畑メモ

メインの畑、まだ何もまいていない所に石灰まいてみた。六つ子ちゃんでかきまわして、後は1週間ほど待ってから畝にして堆肥など入れる。
いつやったか忘れるのでメモ。
それから店前ガーデンも少し手入れした。バラの枯れ枝を切ったり。何本か枯れちゃって(やっぱ寒すぎて合わないものはある)いる。

 『愉楽』  閻連科

先日読んだものが面白かったのでもう1作読んでみた。上下二段組でものすごく長く無理かなと思ったが、途中ナナメったりしながら最後まで。
中国のド田舎にある片輪ばかりの村を舞台にした寓話。片輪という言葉は現代の日本では使ってはいけないとされているが、小説の中で使われているので敢えて。言葉が差別するんじゃなくて心が差別する。でも心が差別しているからその言葉を(恥ずかしげもなく)使うんだというのが今の先進国の考え方かなぁ。でもその言葉を使わないから差別していないということにはならない。むしろその言葉を使わないことが免罪符になっているだけということのほうが多い。言葉って難しい。
中国とはどんな国か、中国人とはどんな民族か。それが迫ってくる感じがする。
☆4 底知れない底知れない

かれこれ40年以上、私が最も興味を持っている国が中国で、35年ほど前から何度か旅行もしてその度に色んなことに驚き、色んなことを知り、怒ったり笑ったりしてきた。最近は行きたいという熱意は冷めつつあるが、今も世界でいちばん興味がある国であることに変わりはない。本当に不思議な国だ。
そんな風に特別な興味を持たない殆どの人に、中国とはどんな国に見えているのだろうか。そして中国人はどんな人々に見えているんだろう。この小説を読むと、かなりその見方が変わるような気がする。もちろんどんどん変化していっているのでもあるのだけどね。

ぼちぼち連休が近づいてきているけれど、前半はあまり好天続きとはならないような予報。ではまた