この左端を登っていきます。ゲレンデの端っこ、当然スキーヤーやボーダーが上からしゅんしゅん下りてくるよ、緩斜面に見えるけどけっこうきついよ
ゲレンデ登りきって反対側に下りてきたところから見上げる湯ノ丸山
今回も当然、12本爪のアイゼン装着です
ヒマラヤつながりの隊長は、今回アイゼンではなくスノーシューでの登山、どっちがいいのかな?
けっこうな斜度のところも多かったですが、アイゼンさえあれば問題ないです
黒斑山よりずっとコースタイムも短い湯ノ丸、意外とあっさり山頂に着きました。隊長を真ん中に、左はご町内のクライマーさんです
今回初アイゼンの夫も頑張りました
霞みまくりの北アルプス方向、肉眼よりもさらに霞むのはしょうがないのかな、因みにこれはデジイチで撮影
山頂からは浅間も遠望できます
山頂ではヒマラヤンボスがおでんうどんを作ってくれて、みんなで温かいものをありがたくいただきました。ボスはおでんに気を取られてカメラを自宅に忘れてきたそうで・・・
風も強いので下山開始です。
下りてくる人、これから登る人・・・
鐘分岐というところで別の登山者さんに撮ってもらいました、バックが湯ノ丸です
ほぼ平坦地まで下ってきて、セルフタイマーをセットして、間に合わずにこけてるのが私です
あとは出発点までほぼ平坦なところを戻るだけ。このあたりでは、アイゼンに雪がくっついていわゆる「ダンゴ」になったりしましたが、上の方はサラサラの雪でアイゼン快調でした。でもこんな平坦地ならスノーシューのほうがいいのかも?(とはいえ交換する手間とか考えたらやっぱどちらかひとつだよね)
下山後は、御牧の湯というところに行きました。前から聞いたことはあったものの一度も行ったことがなかったので・・・。小じんまりとした温泉で露天風呂もあり、ほどほどの混雑度でよかったです。登山で冷えた体をあっためるには♨サイコーですね。
たぶん雪山は今年はこれでおしまい(もう雪があってもグサグサになってしまって楽しくはなくなるため)だと思います。数年間持っているだけだった冬山靴とアイゼンを使えてよかった、誘い続けてくれたMさんに感謝!
ところで今回、デジイチとコンデジと持っていったのですが、まったく同じ場所で同じ画角で撮影していないので(ばーか!)、比較にならないじゃないですか。さすがデジイチだよね! という感じは得られなかったので、もう一回どこかで、今度は同じ地点から同じように写してみたいです。雪山は装備もあじゃこじゃと多く、写真を撮るのも一苦労です。次は雪のない山だな・・・。
一夜明けて本日は啓蟄、ということで、庭の果樹にマシン油を散布しました。以前は石灰硫黄合剤というものを使っていたのですが、ある時期から忽然と店頭から姿を消してしまい、仕方なくこれを撒いています。
啓蟄か・・・。そろそろだんだん春めいてくる、かな。ではまた