昨日までの雨は山では雪だったのですね、朝散歩の時に見上げると、浅間山はかなり下の方まで真っ白になっていました。キラキラしてきれいだけど、冬って感じです・・・。
畑の野沢菜を収穫。
写真でお気づきかもしれませんが、全部が野沢菜ではありません。
そもそもわが家では今年、野沢菜の種まきはしていないのです。おまけに少なくとも、過去5年はまいた記憶がない。ぜんぶ野良野沢菜(笑)。交雑しまくりで、ハクサイっぽいのとか、ダイコンっぽいのとか、コマツナっぽいのとか、いろいろです。勘違いもあるかもしれませんが、とにかく、純粋の野沢菜ばかりではありません。
収穫して、洗って、あまりにも大きな株は小さくして、ちょっと干します。
しんなりするといいのですが、不覚にも正午過ぎから曇ってきて・・・、あまりしんなりしなかった。
夕方、桶に塩を振りながらぎゅうぎゅうに押し込んで、誘い水を少しだけ入れ、中蓋をして、上に石を載せました。その写真を撮らなかった・・・。
今日の作業は、下漬けです。水が上がったら、取り出して本漬けに進む予定です。うまくいけば、ですが。
まくのが遅すぎて生育途中で冬を迎えてしまったダイコンとカブ。
葉を切り落として、洗って、保存用とすぐ使う用に分けました。
たくあんを漬けるほどの収穫ではなかったのが残念です。来年はちゃんと新しい種でまきませう。
これはまぁまぁ順調なハクサイ。そろそろ食べられます。これで当分は葉物を買わなくてすみますな。
そんな一日でした。
ではまた
月: 2008年11月
雨で雪もすっかり消えました
昨夜から雨。
しっかり降った時間帯もあり、おかげであちこちに消え残っていた雪も、ほぼ解けました。庭のあちこちに、去りそこねた流氷みたいに残っているものもありますが。明日は晴れる予報なので、これも解けるでしょう。
ムンバイで起きたテロ事件は、どうやら危険な状態を脱したようで、まず安堵です。これから詳細が明らかになっていくのでしょうか。テロはね、ほんとに、やめてほしい。何の解決にもならないし、誰が得をしてるのか、よーく考えて欲しいです。でも、それ以外に希望を見出せないから、そこに走る人がいるわけで。そのことも世界中でちゃんと認める必要がありますよね。
タイは、まだ占拠が続いているようですね。空港周辺に限定した非常事態宣言が出されましたが、空の玄関口を取られちゃっている以上、場所を限定する意味はあまりないような気もします。
せめてドンムアン空港(現在は国内線専用空港、しかし2年前まではここが国際空港だった)を確保できればよかったのですがね・・・。スワンナプームからドンムアンは、ひどい渋滞につかまらなければ何とか1時間で行けるかな? ほんの少し前まで国際線を一手に引き受けていたのだからキャパもある。乗客の移動にもそれほどの混乱はないはずで(もちろん初タイ個人旅行なんかの人は、もうパニックになってしまうだろうけど、誘導さえしっかりすればね・・・)。ドンムアンなら市内から列車で行くこともできるし。
だけどあっさり取られちゃった・・・・・・。
140キロも離れた軍用空港から臨時便と言われても・・・。大変すぎる。もちろん、航空会社がバスを仕立てるだろうけど、そのバスに乗れなかったらアウトなんですよね。情報も錯綜しているだろうし。
一般市民の暮らしとは、まったく別の次元でおきていることだとは十分わかりつつも、こんなことを許しているようでは、この国もまだ当分、安定しないなぁと思ってしまいます。
ともかく、空港はダメでしょ。
取られちゃったのを取り返すのは流血騒ぎになると思うんだけど、取られる前にがっちり固めて近づかせないようにすることがなぜできなかったのだろう・・・。そこでこの人たちの動きを阻止することが、結局はこの人たちの安全にもつながるんじゃないのかな。こうなることはわかっていたのに。空港で流血の事態なんて、ほんとに回避してほしいです。
タイの経済には本当に大打撃だと思います。
現にこのところずっと高く推移していたバーツが、下落してます。久々に見る、1万円が3600バーツ以上になるというレート表。去年私がタイに到着したのがちょうど今ごろでしたが、1万円を替えて2800バーツくらいでしたから、たいへんな暴落と言っていいでしょう。
