連休2日目

軽井沢もよく晴れて気持ちのいい一日でした。朝は5度まで下がったそうで、そういえばサッシが結露してました。ウチは木製サッシじゃないのですよ、あれはだいぶ高かったので・・・。いつか木製にしようと昔は思っていましたが、今はもうどうでもよくなってきた。私はかなり、建物や家具といった自分の身の回りのものに、こだわりがない人間みたいです。この点は父に似ました。

おかげさまで、桜は遠ざかりつつあるのですが、ひとこと冗談を書いたばっかりに、PAINが来てしまった。

♪ 歌え雨よ 笑え雨よ ♪

もうやめときます(笑)。

お客さんを待ちながら、服のデザイン考えたり、本を読んだり。服のデザインについては、
「お前はどうして絵を描かないのだ」 と夫は不思議がる。答えは簡単、
「だって絵、描けないんだもん」
そうです、私は線1本思い通りには引けない女。徹底的にこの部分の能力が欠落している。他にも欠落しているものはたくさんあるけれども、図だの絵だのといったものは、からっきしダメもダメもダメ。私がお客さんの顔を覚えないのも、実はこのあたりに原因があるのだろうと自分ではわかってるんです。認識する能力に欠けてるのね。
服のデザインを漠然と頭の中で考える。通常は、それをデザイン画にして、それからパターンへと行くのだろうと思います。でも私の場合、デザイン画などを描こうものなら、せっかくのイメージが崩れ去る。そしてその崩れ去った後の下手くそな画に今度は引きずられる。間違いない。だから描かない。ほんとに描けないんだわ。

ライターだった頃。いや、それより少し前の、旅行記なんかを書いてた頃、本当に欲しかった、画を描く才能。ちょうどその頃、イラストを上手に織り込んでそういう本を作るのが流行り始めていて、うらやましかったなぁ、自分にも絵が描ければどんなにいいかと思ったものです。
中島みゆきさんが、あと1段階高いキーを出せるようになるのなら、レイプされてもいいと語ったことがあると、この間何かで読みました。歌を歌う人にとって、あと1キーというのは、それほどまでに切実なものだということですね。
私もあの頃、絵の才能が自分に与えられるなら、レイプ・・・・・・、それはちょっと困るけど、えーと、なんだろね、見られるくらいなら(笑)、いったい何の話だよ。ともかく、すらすらすらっと描けたらいいなぁと切望したわけです。
でも描けないしね。
根本的に見て認識する能力に欠けてるし。
写真でカバーしようかとがんばった時期もあったけど才能のなさはいかんともしがたく。
そして現在に至る・・・・・・。

変な話になりましたね。だからまぁ皆さん、私がスーパーで歩いててお客さんとすれ違って無視しちゃったとしても、それは私の脳がまったくひとさまの顔を記憶する能力に欠けているからであって、決して私の意志がそれに関与しているわけではないのですよ、ということで。

明日も晴れそうです。ではまた