おやまあ。
また何日か放置してしまいました。自分ではそんなつもりはないのですが。
ダニの毒が脳まで回りました・・・・・・
腫れがとうとう肘に到達し、痒みと、見た目のグロテスクさで何もかも萎える日々。
先日友人が教えてくれた、「近所に出来た新しいクリニックに皮膚科が」情報は、皮膚は皮膚でも「美容皮膚科」で、そんなところに行ったら何されて何薦められてどんだけふんだくられるかわかりません(いや、相手はインド商人じゃないか)。
で、今日は母親の病院に行くので、途中どこかにないかと検索し、隣の県で何とか見つけ出しました。で、そこでの会話。
「あー、かぶれですね」
「いや先生、ダニです、ダニに刺されたのが最初で」
「でも今はかぶれですね」
「は・・・?」
「何かつけましたか?」
「えー、刺されたすぐはウナとか。それから水ぶくれになってきたので消毒薬とか。どんどん広がったのでステロイド入りの軟膏も何度か。さらに広がったので赤チンとか。それから3日ほど前にはドクダミもつけました・・・」
「うーん、消毒薬かもしれませんね、他のものはみな、こうなり始めてからつけたんですね?」
「そんな気がします」
「消毒薬は?」
「たしかマキロン」
「ああ、あれはかぶれる人が結構いるんです」
「え、消毒薬で・・・・・・?」
「しかし先生、これはダニのアレルギーじゃないんですか?」
「アレルギーならこんなにはなりません」
「むぅ・・・、刺された直後はこんな感じ(左腕のたまたま刺されて2日目のポチを見せる)、数日経つとこんな感じになり(ズボンを脱いで右太ももの拡大しつつあるやつを見せ)、これがさらに成長してこうなるんです(右腕の悲惨な現場を指差す)」
「これと(右腕)これは(右太もも)、ぜんぜん違いますから。これはかぶれ、こっちは虫刺され」
「むぅ・・・(納得いかねぇ、だってこれが成長したらこうなっちゃうんだもん)」
「先生、これはトビヒとは違うんでしょうか?」
「ここから広がっていくのがトビヒですからね、今はまだ」
「はぁ、そうですか(納得いかねぇ、だって最初は米粒みたいなものからこんな前腕半分くらいまで広がったんじゃん、それってトビヒじゃないの?)」
なんか禅問答みたいでした。
結局、よくわからない(笑)。消毒薬かぶれ、なんでしょうか。違うような気がするんだけどな。
塗り薬と飲み薬ともらってきましたが、今のところ、まるっきり効かない・・・。
あ、いきなりズボン脱いだりして大胆な人、と思われるかもしれませんが(これだからオバサンはさ・・・的な・笑)、女医さんだったんですよ。
治りますように。
ではまた
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投稿者: yamane
病院がない
うーん・・・・・・。
ダニに刺されたほんのぽちっという赤い点から始まった今回の水ぶくれ騒動、すでに前腕の六分の一は侵されてしまいました。とほほほ。
広がるというのが、最悪。
痒いというのが、最低。
おまけに痛いし腫れてもいる。
我慢も限界。
で、どこぞの病院(もちろん医院でもいいのだが)に行こうと検索してみると。
軽井沢病院の皮膚科は木曜日オンリー。
御代田中央記念病院の皮膚科は廃止されたらしく、もしかすると「総合診療科」なる「全部一緒に診ちゃいましょ」的な科で診てくれるのかもしれないが、いささか不安。というか、塗り薬出されるだけとかだったら、行く必要がないような気がする。
浅間総合病院は・・・、あるにはあるが、あんな遠くの混んでる病院まで、たかが「とびひ」、たかが「ダニに刺された」くらいで行きたくはない。
ああ、首都圏なら、皮膚科なんて掃いて捨てるほどあるのにな。
こんな時には、地方の医療崩壊って本当なのね・・・、と思い知らされる。
夜、テレビでルアンパバーンを見ました。ラオスの北部にある世界遺産の街。去年行きました。1995年に多分最初に行って、次が去年だから2007年。街は激変していて驚いたのだけど、それでもチェンマイなどに比べればまだのどかな街でした。
予定では、今ごろはこの街にいてもおかしくはなかったのですが、今季の東南アジア仕入れ行は無期延期にしました。親は入院中だし、犬は要介護度5の完全寝たきりです。
寝たきりになったのはもちろんテツ。ウメは相変わらず絶好調です。
それにしても、最後の最後まで起きて歩いた雑種犬マリから考えると、テツは本当に彼らしいというかね・・・。なんというか、最後にたっぷり世話かけて甘えて、それから・・・、って考えてるんだろうな。考えてやっているわけではないでしょうが、遺伝子がそうさせてるのか。
今日の軽井沢は28.5度まで上がり、真夏のようでした。明日も晴れそうです。ではまた
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『メタボラ』とか