タイに行き、ものを買う私たちには、非常にありがたいことではあるのですが、それにしたって国が安定し、人々がある程度心安らかに暮らしてくれてこそ、よいものが手に入れられるわけですから。
今すぐタイに行く予定はないのですが、早く安定してほしい。
私たちのような人間は、どう転んでもタイに行くし、たとえ空港が使えなくてもタイに行けるルートも時間的余裕もあるけれど、そうではない多くの方々は、こんなあぶない国、行きたくないですもんね・・・。
やれやれです。
明日、あさっては、晴れる予報です。
共和国としては最後の通常開国になります。
12月に入ると通常開国は終わり、23日までは曜日関係なく事前予約制の開国となります(寒いので)。
詳しくは官房長官談話を参照してください。
ではまた
タイ、そしてインド・・・
タイ国の首都バンコクのスワンナプーム国際空港が、反政府主義者とそれに煽動された人々により占拠され、今日でもう3日だそうだ。飛ぶ人は飛べず、到着すべき人もまた飛ぶことができないという、最悪の状況。飛ばないのは航空会社の責任ではないから、ホテル等の賠償もしてもらえないそうな。仕事がある人もいるだろうし、それより何よりこんな理由で足止めされるのは気の毒としか言いようがない。
この多数のよからぬ人々が空港に入ってきたとき、空港スタッフはどぴゅーんと逃げ出してしまったのだそうな。取り残されるのは旅客のみ・・・。これなんか、実にタイ人気質を表していると思うのだが・・・。
タイも経済が停滞しつつあるようで、治安の悪化が目立ってきたそうだ。
今回のこの騒ぎといい、観光による収入も多かったであろうタイ国にとって、大打撃だ。こんな目に遭わされてしまった人々は、もう二度とタイには行きたくないと思うだろうし、ニュースで見聞きした人たちも、とりあえず今度のクリスマス年末年始休暇にタイ、という選択はしないように思う。
それにしても、何ら手を打てない政府。困ったものだ。
王様のお出ましはまだなのだろうか。
と、そんなようなことを考えているところに、ムンバイでのテロ。
こちらはイスラム教徒による犯行だそうだが、まだ詳細はわかっていない。
巻き込まれて亡くなられた、邦人1名を含む多くの方々には、これほど理不尽で無念なことはないだろう。言葉がない。
テロとの戦いをしているインドを全面的に支持する、というようなことを首相がインタビューに答えて述べていた。
テロとの戦いに勝つ、ということも、そりゃ負けるよりは勝つほうがいいのだけれど、そもそも、ある種の人々がテロしかないと思い実行するようなことのない世界を、どうにか一日も早く実現できないものかと、思うばかりだ。
さて。
明日から今年最後の通常開国。
明日は雨の確率が高そうですが、土日は晴れそうです。
ではまた
サロン作った
官房長官のブログで触れたサロンですが、一般的に東南アジアで人々が着ているのは、綿のバティック系が多いのですね。暑い国だから薄手のもので、洗ってすぐ乾くものがいいから、でしょう。
私が持っているのもまさにインドネシアのバティックが多いのですが、日本の夏以外のシーズンはさすがにそれでは寒いです。
で、作ってみました。
手織り木綿と、手織り麻であわせてみました。
着てみると、こんなです。
筒状のものをすとんとかぶって、余った部分を畳んで巻きつけているだけです。
アジア諸国ではこのままくるくると巻き込んで止めてしまいますが、布が厚めだと腰周りがぼってりしますので、タイパンツ風に紐をつけました。
畳んでいる部分がわかる角度から。
もうちょっと気を使って畳むと、裾がきれいになるんですけど、適当に着てしまいました・・・・・・。
自分で半日ほど着ていてチェックしたのですが、ひとつ気がついたことが。
自分の所作が、変わります。
着物を着たときほどではありませんが。
薄い木綿のバティックサロンのときは、そんなことは感じないので、布の厚み、重さというものも関係するのだろうと思います。
午前10時のデッキ。
積雪は5cmほどでした。
すっきり晴れれば解けるのに、あまり晴れません。
ではまた
午後から雪になりました
最初はばさばさ、その後ははらはら、降っております。
だいぶ小止みになってきましたが、このまま夜じゅう降ったりすると大変なことになりそうです。
まだ11月なんですよね・・・・・・
早いわ。
