一気に満開

シダレザクラとヤマザクラが同時に満開に。
すもも「貴陽」と桃「あかつきエクセラ」も満開。
梨も咲いてきた。

 小ぶりの花が満開の「貴陽」
貴陽は中国貴州省の都。そこ原産だからこの名前なのかな?

 梨(たしか豊水)の花

 西洋梨の花が少しだけ咲いた

梨は収穫まではいかないけど花がきれいなので。

 ヤマザクラ満開

シダレより後に開花して先に散ってしまう……。

 シダレザクラ満開

青空になるのを待ったがずっと曇天で、明日は雨の予報のため本日撮影してみた。ほんとはバックが青だともっときれいなんだけど。

 キャットミント
畑の隅っこに昨年差し芽から植え付けたものが大きくなって花が咲いた♪

明日から連休。わが家は普段と変わりなくあまり出かけずに過ごす予定。
上げ始めたギアを落としている今週。しばらくローで行こうかと思う。みゆきさんの情報が何か出たらうれしいんだけど、なかなか出ないみたいで(^^;

知床での大きな事故。痛ましい。
ウトロという町は2020年9月または10月に行ったことがあるけど、三半規管が弱く中小型船には乗れない私には観光船という選択肢はなかったからまったく情報も見なかったし町の中も歩かなかった。たしか連休で人出も多かった。そのまま羅臼まで行って港の近くでご飯を食べて、同席した酔っぱらった漁師さんに船に乗って来ちゃったアシカの写真とか見せてもらったんだった。
社長の会見というのも昨日少しテレビで見たが、何にせよこういう時には素の自分が出てしまう、人間力が試されてしまうんだな、と思った。会見でというよりはそこに至るまでの数日間に、既にそれは試されダメだとわかってしまっている、その先での会見だからほぼ無意味というか……。
58歳の人だという。私と同学年か1つ上か。

それとは関係ないけれども昨日図書館で借りる本を選び終わり、全集の棚の前で椅子に座って背表紙をぼんやり眺めていた。読んでいない作家や作品が星の数ほどあり、将来リタイアして暇になっても困らないなと思った。開高健の全集の最終冊を手に取ってぱらっとめくると、葬儀のことが書いてあった。開高は58歳で世を去っている。亡くなる前年(だったと思う)にはモンゴルに1か月ほどの釣り旅行に行っていたそうだ。それが昭和が終わる前後の話で、つまり私が旅を始めた頃と同時期ということになる。
最後の方の開高を、当時の私はあまり評価していなかった。彼が鬱だということは知っていなかったように思う。釣りで遊んでないでもっと正面切って書いてほしいと思っていた。今はそういうふうには思っていない。綱渡りをしながらそれでも書いていたのだと知っているから。
高橋和巳は40歳で世を去った。これはいかになんでも早すぎる、と若かった私も思ったが、開高の時はそんなに早すぎるとは思わなかったような気がする。でも自分がほぼ同じ年になってみると、早いなぁ、としみじみと思う。
ちょうど月曜日に定期検査があり、『花終る闇』をぱらぱらと読んでいた。この本はどこを開いてどこから読み始めても読めるので、通院本になって久しい。何度読んだかわからない。『耳の物語1&2』と共に専らこればかり読んでいる。稀有な作家だったが、彼の近くにいた人は穏やかな人生を送るということとは遠かった、ように思う。
いつか機会があったら開高健の全集は手に入れたいと思っている。

ではまた