数日空けてしまいました。身内に病人がいたり、犬が要介護になってみたり、夫婦間で戦が勃発したり(一勝一敗で痛み分け終戦)、ダニに刺されてその後とびひ(普通オトナは感染しないらしいんですよね、私は子どもってことか)になってリンパ液垂れ流し状態の包帯腕になってたり・・・・・・。避暑地で長閑に暮らしているだけと思われている私ではありますが、そしてそれはほとんど事実であるのですが、ま、それだけじゃないってことよ(笑)
だって、人間だもんね・・・。
で、現実に背を向けてものすごい勢いで読書をしております。
帰国後、2週間で10冊というペースをほとんど崩さずに本は読んでいて、しかしあまりに読みすぎなので感想も記さずに来てしまい、自分が何を読んでいたのかもはや覚えてもいないのでありますが、それにしてもどれだけ暇なのか、私は。仕事しろ。
今週はまず桐野夏生の『メタボラ』。よかった。マル。
『柔らかな頬』、『グロテスク』をタイで読んでダークな気分になっていたのですが、これはいいんじゃないでしょうか。楽しかった。もちろん、楽しい本じゃないけどね、桐野さんですから。
それから池澤夏樹の『星に降る雪/修道院』という短編が2編入ったもの。この人は私、ちゃんと読んだのは初めてかな。芥川賞を取ったときに読んでいるかもしれないけど、他には記憶がありません。で、これですが、ええ、マル。文章が美しい。エンターテイメントではないので好みは分かれると思いますが。
それから角田光代の『しあわせのねだん』を読んで、今は貴志祐介『新世界より』を読んでます。先週は船戸与一やら谷甲州やらの長編を読み漁っていました。次に狙っているのは高村薫の『新リア王』とか、船戸与一の『砂のクロニクル』あたりです。しかし、この『砂の~』は三段組なんですよね・・・。いくらなんでも三段組って、読みづらそうだな。
そんなことより、だから、仕事しろってば。
ええ、店のほうは変わりなく営業しているので、ご心配なくどうぞお出かけください。
明日は晴れて暑くなりそうです。ほんとにもう梅雨明けしちゃうんでしょうか?
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サイト作りなど
一日雨が降った軽井沢。夕方ちょっとやみましたので、犬の散歩をしました。それで上がるかと思ったら、夜になってまた本降りに。今は収まっているようです。
ずっともやもやしていて、ホームページの作り変えも頓挫していたのですが、今日は少し作業をしてみました。
実際に作業をしてみて気づくこともいろいろあり、手を動かして初めて決められることもあり。
そんなこんなで、新しいホームページの土台やら、移動後の古いページの行き先やら、今現在動かしているブログの行き先やら、いろいろと決めていきました。
多分、新しくドメインを取って、それから動かすことになるので、実際にえいやっと移動するのはまだ少し先です。キリよく夏休みの始まる日でもいいのですけどね、そうするかも、です。
最初はうちのホームページをオンラインショップにしてしまおう、というところからスタートしたのでしたよね。いつの間にか店の名前を変えることになり、営業形態も変わることになり。
自分でも整理しきれない部分がたくさんあって、まだモヤモヤしてますが、もう夏ですからね。とにかく何とかしなくちゃね。
そうだ、とにかく何とかしろ。
とにかく次の街へ行く切符を手に入れろ!
昨日は植物をずいぶん動かしたので、今日の雨はありがたかった。明日は曇りの予報です。ここから何日かは比較的お天気よさそうですね。ではまた
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最後から2番目?のオーダーパズル
今日は日中日差しもあった軽井沢です。朝はストーブを焚きましたが(私の体調が悪く・・・)、日中は半そででいられるほどでした。
白木のパズル。
ご存知ない方もあるかもしれませんが、夫は木工作家です。職人のくせに腕を振るわないことにかけてはもう・・・、妻としても言葉がありません。私が作品を書かないのも若干似たようなものですが、しかし年季とかプロ度とか、そういうものがまったく違いますからねー。
左上の部分にはお名前が入っているのですが、伏せさせていただきました。
厚さ4センチ。
目はただ描いてあるのではなく、別のパーツを埋め込んでいます。
これから作るものがおそらく最後のパズルになりそうです。もうこの仕事は十分やりました、ということらしい・・・。
白うつぎ。
ヤマボウシ。それにしても不思議な木だ。
たわわに実っているブルーベリー。収穫はまだだいぶ先です
あずきの発芽。今ごろで本当にいいのだろうか・・・
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がんばれ!