こんな天気なので早めに店を閉めました。
昨日の芥川賞受賞作でがっかりしましたが、気を取り直して『禁断のパンダ』というミステリーを読みました。おもしろかった。ちょっと気持ち悪かったですが(題材が)。
このミス大賞受賞作。
選考委員の選評もこればっかり言い尽くされてますが、ともかく、料理の描写力がものすごいです。ともかくすごい。たかが食べ物(失礼っす)をここまで言葉を尽くして表現できるのかと。作者はシェフの経歴をお持ちの方ですが、作ることとそれを表現することは別モノですものね。
何人か死ぬ話にしては陰惨さがない、ってところも不思議な味でした。
ではまた
芥川賞受賞作 『時の滲む朝』
『時の滲む朝』 楊逸(ヤン・イー)
中国人が日本語で書いた小説、ということで話題になった作品。北京オリンピックというどんぴしゃタイミングもあり、版元文春ということもあり(言い過ぎか)、芥川賞を受賞した。
天安門事件が題材になっているという評判だったので、ロクヨン後19年を経て、中国人があの事件をどのように書いたのだろうかと興味を持って読み始めた。単行本の表紙も天安門広場で、すっごくあざとい(笑)
で、感想ですが。
よくない。
天安門事件は、私が旅を始めた直後に起きた、世界を震撼させた国家による民主化運動の武力弾圧でした。
事件の4ヵ月後に北京に行き、どうしても行きたくて天安門広場に向かい、自転車リヤカーでなら入れると言われてうかうかと乗り、ゴールの前門で警備の解放軍兵士に取り囲まれて銃つきつけられて歩道に連行されて安全装置をはずされたことのある私にとって、あの事件は未だに生々しい。北京がどう変わろうと、オリンピックが成功しようと、天安門広場に立つ人は、知っておくべきだと思う。ここで戦車が人々を殺したんだ、ということを。昔の話ではなく、つい20年ほど前に。
などと思っている私にとっては、この小説は、小道具として天安門事件を使ったにすぎない、ような気にさえさせられました。様々な意味で制約はあるだろうし、母語ではないわけですから、その分は差し引くとしても、でもやっぱり、ダメ・・・・・・。
全てがさらっと書かれていて、天安門も同じ扱いでさらっと。さらっと民主化運動に傾倒し、さらっと挫折し、さらっと日本に来て、その後の生活に至る、的な。まったく共感できず、何も伝わらない。
天安門事件も民主化運動もその挫折も、何一つ真正面からは書かれていない。これが最大の不満点。
下手でもいいし、日本語が少々おかしくてもいいのだけど、どこか一箇所でも納得させてくれる部分、ここだけは絶対に譲れない、何が何でもこれだけは受け取りやがれ! というような全力込めた部分がないと。別に熱い文章ということではなく、淡々なら淡々なりに。この人の受賞を押した人々には、それがあった、受け取れた、のだろうか。
ラストが・・・・・・。
いや、言うまい・・・・・・。
まとめ
『されどわれらが日々』の劣化版。
外国人による日本語小説のコンテストなら、最優秀賞受賞に何ら文句なし。
期待した分、辛めになりました。
★★ ふたつ
リービ英雄さん(アメリカ国籍・母語ではない日本語で創作している)はあらためてすごいと思った
ただし。
別に天安門事件にこだわらなければ、最初から最後まで、特別に腹が立つこともなく、破綻しているわけでもなく、無茶苦茶うざくもなく、読める作品ではあります。淡々としていてこれはこれでいい感じ、と思う人もあるでしょう。ただし、レベルとしては、同人誌、自費出版コースのレベルに思えますが、どうでしょう。
強風びゅんびゅん
朝はそうでもなかったのに、昼ごろから風が強くなり、洗濯物満載の物干し台がデッキから玄関まで吹っ飛ばされてしまいました・・・。すごい風です。
日差しがあれば室内は暖かく感じますが、外に出ると体感気温は低い低い。
はぁ・・・・・・、冬ですなぁ。
明日から三連休。
これが最後の軽井沢来訪という別荘族の皆さまも多いのではないかと。
そろそろ水抜き、必要ですものね。
因みに追分周辺、積雪はありません。
明日の最低気温予報はたしか氷点下3度。
よく晴れるようです、今日のように風が強くなければいいですね。
ではまた
来軽される皆様、どうぞ道中お気をつけて
夜の間に
所用で朝早く出かけたのですが、ひえっ、雪が積もってました。
いつの間に・・・・・・?
