小鳥の嫁入り

溺愛していた小鳥のカンタショールが、本日もらわれていきました。

この10年くらいの間に何度も見に来てくださり、その度にいつか縁があったらわが家に迎えたいと言ってくださっていた方のところに。
よかったです。
カンタは特に、できれば知っている方、よい方のところにもらわれて行ってほしいと常々思っています。
作った人の手のかけかた、かかりかたが、ほかとはちょっと比較できないほどなので、だと思います。今日もしみじみとこのカンタを見ながら、お金に換算できないものがある、なんてことを軽々しく言ってはいけないな、と思ったことでした。どれほどの時間を費やしたらこれができるんだろう。その長大な時間を支え続けるものとは、いったい何なのか。


何だかわからないでしょうが・・・。わからんように撮った。
畳1枚よりも大きいサイズの絹地をびっしりと覆い尽くす小鳥と葉っぱ。
今はインド食傷気味ですが、またいつか、このカンタの村を訪ねてみたいです。その時にはきっとインドの物価はさらに上昇しており、私は生涯手放さない自分のためのカンタを探すのだろうと思います。


これはぜんぜん別の地域のミラーワーク&刺繍もの。売り物ではなく布をお見せする時などに敷いて使っています。

 

小鳥が嫁入って寂しいので(笑)、野鳥用のひまわりの種をネットで注文しました。最近けっこう催促に来ています。いろんな鳥が順繰りに。
お前行けよ、いやお前行けよ!
とかやってんのかな。
催促しとかないとあの人ずーっと買わないよ!
なんて言われてそうです。

ではまた

地下街迷走

昨日は仕事を早く切り上げて、4時前の新幹線で東京へ。
あの方のコンサートです。

その前に、八重洲の地下街にある外貨両替所に行って、不良債権と化しているT/Cを換金しようとしたのですが、迷いました。
東京駅の地下から八重洲の地下につながってるだろうと思ってあるき回ったのだけど、結局行き着かず、いったん東京駅に戻って、地上から再度八重洲の地下街に入ってなんとか。
たぶんつながってるとは思うんだけど、そのルートがわからなくて。
往生しました。
で、たどりついた両替所では、ドル→円のレートが104円台と表示されていて、「??? たしか今日の円ドルは112円台後半だったはず」と思い、換金をやめました。レート悪すぎじゃないですかね? こんなんで替える外国人絶対いないだろうと思うけど。外国人はターゲットじゃないのかな、あくまで日本人が外貨を買う所なのかな?

会場は有楽町が最寄りですが、また駅に戻って1つだけ乗るのも面倒なので、そのまま地上に出て銀座ぶらぶらをしながら向かいました。
銀座、中国語が飛び交うことにはもう慣れましたが、思ったよりも人が少ない印象でした。平日の6時過ぎだとこんなもんなのかな・・・。

叔母は杖も介助者もなく歩いて舞台を出入りしていて、元気そうで安心。
でも開演が少し遅れ、途中20分もの休憩があり、それも30分近くに延長になり、あ、やばいと思いつつ聴いていたのですが、アンコールが始まりそうな段階で8時53分。
手回しよく9時28分発のケットを取っちゃってて、しかも受け取る時に「キャンセルできませんから!」と念押しされてたので、うーんこれはまずい・・・。
隣の兄貴(鉄くん)に「ギリ何時までオーケーかな?」と訊いたら、「今すぐ出たほうがいい」と即答されたので、最後まで居ずに帰ることに。
結果、9時15分には新幹線の改札を通れたのでよかったです。有楽町まで走りましたけどね(汗)

だいたい私が手回しよくことを運ぶと、こうなる。

おばは今年米寿になり、7月にはそれを記念する大きな演奏会がありました。
よりにもよってその当日の北京経由デリー行きの飛行機を取っており、変更できないかと北京まで電話しましたが「差額12万円」と言われたのでさすがに断念したという経緯がありました。
チケットを取る時に、ちらりとは考えた。
考えたから王子ホールのスケジュールを見に行ったら、改修工事中とかで年内の公演予定は空白になってた。
安心してチケット取った。
そしたら会場イイノホールという伏兵で・・・。
奮発してスタンド付きのお花をお送りして出発したのでした。

そんなこんなで昨日出かけたのに、挨拶できずに帰るという失態!
自分のことがすこし心配になりました。

 

ではまた