それなりに実がついたのに、ほとんどは気づかれもせずに落ちてゆき、結局残ったのは3個というあんずです。近くを通るたびに、ちゃんと3個あるか確認するのが習慣に。
今日は曇り時々晴れという天気でした。畑の草削りをしたり、雨に叩かれているので株のまわりにバークを足したり。ガーデンではバラがだいぶ咲いてきました。枝先が重くて垂れてしまうので誘引したり、黒点病の葉を取り除いたり。なんとなく降りだしそうな空に見えたので、ゲラニウムを動かしたりしました。あまりにも伸びすぎたゲラニウムは切り戻して、一部は撤去。子株がたくさんあるので、いいのです。
グラウンドカバーには重宝する詐欺後家、いえいえサギゴケですが(自分で変換してびっくり)、これも増えすぎると始末に終えない植物です。地面を完全に緑一色にしてしまうので、他の植物が映えない! そこで店すもも下のサギゴケをある程度取ることにして、その作業を途中まで。毎年同じことをしているような気がします。「ある程度」じゃなくて「完全に」取らないと、繰り返しになってしまうかも。そろそろ完全に取りますかね。
何年か前に決めた、バラとゲラニウムを中心にした宿根草主体の庭、に徐々に近づいているようで、はい、作業も年々楽になっていくはずです。
ミヤマオダマキ
チャイナローズ、正式な名前は??
種から育てたゲラニウム・タランスバイカリクム。青い花でうれしかった
こちらは購入した苗、ゲラニウム・ジョンソンズブルー
ゲラニウムと同じ「ふうろ」属、アサマフウロの元気な株。花はまだずっと先です
バラ、ビンゴの蕾。見るたび思うのですが、君は咲く前がいちばん美しい
ワイルドストロベリーの白実。こんなに大きな実がつくとは! 因みに一緒に写っている赤いものは、普通のワイルドストロベリーの実です
お酢と氷砂糖で漬けた青梅。実のなる梅の木が欲しいー
明日は終日雨の予報、今日植え替えたものには最高の天気です。
しかし最高気温は15度・・・。またストーブ焚きそう。
ではまた
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梅を買う
わが家の庭にも梅の木は2本あります。1本は花ウメ、もう1本は実ウメなんだけど、とんだ根性なしでまったく実りません(笑)。別の梅の木に挿げ替えようかという衝動にかられますが、自分の木じゃないので我慢、我慢。
先週、病院泊まりの明けに買ってくる予定が、ぼーっとしていて忘れてしまい、今日は忘れないよう行きがけに安中の直売所で買いました。真っ青な地元品種2キロと、若干熟し始めた南高梅1キロ、計3キロ。梅干と梅サワーを作るつもりです。
母親を見舞ったら、「何も食べたくない」と、激やせ状態・・・・・・。スーパーに行って、食べられそうなものとか、ごはんの味をごまかす副食品類を買い込みました。「梅酒の梅が食べたい・・・・・・」とのリクエスト。次回ですな。
何しろ、寝ているしかない日々のわけで、そりゃ食欲も落ちますよね。起き上がることが許されないって、相当しんどいと思います。がんばってもらうしかないのですが。私には無理かも、と思ってしまいました。
相変わらずいろいろな意味で落ち着かない今日この頃。
岐路こそまさに愛すべし、なんですが、敬愛する高橋和巳に言わせれば。
ではまた
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10周年に向けて・その3
いろいろとご心配をおかけしているようで、すみません。
「やめるんですか」
と訪ねてきた方数名。
「やめるんですか」
とメールいただいた方数名。
すみません、あやふやでしたね、申し訳ありません。
営業そのものは続けます。布屋を辞めてしまうわけではありません。ただ、今までのように火曜定休での常時営業という形態は、この夏を最後にします。9月以降は金曜~日曜のほぼ週末営業にして、扱う品目も今まであまりにも幅がありすぎたので、もっと絞り込んでいこうと考えています。
それと、店名は変えると思います。なんで? と思われる方、ウチの店名でググってみてくださいな、そこに答えがあります。
大筋のところで、大きな転換点に立っている気がするこの頃です。長江にもあるんですよね、大屈曲点と呼ばれる場所が(どうでもいいか)。
その大屈曲点あるいは三江奔流のあたりの崖の高みから、渦巻いて流れる川を見下ろしながら、立ってる気分です。向こう岸に渡るのは、リス族の1本ロープ。行きますか、引き返しますか、どっち? って・・・。なに書いてるんだろう。
ホームページも変える予定ですし、このブログの位置も変える予定ですし、えー、それからそれから・・・・・・。やることたくさんありすぎて、うまくまとまりません。もうじき夏だというのに、今ごろこんなことで大騒ぎしている私たちって、やっぱりずれてますな。