って、夜の間に決まってるけど。
昨日、急いでスタッドレスに交換しておいてよかったです。こんな程度の雪でも、溶けて凍れば立派なツルピカ道路の出来上がりですからね。
午前中は晴れたようで雪も解けました。夕方は曇って寒かったです。
明日も最低気温はマイナス5度の予報です。
寒いですよー。
ではまた
初雪降りました
久々に佐久へ。強風の中、時折よれながらのドライブ。美容院では若い美容師さんと風談義、今朝の寒さ談義。なんとその美容師さんが朝、車に乗ろうとしたら、ドアが凍っていて開かなかったんだそうだ。「マジびびっちゃいましたー」とか言ってた・・・。ウィッシュ! とかやらないだけまだいいか。ま、ともかく、「やだやだ、長くて寒い冬が始まっちゃったねぇ」とうなづきあう。
ホームセンターやジャスコやヤマダ電機(ポイントカードの有効期限が切れていることに気づき落ち込む)などを回り、さて帰ろうと北に向けて車を走らせていると、浅間山の中腹あたりまでどんよりと雲に覆われ、ところどころに見える隙間からは、白くなった山肌が見える・・・・・・。やばい、これは今日、降ってるかも。
と思いつつ、佐久から御代田を抜けて浅間サンライン入り口まで来たら、まさにわが家のあたりまで雲が覆っているではないですか。
で、その雲の中に突っ込むようにして自宅に帰り着くと、待っていたかのように雪が降り出しました。
今日の雪。野沢菜に降り積む。
すぐに解けましたが、県の北部ではもう根雪になりそうな雪っぷりでした。
今日の最低気温は氷点下4度。
でも明日は氷点下7度だそうで。
あの美容師さんの車は、明日の朝も凍るのでしょう。
ではまた
ツルリンドウ、落ち葉掃き
今日は管理している別荘の落ち葉掃除に行ってきました。朝は比較的穏やかな晴天でしたが、追分から別荘のある軽井沢に着くと曇っていて寒かったです。追分も軽井沢町ですが、軽井沢町軽井沢の人に言わせると、「あんなトコ軽井沢じゃねぇ」そうで・・・(笑)。23区内に暮らす都民が青梅市とかもっと先の村などを「えっ、ここも東京なのっ?」と思う、それに近いものがありそうです。
見えますか?
赤い実がいくつかついてますよね。これがツルリンドウです。ちょうどもみじの木の根元にあって、感じよかったです。食べられるわけではありませんけどね(たぶん)
その別荘には天を突くようなホウの大木があって、その葉がばっさばっさと落ちるわけです。お隣の別荘の敷地にも落ちていくので前から気になっていました。今日行ってみると、こんな状況に・・・。全部落ちきっていたので、グッドタイミングでした。
例年は春1回の清掃ですませていたのですが、一冬越して雪の下敷きになっていた葉っぱを、春になって掃除するのってかなり大変なんですよね。取れないんです。草にはからみつくし。
それで、今年は一つ手間をかけて、秋に一度、上っ面だけでもやっちゃおうということで急遽、敢行しました。よく乾いていたので、ホウもモミジもよく飛んでくれて、半日の作業で敷地の半分くらいはできました。残り半分はどのみちややこしい(草が生えてたり林になってたり)するので、来春に回しました。
エンジン式の出力の高いブロワーが欲しい・・・・・・。
でも、管理している別荘はこちら1軒だけなので、コストパフォーマンスを考えると躊躇します。それでも身体が楽ならその方がいいかなぁと思ったり。
「お宅は不動産屋さん? 植木屋さん?」
と、作業していると通りがかりの人に聞かれたりもするのですが、いえいえ、うちは布屋です(笑)。
管理別荘といっても、もともとうちのお客様。よい関係が築けていたので、引き受けさせてもらっています。
ふと考えると何かかっこよくありません?
1軒だけ・・・・・・
専属秘書みたい(ぜんぜん違いますね・笑)
浅間山のてっぺんは、解け残りの雪がまだらになっていました。
明日の最低気温は氷点下6度、最高気温は5度の予報です。
奥様、来ましたわよ。
不凍栓はお締めになりまして?
ではまた