どこのお宅でも近いと思うが、固定電話にかかって来るのは殆どがセールス、迷惑電話だ。今日も変な電話がかかってきた。
「〇〇〇〇さんですか(店名)」
「はぁ」
「本日ご来場者様はいらっしゃいますか?」
(ご来場者って何やねん、どういう質問だよ)
「いませんけど」
「お戻りは?」(は? 戻りって何? え、担当者とか訊きたかったの?)
「わからないですけど、ご用件は?」
「蛍光灯の補償について……」
「は???? 蛍光灯???? 蛍光灯が何?」
「蛍光灯の製造が終了する関係で補償がうにゃむにゃうにゃむにゃ」
「はぁ…………、何だかよくわからんけどうちはいいですわ ガチャ」
詐欺とか騙しの匂いがプンプンする。
ちょっと前はヤフーを開くと「火災保険が平均100万下りる!」的な広告がやたらと入っていたり、テレビで「B型肝炎でお金がもらえる」だの「カードからお金が戻るかも」とか、そういうのをやってるけど似たようなもんだろう。
鬱陶しいことこの上ない。固定電話は全て留守電に回してしまおうと思った。
今日は午前中に昨日アイロンをかけて準備しておいた生地の撮影。
それから返却期日を1日過ぎてしまった図書館に出かけ、ついでに銀行に寄って「春の税金第一弾」固定資産税を払い、買いたいものがあってホームセンターに寄ったものの残念ながらなく、帰宅。
その後、撮影した画像の整理、アップ準備、1点だけアップ。
それから畑で細ねぎの種まき(去年の種なので出るかどうかわからない)。
製作品も溜まりつつあるので1点アップ、今ここ。
本日あんず開花。
今調べたら記録的に暖かい春だった昨年のあんずの開花は4/11だった。あまり変わらないのでびっくり。こぶしは満開に近い感じになってきた。
この数日は軽井沢も気温が20℃近く、または超えたりしているので、一気に開花となった。明日からはまた例年並みに戻りそう。
*
『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』 桜木紫乃
昭和50年頃の釧路が舞台。キャバレーの下働きをしている青年と、年末年始のステージに立つためにやって来た3人が繰り広げる短いドラマ。ブルーボーイという言葉は初めて聞いたような気がする。第一印象はどうしようもない何もできそうもない3人なのに、いざ舞台が開くと変身し、いつの間にか誰もが3人の虜になっていく。実に魅力的な人々ばかりが登場し、読後感も清々しい。「俺」は最後までしょうもないんだけど、最後のそれは……、反則技だ!
☆5 もう今年上半期のナンバーワンはこれでいいです
笑って泣ける。夜の世界を書かせたら桜木紫乃の右に出る者はいないかも、と思うほどのいい小説だった。
ではまた