ではまた。
とりあえず店としては存続する、というお知らせでした。
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雨の日曜日
お久しぶりです。
今日の軽井沢は昨夜からの雨が続き、肌寒いを通り越して寒い! です。もう6月も後半に入ってきているのに・・・。
先週は火曜日から病院暮らしでした。手術は予定通り成功し、術後の経過も今のところ順調です。不寝番が傍にいるせいか、せんもう もほとんど起きず。
ただし、3日目深夜からしきりに肋骨が痛いと言うようになり、ドクターに聞くと、「ああ、折れたんでしょう、よくあることで!」 なんだそうです。とほほ(笑)
いやぁもう、なんなんだろ。
術後2日は「術後室」というところに、同日手術の2人と一緒に入っていて、3日目にはもう病室に戻りました。こちらは4人部屋。全員自力歩行はできない人ばかりです。手術後か、手術待ちか、そんなところでしょうね。
仮眠用のベッドを貸して貰ったのですが、これがちょっと腰掛けただけで轟音がする・・・。金属のパイプにビニールを貼り付けて、その張力の上に寝るって感じなので。あまりの音に使用がためらわれ・・・。結局椅子に座ってたり、ほんのちょっとだけ横になったり、の繰り返しで、まぁ当たり前ですが、ほとんど寝ませんでしたねぇ。寝てたら役に立たないですしね。
そういえば、私が子どもの頃はまだ、病院には「付添婦」という職業の人々が半ば住み着いてましたっけね。あの職業が廃止され、あの人々は家政婦さんなどに移行していったのかなぁ。いい人に当たるといいけれど、そうじゃないと悲惨だ、というようなことを大人たちが話していました。
話は飛びますが、昨夜だったか(すいません記憶が・・・)、聖火がラサを走ったというニュースをちらっと見ました。
もうさ、こうなることはわかってたし、中国としてはこうするしかないわけで、それを止めることなんかできないわけなんだけど、やっぱりポタラの下を走る聖火と、その歓迎の意味合いを込めて踊らなきゃいけない人々を映像で見ると、すさまじい脱力感というか、無力感というか、そういうものを感じますね。
中国人民解放軍がチベットに入っていく過程で、大量のプロパガンダ写真が撮影されていったのだけど、毛沢東の巨大な肖像画を押し立てた解放軍を「解放してもらった」住民たちが歓喜に打ち震えて迎える写真もたくさんあります。それは強制されてそうなったのか、あるいは、一時的には懐柔されていた時期もその地域毎にあるのでしょうから(中国も最初から攻め入ったところと、懐柔政策から入ったエリアがあるようです)、そういう時期の写真なのか。そのへんは私も専門家じゃないからはっきりとは言えないのですが。
2000年にチベットの東側、この間の地震のちょっと西のエリアをバスで何日も回ったとき、たまたまテレビ付きのバスに乗って、ミュージックビデオのようなものを見せられました。それはチベットの民族服で着飾った人々が緑の草原で歌い踊るものだったのだけど、隣に座っていた若い坊さんが、「あれは違うんだよ!」と、私に言うのです。「あれはチベット人じゃない、漢族がチベット人の格好をしているんだ、チベット人はあんなふうには踊らないしあんな歌だってチベットの歌じゃないんだよ、違うんだ、違うんだ!」
周囲には漢族の乗客も多かったから、声を殺すように、しかし激情にかられて、坊さんはそう語り続けました。彼はマニカンコとガンズーの間の何もない場所で、1人ぽつんと降りていきました。その近くにきっと僧院があったのでしょうね。頼んでついていっちゃえばよかったな。
なんか、そんなことを思い出しました。
また話は飛びますが、ヒマラヤハウスとしての看板はこの夏で下ろすと思いますが、閉店セールは行いません!(笑) ということはつまり。はい、そういうことで。
ではまた
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バラが咲いた
季節はめぐり、花は咲く。
これはマチルダ、だったかな?
いいの、名前なんてどうでも。
(よくないですか・・・?)
ウチの店の名前はちょっと長めなので、親しい人や近所の人などは縮めて「ヒマラヤさん」と呼んでくれていました。その名前にはもちろん愛着もあるし、できれば変えずにいきたいと思ってきたのですけどね。
このへんの話はうまく丸く書けないなぁ。また落ち着いたら、どこかで書くこともあるかもしれません。
さてさて。気がつけば6月も半ばを過ぎました。タイ行きはどうなるでしょうか・・・。まだなんとも言えません。
母親の病院に泊まりになるので、明日から数日、更新止まります。
ではまたです。
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