ばんば憑き 宮部みゆき
江戸もの、妖かしもの(?)。妖怪とかが出てくる短篇集。
宮部みゆきは本当にうまいなぁ、と思わされる。読ませる。読後感もよいし、読者に残るものがある。確かに作者から手渡されたと思うものがある。すごいことなんだろうなと思う。
猫にしか見えない道 が出てきた。今やっている「夜会」でちょうどそういうシーンがあった。
人だけではなく、動物もモノも妖怪になって(成仏できずに)この世に残る、人殺しの道具として使われた「木槌」の悲しいその後には、やはり今作のゼロ戦の声が思い出された。
☆4.0 今テレビでやってる「ぼんくら」の、おでこも出てきた
長期予報によると、今度の日曜日は寒波がきて、大雪になりそうだとか。
選挙はともかく、大雪は困る。
ではまた