朕惟フニ・・・

金正男暗殺事件の報道ばかりだったのが、この何日かは教育勅語を暗誦する幼稚園児の話題でもちきりですね。すごいね、幼稚園児、よくこんなの暗記できるわ。どのくらい叩き込んだら覚えるんだろう? 自宅のトイレとかにも絶対貼ってあるだろレベル。

普通、人は意味のあるものを記憶することは何とかできるとしても、意味のないものを記憶することは難しいと思われます。少なくとも私はそうです。まったく意味がわからないものを暗記するのは至難の業と思えるけど、幼児の脳はそれはそれで吸収してしまうものなのか、とにかくその陰に秘められた偏執狂的なパワーに恐れ入るばかりです(もちろん幼児ではない)。

教育勅語について何か書こうかと思ったけど、みんなが思ってることと同じだと思うのでやめました。まぁとにかく子どもがかわいそうだな。

朕といえば。
ずっと見ている中国ドラマの「武則天」もそろそろ後半。皇帝が
「朕は、朕は」と言うておるよ。
武めいにゃんの恨みは実子をもうけた後も消えることなく、正室さんを完全に逆恨み。もう間違いなく、めいにゃんが流産したのは親友ぶってる高陽公主(今の皇帝の妹)の仕業だわね。自分も自分の子もいつ暗殺されるかわからないというおそろしい世界、日本の大奥もそんな感じだったのかな。権力とか寵愛とか、あぁほんとにドロドロでおもしろい・・・です。

今日はみぞれまじりの雪が降りました。積もることはない程度。少しずつ春の作業の予定など立てていかなければ。ではまた