やったね琴奨菊、おめでとう！
豊ノ島に負けた時はこれはアカンと思ったけど、翌日の栃煌山戦を見て、これはイケるかもと思いました。今日の豪栄道戦も、相手が調子すこぶる悪かったとはいえ、よい相撲でした。決定戦にならず、そのまま本割白星で優勝が決まって、見ている方もスッキリ、久しぶりによい場所を見た（って、中継ではほとんど見てないけど）と思いました。
日本人力士、ではなく、日本で生まれた力士の優勝は、なんとあの栃東以来で、10年以上間が開いているのだとか。その間ずーっとモンゴル勢に優勝をさらわれてきたわけですよね。他にもいるかな？　東欧勢の優勝はあったかな？　最近引退したあの人がやってそう、えぇと名前ど忘れ。膝怪我しちゃった人。
ともかくよかった。
どこの国の人でも、正々堂々闘って勝っているのだから、モンゴル勢でも誰でも応援しているし優勝すれば祝福もする。
それでも、やはり日本の国技なのだから、日本で生まれた人の優勝はひと味違う。
今日は美味しいお酒が飲めそうです。

新作など。

　　また作ったナガのヤオパンツ

　　古い中国ヤオのパンツのリメイク

　　グァバで染めて織ってもらった生地のシャツジャケット

3点ともcreemaさんからもらってた「5点新作アップノルマ」（ではなく依頼）のために、撮影して出しました。縫製自体は先週やっていたものです。こういうプッシュがあると、製作から撮影まで早いという・・・、つまりお尻叩かれるとやるという・・・。ありがとうございました担当の方。

それと、これモテ期。
　　ラオスの古いシルクで作ったかばん
2点売れて、再製作依頼が２件来てる。来てるんだけどこの生地は、１枚から３点しか取れなくて、その３点目に糸変りがあるという・・・。一部分、別の色で織られてしまっているんですよね。全体のバランスからすると、その糸変りはないほうがもちろんいい。それでもよければ作りますというお返事をしていますが、どうでしょうね。面白いと取るか。あるいは、この生地はもう二度と出ないと思えば、これもありかなぁ。難しいところです。
おそらくもう、探しても見つけることはできそうもない布の一つ。そういう布が増えていくな・・・。
ラオスの辺境を彷徨っても、きっともう、現地のバイヤーに渉猟し尽くされていると思う。それでもどこかに・・・・・・、と、わずかに思わないことはないけれど、昔と比べて世界はうんと狭くなってしまい、その「どこか」は限りなく「ない」。

チャトチャのあの人なら持ってるかもな。前に貴州省の凱里で会った華僑のタイの人。今度行ったら寄ってみようかな。

そんなこんなで、週末は縫製と撮影とアップ仕事に没頭していました。忙しいのはありがたいです本当に。
今夜また雪になりそうな予報、ではまた～